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ぼくが介護を好きなわけ…。

どうも、まさまさです。

KAIGO LEADERS のオンラインコミュニティ「SPACE」の仲間と共に、ほぼ日刊Webマガジン(かいスペマガジン)というものを作りました。
ほぼ日刊で、介護や福祉の情報を出していきたい…という感じです。

それを通して、介護や福祉で困る人が減ったり、介護や福祉のイメージが変わったり、誰かに変化が起きるきっかけになると嬉しいです。

僕が思ってるだけかもね。
更新応援してくれよな!
僕は、コミュニティ情報やSPACEの中で行われている活動の紹介、KAIGO LEADERS に関わる人にフォーカスを当てたものを書いていきたいと思います。
まさまさ連載は第3弾!

僕が介護を好きなわけ…。

介護ってどんなイメージですか?
3K(キツイ・汚い・危険)とか言われるんかな?
介護保険の第一条には…とか言うつもりはあんまりないけどさ、年齢を重ねていくと、できひんくなることとかが増えてくるんよ。

想像してみてよ。
90年とか80年とか生きてきたらどうなる?

例えば
いろんなことを新しく覚えるのが苦手になる。
何十年もつかった足が痛くて、近所のスーパーまで行けなくなる。
肺の病気になって、ちょっと動いたら「はぁはぁ」して、動く範囲がせまくなる。
脳の病気になって、体の半分が麻痺して動かなくなる。
まぁ、色々あるわけ。
そして、最期にはみんな死ぬ。

そんで、何が言いたいかというと、生きてたら何かしらの理由で介護に関わるよ!って話よ。
ピンピンコロリで死んで天国へ行ける人は全体の15%もおらんわけよ。

親が、義理の親が、兄弟が、自分が、要介護になるかもしれん。
介護を仕事にするかもしれん。
とりあえず生きてる限り自分事やと思う。

介護って生活であり、くらしに関わることなんだ。

「生活・くらし」っていうのを、ある1点で切り取ってみよう。

国際生活機能分類ってあるねんけどな。

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引用元:https://trape.jp/

生活は、この5つの要素がお互いに影響しあってますよね…って図。

散歩したら、スッキリして気持ちが明るくなったりするやろ?

そのためには、移動(活動)できたらええわけ。
歩く(活動)という活動をするの。
歩く(活動)には、足が要る(心身機能・構造)し、痛み(心身機能・構造)があったら困るやん。
歩かれへんくても、おぶってくれる友達(環境因子)がおったら移動はできるし、車椅子(環境因子)があれば移動はできる。
ちょっと膝が痛かったりして大変でもさ、家で「お腹すいた〜」っていうてくる孫(環境因子)がいて、買い物に行く(参加)っていう役割があれば、外にでるかもしれへんやん。
桜が大好き(個人因子)やったら、頑張って外に出かけようと思うかもしれへんやん。
小学生の登下校の旗振り当番(参加)という役割があれば、外に出て「おかえり〜!」って言うかも知れへんやん。

生活っていうのは、いろんな要素で成り立ってるのよ。
若くて動けたりしたら、当たり前すぎで考えへんかもしれんけど、当たり前ではなくなっていくわけよ。

その生活・くらしを自分でできる状態にしていくのが介護の仕事なのよ。
お世話することやなくて、自分でできる状態を創っていくこと=自立支援なんよ。

自立支援ってなんや?

生活・くらしを通して、自分が生きてるわ〜っていうか、精神的にも身体的にも社会的にも良好な状態(well-being)を創っていくことやないかしらね〜。

理学療法士とか介護士とか看護師とか医師とか栄養士とか薬剤師とかさ、きっと専門家たちは改善すべき点が専門家の視点から見えるかもしれないけど、大事なのは、その人にとって良好な状態を創っていくことなのよ。

だから、その人にとって「良好な状態」ってなんや?
って本人に話を聴きながら、対話をしながら、関わっていくのが介護なのよ。

その良好な状態に近づいたときに見せるその人らしさや笑顔が見られたりすると、おぉ…この仕事しててよかったなぁ〜って思う。

みんなが経験する介護やからこそ、お互いさまやから助け合っていきたいとも思う。

僕は理学療法士という国家資格をもつ専門職だけど、その人の生活が良好な状態になるための手段の1つをもっているに過ぎないから、いろんな視点をもっている仲間(他の専門職や本人や家族や、本人の友達とかもやな)と関わり合って良好な状態を目指していきたいのです!

生活を暮らしを良好な状態にする仕事だから、僕は介護がすきなのです。

ちなみに、僕が好きな自立の言葉の定義は「自立とは、依存先を増やすこと」です。(熊谷晋一郎から教わりました)

一人でがんばれじゃないよ!

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