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跡取りの情熱の活かし方

まず知ってほしいのは、跡取りとほかの従業員とは、温度差があるということ。

跡取りは、会社事=わが事

従業員は、会社事=会社事

なので、跡取りは何かにつけて、熱くなりやすい。

良いことだが、それが外に出た場合に、しばしばよくない結果になる。

(語気が強くなったり、怒りになったり)

特に、自分の関心事に対する、周囲の人の無関心に。

では、どうしたらいいか。


3つのステップ

①自分が周囲よりも熱くなっているということを自覚する。

②そのうえで、どうしたら、自分の望む結果になるかを考える。

③自分の熱意を伝えつつ、周囲に動いてもらえるような言葉を考えて、伝える。


一番大事なのは、『自分の望む結果』と『周囲の人が動ける』ワードをつなぐこと。

例えば、会議での決定事項が毎回守られていない状況がある場合。

ダメなパターン「なんで毎回実行されていないんですか!責任感あるんですか?次は絶対実施しないとダメです!」

最悪。

自分の望む結果は何か。決議事項が実施されればいい。

「皆さんお忙しいと思うので、決議事項の進捗管理しませんか?うっかり忘れの防止にもなりますし、みんなで情報も共有できますよ。表は、私がつくりますので。」

これでOK。


跡取りは、自分の情熱を丸出しにすると、他者を傷つける場合があるということを意識してほしい。

内に秘めつつ、穏やかに外に出していけたら、最高ですね。

※音声でも配信中です。

Stand f.m.『社長にならない息子のラジオ』 

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