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跡取りとして、挫折しそうな時は…

色々なケースがあるので、全部一緒ではないが、跡取りしてると、挫折しそうな時がある。


特に、周囲からの期待より、自身の業務スキルが劣っているとき。

周囲から「オレ、嫌われているかも?」と感じるとき。

「この仕事、あってないなー、好きじゃないなー」と思うとき。


そんな時は、気が落ちて、業務上もさらにミスが多くなったり。その気持ちに拍車がかかってしまうことも、よくある。


入社2年目位の僕もそうだった。

業務が好きになれず、スキルも追いついていないので、ミス連発。

尻ぬぐいを周囲の人にしてもらい、さらに自己嫌悪。

「この仕事あってないのかもなー」いつも頭の片隅に思っていた。


さらにそんなことが続くもんだから、しまいには、できるだけミスを隠そうという方向に志向が働き、それがたまに上手く隠せると、繰り返す。

でも、大抵後からばれて、もっと大きな迷惑をかけるという悪循環を繰り返し、周囲の信頼も徐々に失っていく。

そうすると、さらに気が落ちて、「やめたい」が強まり、毎日がつらく、挫折しかけていた。


どうやって立ち直ったか。

もうやけくそで、全てを受け入れた。

どうせ失うものがなくなっていたので、なんでもいいやと思った。

謙虚に失敗を認め、自分の力不足を受け入れて、みんなに教えを請い、謝る。

すると、逆に味方が増えた。


今思うと、プライドが邪魔していたんだと思う。

自分はできる、という自意識が強かったから。

でも、それに気づいた時が、プライドを捨てるチャンス。

楽になり、味方が増える。


むしろ、失敗や挫折は早いうちの方がいいなと思う。

遅くなればなるほど、失敗しずらくなり、信頼を回復しずらくなると思う。

僕は入社2年目というまだ日の浅いうちだったから、良かったなーと感じる。


跡取りが挫折しそうになることは、珍しいことではない。

なので、そうなっても全然OK!

だって、みんな、そうだから。


大事なのは、腐らないこと。

謙虚に失敗を受け入れて、力不足を認め、みんなに教えを請う姿勢が一番大切。

自分の人生は、自分のもの。

今の生き方を決めたのは、最終的には自分でしょ?

もし、あなたが挫折しそうな時に、何か少しでも参考になれればうれしいです。

※音声でも配信中です。

Stand f.m.『社長にならない息子のラジオ』 

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