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自分自身しか、自分を傷つけることができない

先日、お客様にちょっとショックなことを言われた。

電話があり、「あれ、どこに配達した?」と聞かれたが、それは注文されていないものだったので、「手配してないので、すぐ手配します。」と答えた。

「あー、はいはい。」と言って、会話は終わったが、電話が切れておらず、その後のお客様の声が聞こえてしまった。

「…ったく、あれもねぇ、これもねぇ。この部品交換する時には、付きもんだろうが!…」

ブツ。

これ以上聞きたくなかったので、自分から切った。

だって、注文されてないんだよ?


その後、悶々とした気持ちを抱えたまま、そのことを妻に伝えた。

慰めてくれて、ありがたかった。


その翌日、仕事中に1通のLINEが届いた。

妻からだった。

そのLINEには、こんなことが書いてあった。



誰かから言われて傷つくのは

自分がそう思っているから


自分自身しか自分を傷つける事ができない!


例えば、昨日のお客様に、

このギラギラの成金野郎めが!

と、言われてもマサは傷つかないハズ


すべてはマサの解釈で

この世界が決まっているんや!

そしてその傷ついた言葉は

マサがひっかかるワードなんや!

それは誰かに言っていた言葉ではない?


すべては応援から始まるよ


なんか、感銘を受けた。

嬉しかった。

そうか、自分を傷つけているのは、自分自身だったのか。


確かに、その部品の交換には必ず必要なものだと、僕は知っていた。

でも、気が回っておらず、ちゃんと提案できていなかった。

そう。僕は文句を言われたあの時、確かに、そう思っていた。

だから、自分を傷つけてしまったんだな。


まだ少し、そのショックを引きずっていたけれど、なんか楽になった。


その後、そのお客様のところに行って、お話をした。

注文の有無にかかわらず、僕自身が、必要な部品に気が回らなかったということを、素直にお詫びした。

お客様は全く気に掛けた様子もなく、「また頼むよ」って言ってくれた。


自分自身しか、自分を傷つける事ができない

全ては自分の解釈で、この世界が決まってる


これからも、自分の胸に置いておきたい言葉。

妻には、本当に感謝している。

ありがとう。

…普段は、なかなか言えないけどね。


※音声も、毎日配信しています。

Stand f.m.『社長にならない息子のラジオ』です!


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