異次元レース 人民網日本語版の中国 V.2.2


第1話 「やけのやんぱち日焼けのなすび、

  色が黒くて食いつきたいが、わたしゃ入れ歯で歯が立たぬ」

  韓国脳日本では、鄭和の大遠征に匹敵する今回の大事業に協力することはできない。政府はいつもながらくだらない法案作り、警察は自転車の一時停止違反で金を稼ぐなんていう昔からの意地汚さ、マスコミは相変わらずそれらの提灯持ち。

  日本という国家は、獅子身中の虫(内部にいて恩恵をうけながら、害をなすもの)として、客家台湾と共に中国の足を引っ張る役割を演じるだけ。

  しかし、カレーに福神漬け、牛丼に紅ショウガ、多少は足を引っ張る剽軽者がいても、中国という大場力の機関車はこれを蹴散らし・飲み込んでいくだろう。かつて天皇の軍隊と、アメリカが後押しした蒋介石軍というプロの軍隊を、農民や一般市民(人民)主体の軍隊で大陸から駆逐したくらいですから。
  現在の中国にしてみれば、田中角栄(1918~1993)のような、自主独立の気概のある真の在来種純粋日本人による「強力な日本」よりも、アメリカの小間使い程度の韓国脳日本の方がよほど御しやすい。
  今のまま「おままごと国家」でいてくれた方が「後顧の愁いなく西進できる」というもの。日本と台湾など、アメリカさえ押さえておけばどうにでもなるのですから。
  その意味では、日本・韓国・台湾とは、地理的には中国に最も近くにいながらも、政治的には外野席どころか、場外でラジオの実況中継を聞いているような存在なのです。

  私自身は、かつて西洋に侵略・侵蝕された同じアジアの一員として、今回の大遠征、西戦・聖戦を、いち観客として学び、且つ楽しませて戴きましょう。
  米ソ冷戦・マッチポンプ・スクラップアンドビルド・マスコミを使い他人の評判を落とすといった、米国脳・韓国脳的次元とは全く異なる、中国的次元(時・空・物・心の捉え方。物事を考える立場や、その着目している面)による中華料理的問題解決手法。  中国による世界を巻き込むこの異次元レースに、真に勝ち残るのは「月か水か」。

2024年5月13日
V.1.1
平栗雅人

第2話 アナログ(の心)を大切にする中国人

  日常の生活の中でアナログ的感性とリズム感をベースにしている一方、問題解決に際しては、デジタル的、明暗のはっきりとしたメリハリのある対応ができる。
  アナログ・デジタルだからノイズに強い。生きている解決手法だから、時事適々・融通無碍に対応できる柔軟さと強靱さがある。韓国脳偽日本人とは次元が違うのです。


○ 新たな輝きを放つ濮院古鎮 浙江省桐郷

人民網日本語版 2024年05月09日08:57
http://j.people.com.cn/n3/2024/0509/c94638-20166950.html


○ 年間4000万本以上の木製の櫛を生産する山東省の村

人民網日本語版 2024年05月10日10:42

http://j.people.com.cn/n3/2024/0510/c94475-20167830.html


○ 田植えをする出稼ぎ労働者専用特別列車を25年連続で運行 黒竜江省

 人民網日本語版 2024年05月08日16:45

http://j.people.com.cn/n3/2024/0508/c94475-20166684.html

  「単に、列車の本数を調整するばかりでなく、列車内で各種実用的サービスの提供をしているところが、いかにも中国人らしい。

  ◎ 車内に人材募集情報が掲示されているコーナーがあり、労働者が自分で連絡を取ることができる。

  ◎ 専門の弁護士が車内で法律教室を開き、労働法を紹介している。

  ◎ 農業技術専門家も車内で農業知識講座を行い、出稼ぎ労働者に最先端の農業生産知識を紹介している。

  金儲けのことしか考えない、意地汚い韓国脳JRでは、逆立ちしてもできないことです。」平栗雅人


第3話 アマゾン(方式)なんかぶっ飛ばせ

  多種多様な大量の商品を扱うというモノの問題ばかりでなく、そこで働く従業員たちをどうハンドリングしていくか。人的資源の活用手法に関しても、興味深い。恐らく中国のやり方はひと味もふた味も違うはず。

  中国人というのは、人間一人一人が熟れている(成熟している・人間として機能している)ので、米韓のように完全にマニュアル化し、型にはまらない人間ははじき出すという、単純で平面的なスタイルではない(法治国家としての厳格さは別。麻薬は死刑、というくらいの厳しさがあって当然なのです)。

  しかしこれから先、ハンガリーやセルビアといった東欧・欧州・白人たちに対して、一体、中国人はどんなオペレーションを駆使して彼らを使いこなすしていくのだろうか。
  使いこなす・使い倒すというよりも、中国人らしく、各人が自分の意思で積極的に、組織や会社の経営に参画して行くように仕向けるのか。
  このあたりの人的資源のハンドリング・オペレーションに関しての興味は尽きない。

