家で過ごしたい高齢者を支援する
どーもどーも、まさまさです。
今日は、僕の仕事(理学療法士)に関することを書いていくよ。
僕が仕事についても書こうと思う理由はこれ。
✅医療・介護現場で働くものとしての気付きを残したい。
✅それを一般人に届けたい。
✅自宅で過ごす病をもったじいさま・ばあさまの役に立つこと。
✅自宅で介護をしているご家族さんの役に立つ。
✅介護保険分野で働いている各専門職にリハ職の視点をお伝えする。
くらいは、やっていきたいと思うのだよ。
じゃ、今回のテーマはいきなりDeepに行こう!
《ケアマネージャーさんのアセスメント、セラピストから見たら》
でお送りします。
いやぁ…ケアマネのアセスメントってどこまでできるといいんでしょうか?
ケアマネさんはどう思っているんでっか?
セラピストとしての考えはこんな感じかなぁ。
そもそもケアマネさんって他の資格を持ってる人も多いよな…。
ケアマネさんの保有資格は?
第1〜18回の合格者の保有資格の割合でございます。
厚労省:第18回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について
ここでは、だいたい半分を占める介護職からなったケアマネさんについて話そう。
①生活を継続する上で、どの日常生活動作ができないのか?
現在の日常生活動作を維持していくに当たって、優先的に解決しないといけない問題はなにか?
それを把握してもらえるといいのかな。
CMアセスメントで、どの動作が【☓】
つまり、できないのかってことを把握して欲しいな。
棒グラフの高さまでは把握しなくても大丈夫と思う。
今現在できないことを抽出する。
例えば、ゴミが全然出せてないとか、浴槽は使っている気配がないとか、買い物した形跡が見当たらないとか、注意深く見たり、聞いたりするとわかることも多いはず。
②手伝ってもらわないとダメなのか、それとも再度できるようになるのか?
優先順位的に人の助けを借りないと生活が成り立たないものは基本的にヘルパーさんだろう。
緊急を要さないが、動作のどの部分ができていないかを突き止めて行くにはセラピストがいいのかなと思う。
③サービス介入後のマネジメントについて
サービスを介入が始まった後もケアマネのアセスメント(マネジメントでしょうか)は続くよね。
*3-1:ヘルパーさん
ヘルパーさんに、質問せなあきまへん。
生活動作Bはどのへんまで自分でできてましたか?
どこを手伝わないといけませんでしたか?
どれくらい手伝いますか?
一人でもできそうですか?
本人のその動作に対するやる気や思いはどうですか?
と質問して欲しい。
じゃないと、お世話型介護って言ってさ、できる可能性を潰すことになって本当にできなくなるから。機会損失ってやつよ。
*3-2:セラピスト
セラピストには、こういう風に見てもらいましょう。
この図で言うと、入浴を完了させるのに、浴槽内の着座・立ち上がりができなくなっている様子。
これを補うために身体機能なのか、環境面なのか(動作練習・筋力強化、手すりの設置、浴槽内台の利用など)で自立を促すことができるかもしれないし、難しいかもしれないの判断がつくはず。
セラピストはこのような見方をするわけですから、同様に聞いてみましょう。
どのへんまで自分でできてましたか?
どこを手伝わないといけませんでしたか?
どれくらい手伝いますか?
一人でもできそうですか?
どの道具がいいですか?
本人のその動作に対するやる気や思いはどうですか? などを。
そうすれば、サービスがいつまで必要なのか、不要になる可能性があるのかなどもわかってくるから、在宅生活を継続するという目標があるならば、ケアマネのアセスメントは最低限のサービスをそろえ、そのサービスをどういう理由で使用していて、いつまで使用することになりうるのか、というところまで言語化できると良いのではないでしょうか?
最後に
初期介入は100均一で全て揃えて、必要に応じてグレードアップしたり、削ぎ落としたりするって感覚がいいと思うのよね。
サービスの量やマネジメントに失敗すると、家で生活できなくなっちゃうからさ…。
ふぅ。
こんなことを考えてみたんだけど、どうかしら?
質問や意見交換ができれば嬉しいなぁと思っていまーす!
次は何について書こうかなぁ〜。
ほな!
サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。