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【6,7月分報告】子どもが生まれたら育児と副業ライターを両立できるのか

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

◆私の実験内容について

内容:子どもが生まれたら育児と副業ライターを両立できるのか
目標:本業、育児をしながら時給3000円稼げるようになること

当初の計画では月に10万円稼げるようになることを目標にしていましたが、あまり良くない条件だと考えて修正しました。
月の稼ぎの合計額を目標にしていると、結局どれだけ時間を費やしたかで結果が決まります。
育児を完全に妻に任せっきりにすれば達成できてしまいますが、それでは両立とは言えません。
また個人的にライター業とは別に勉強したいことも出てきました。

そこで、定められた時間のなかでどれだけ効率的に稼げるかを重視し、時給の金額を目標にしています。
時給3000円という金額は、将来ライター業でフリーランスを始めた場合になんとかやっていけそうだと考えている金額です。

◆育児に関する取り組み

【6、7月の内容まとめ】
・睡眠と授乳のスケジュールが整い、夜に3時間の自由時間を確保
・ルンバの購入、料理の作り置きで家事を時短

6、7月の育児休業中に取り組んだことは以下の3つです。

①睡眠と授乳について、ジーナ式スケジュールを採用

育児をしながら副業ライターに取り組むのに一番大事なことは、子どもの睡眠のスケジュールを固定することだと考えました。
夫婦の睡眠と、私の執筆作業の時間を取るためには必要不可欠です。
そこで下記の本で推奨している方法に従ってスケジュールを立てました。

本の内容をざっくり説明すると、赤ちゃんの睡眠と授乳のタイミングを親が主体でコントロールすることで、夜中しっかり寝る子になり、親もまとまった睡眠が取れるようになります。
赤ちゃんは基本3時間おきに授乳する必要があり、成長と共にミルクの量が増え、必要な睡眠時間は短くなっていきます。
そのためスケジュールは子どもの成長に合わせて変えていく必要があり、1歳になるまでに10回ほど変更します。

我が子についての睡眠データを「ぴよログ」というアプリで記録していました。
下図の青くなっている部分が睡眠時間であり、左が生後2週後、右が生後2か月後のデータです。

初めの頃は睡眠の間隔が短く、バラバラでしたが、2カ月経つとそれなりに整ってきました。
育休が終わって仕事復帰した場合に家で作業できるのは夜です。
夜は途中でミルクの時間がありますが、約3時間は自由時間を確保できそうです。

②家事や育児の効率化のため家電や家具を購入

子どもが産まれてから購入したもののうち、一番高価なものは「ルンバ i7+」です。
定価は10万円越えですが、メルカリの中古品で6万円台で購入しています。

私自身は床の掃除なんて週に一度で十分じゃないかと思っていましたが、妻からは毎日やれと、圧力をかけられていました。
そこで、とうとう我が家にもロボット掃除機を導入することを決意したというわけです。
ルンバi7+を選んだポイントは、ベース部分にごみを貯めておくことができるため、ごみ捨ての頻度が2,3カ月に一度で済むこと。
また高度なマップ機能により、部屋の決まった部分のみ掃除させることもできます。

我が家の使い方としては、子どもが寝ている時間帯にスケジュールを設定して家中を一通り掃除させています。
手間をかけずに部屋を綺麗な状態に保てるためずいぶん助かっており、妻から掃除しろと言われることもなくなりました。
うちの子は知らない間に手の中にホコリを掴んでいたりするのですが、そういうちょっとしたゴミがあればそのへんにポイっと捨てておき、あとはルンバに掃除させれば良いので大変楽です。

他に買って役立ったものを列挙します。
・SwaddleMeのおくるみ
子どもをおくるみに包んで寝かせています。
SwaddleMeを着せた見た目はミイラのようですが、腕を完全に拘束してくれるので子どもがモロー反射で起きるのを防いでくれます。