  中国という国は、田植えの時期になると数万人もの女性が列車で大移動する、なんていうアナログ的問題解決能力を発揮する国。
  なんでもデジタル、カネで釣り、法律で縛る、現代の奴隷制国家(企業を超えている)ア○○○や○○グルのようなやり方とは軌を異にしているのです。

○ 中欧商貿物流合作パークを訪ねて ハンガリー・ブダペスト

人民網日本語版 2024年05月09日13:55
http://j.people.com.cn/n3/2024/0509/c94638-20167204.html

2024年5月13日
V.1.1
平栗雅人

第4話 米国式「中国さん、こっちを見て」

  女性が男性の歓心を買おうと、わざと拗ねたり、意地悪をしたりするということがありますが、それと同じです。

  意地悪する・足を引っ張ることで自分に振り向いてくれるのではないか、と期待する。

韓国人の日本人に対する態度も同じですが、その意味で米韓というのは同じ穴の狢・仲間なのでしょうか。実力で対抗できないので、中身のない小手先の技術や口汚い言葉で相手を貶めようとする。

少なくとも(第二次世界大戦当時の)アメリカとは、そんな情けない国ではなかったはずなのですが。


○ 米国がファーウェイへの半導体輸出許可取り消し 中国商務部がコメント

    人民網日本語版 2024年05月09日
    http://j.people.com.cn/n3/2024/0509/c94476-20167274.html

<引用開始>

  最近、一部のメディアにより、米国政府が一部の自国企業の華為(ファーウェイ)に対する半導体輸出のライセンスを取り消したことが伝えられた。これについて、中国商務部(省)の報道官は8日にコメントを出し、「中国は関連メディアの報道を注視している。米国は国家安全保障の概念を拡大し、経済貿易問題を政治問題化し、輸出規制措置を乱用し、特定の中国企業を標的に何度も理不尽な制裁・抑圧措置を取ってきた。中国はこれに断固反対する」と述べた。新華社が伝えた。

  また同報道官は、「米国が純粋に民生用の半導体製品の対中輸出を規制し、特定の中国企業への供給を遮断することは、典型的な経済的脅迫のやり方であり、世界貿易機関(WTO)のルールに違反するだけでなく、米国企業の利益もひどく損なうものだ。米国の行いは『中国とのデカップリングを求めない』、『中国の発展を妨害しない』との約束にひどく背くものであり、更に言えば米国の『国家安全保障を正確に定義する』との声明と反対の方向に向かうものでもある。中国は必要なあらゆる措置を取り、中国企業の正当な権益を断固守り抜く」と述べた。(編集KS)


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<引用終わり>

第5話 現在の中国を知る確かな道

  私のような文学的論説ではなく、もっと知的で論理的で科学的な中国関係の論説があります。

  遠藤誉さんという方は、理学博士でいらっしゃるだけあり、その論説は論理的で科学的。中国の良い面を述べればそれは中国の悪い面ともなる。悪い面を追求していくと、それは中国の良さ・善であることが自明となる。
  科学的・理学的日本人物事を追求するとはそういうことなのでしょう。

  理学博士らしい論理性と、きめ細かな図表を作成する女性らしさによって「小学生でもわかる」ように懇切丁寧に、難しい論を解き明かしていく。 とりわけ中国関係においては、世界的に見ても貴重な論客(筋道の立った意見を持ち堂々と論ずる人)なのではないでしょうか。


遠藤誉

 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士

 1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。中国問題グローバル研究所所長。筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。日本文藝家協会会員。
 著書に『習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!』、『習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン』、『もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」』、『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略』、『 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。2024年6月初旬に『嗤う習近平の白い牙』を出版予定。


○ 欧米が恐れる「中国製造業の津波」

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c9738200bfc4910184dca07b65cd983bd81965d7

遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
4/22(月)


○ 中国はなぜ安価なEVを生産できるのか?

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f5c79fd3deea78c0fabbfa57ea06c1a24cc92362

遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
4/25(木)

○ 米メディアが分析する中国EVリチウムイオン電池の現在地 他の国は「数十年は追いつけない」

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/851a8b951bea014bce584f4ffc7070484d744555

遠藤誉中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
4/26(金)


○ 習近平欧州歴訪、真の狙いは?

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7e4db719be2bcb82ee342e84447998ff0c96fb9a

遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
5/9(木)

○ バイデン「中東への旅」を痛烈に笑い飛ばす台湾のTV

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a3a5c0865210fe3a6da3444adc6c015c4070d133

遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士

2024年5月14日
V.2.1
平栗雅人

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