・電気ポット
ミルク作りに使っていますが、消毒のため70℃で保温できるタイプのものを購入しました。
これまでケトルユーザーでしたが、電気ポットは必要なときにすぐお湯が出るので楽です。

・赤外線温度計
ミルクの適温調整に使っています。
自分の腕に垂らして温度を確認する方法が一般的のようですが、適温なのかどうかよく分からなかったのでデジタル数字で確認できる方が安心です。

③作り置きレシピで時短

育休期間中の家の食事は基本私が作っていますが、毎食作っていると時間が無くなるのである程度まとまった量の作り置きを始めました。
1週間に2回のペースで5,6品のメニューを作っています。
車がなく、スーパーで大量に購入するのが大変なため買い物は週に2回行っています。
買った日か次の日に2時間以上かけて5,6品の食事を作り、洗い物は食器洗い洗浄機に任せて終了です。

1食あたり200円以下になるようにしています。
料理は学生時代以来でしたが、この2カ月でレパートリーが15種類くらい増えました。

◆ライターに関する取り組み

【6、7月の内容まとめ】
・7月の収入が当初の目標であった10万円を超えた
・平均時給1700円、平均文字単価3.1円に到達
・ランサーズのパッケージ出品、個人ブログのマネタイズなど実施

6、7月のライター業務の結果をグラフに反映しました。

7月は当初の目標であった月10万円以上を稼ぐことができました。
なおこれは入金された月が7月ということなので、実際に頑張ったのは6月です。
7月は作業時間が大きく減ってしまっており、8月は10万円を切ってしまうことは避けられないでしょう・・・

時給は順調に増えており、専門的な内容の依頼が多くなったため平均文字単価も増えています。
しかし文字単価が高いほどリサーチなどに時間がかかるようになり、平均執筆速度はなかなか増やせていません。

6、7月は育休期間中であるため、新たなお仕事はなるべく引き受けないようにしていました。
ただ今後お仕事を増やすための活動を行なっています。

①Lancersのスキルパッケージ作成

新しい働き方LABのコミュニティを通じてLancersのスキルパッケージの紹介動画を知り、実際に動画を見て作成してみました。

検索画面でパッケージが表示された数、クリックされた数などの情報を確認できるのでよく見ていますが、残念ながらクリック数はかなり低いです・・・
強気の値段にしすぎたかと思って値段を変えたりしましたが、あまり変化はありませんでした。
パッケージ自体は購入されていないものの、パッケージを通じて私のことを知り、連絡いただいて受注につながるケースが2件ほどありました。
いずれもかなり良い条件の仕事をいただき、パッケージは作成しておいて良かったなと感じています。

②個人ブログのマネタイズ+プロフィール作成

私の個人ブログがこちらです。

ライターとしてこういう感じで記事が書けますよ、と紹介するポートフォリオを作成することと、WordPressの操作に慣れることを目的に作成しました。
そのためマネタイズはあまり考えていなかったのですが、とりあえずGoogleアドセンスに合格して広告を貼れるようになりました。
せめて維持費だけでも回収したいです。

またライター業務や過去に発売したKindle本などを一括して紹介するプロフィールページも作成しています。

◆8月から本業に復帰

2カ月間の育休がこれにて終了します。
家事と育児、ライター業務などいろいろ大変でしたが、かなり充実した時間で、学生のころの夏休みが終わってしまうような寂しさも感じています。

また自分の働き方やキャリアなどを見直す機会にもなりました。
育休から復帰した直後に転職する人が多いとYahooニュースの記事で見たことがありますが、気持ちはわかります。
子どもができれば人生における優先順位が変わりますし、本やネットでキャリアに関する情報を集め、いろいろ考えるようになりました。
ライター業務でもエンジニアのキャリアに関する記事を書くこともあり、こういう道もいいなあと感じたりします。

そこで自身のキャリアアップのための勉強も始めることにしました。
8月からは本業と副業、育児に勉強とパンクしそうな状況ですが、頑張っていきたいと思います。

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