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OSJ新城トレイル ダブル64K

こんにちはー!
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが
「加茂錦 荷札酒 黄水仙 純米大吟醸 しぼりたて生原酒」だった、まさしです。

今回は2023年3月25日(土)〜3月26日(日)に開催された、
「OSJ新城トレイル32K&DOUBLE64K」
その64kmの部に出場してきました。

今回はそのレースレポートになります。

あ、先に結果をお伝えすると途中関門に間に合わずDNFとなりました。
読んでてもゴールはしないんだなという前提で先にお進みください。

◆まずはどんな大会なの?

(大会公式HPより抜粋)

概要はこんな感じ
「OSJ新城トレイル ダブル64K」
開催場所: 愛知県新城市
開催日: 2022年3月25日(土)・26日(日)  
※選手受付は25日(土)、レースは26日(日)AM7:00スタート
距離: 約64km
累積標高: 5200m前後
制限時間: 11時間
エントリー人数: 56名


このダブル64kmの部には参加資格があり、それが前年より前に32kmの部を5時間以内にゴールする事。去年は上位7%だったようです。ちなみに今年2023年を算出したら5.1%でした。
ひえー。よりハード。
32kmの部の詳しくは去年出場した際のブログ記事をご覧ください!

コースは32kmのコースを2周するというもの。制限時間が11時間ととてもタイトなのが特徴です。32kmの狭き関門を突破した選手で行われるダブル64kmの部の完走率は例年25%前後だそうです。めちゃくちゃだ。
レース中に聞いた話だと一説によると何年か前に32kmの部に出場した、TJARなどで多くの記録を樹立された望月選手がゴール直後にすぐ2周目を走り出しそのまま完走されたのがきっかけでOSJが悪ふざけで翌年から2周するダブルの部が出来たとかなんとか。一説なので話半分で聞いといてください。

◆前日

総勢11名の大人の遠足
シングル9名ダブル2名

今回は厚木大学、そしてそこから派生した高松山グルグルクラブ、トラック練部の仲間11名で車2台でわいわいと会場入り。13時に浜松SAでトンテキ定食を食べ15時に受付会場へ。
ダブルに出場する成瀬選手やシングルの白木さん、小野さん、高橋さんらの仲間たち。そしてTwitterのナヲタローさんにご挨拶いただき色んな方と話せました。その日開催された11kmの表彰が行われいて特に驚いたのが女子総合1.2位だった女性…いや女の子。すごいなーコースとタイム聞いたら自分より早いと思う。いい刺激を貰いました。

宿はスタート地点に併設されているモリトピア愛知にて相部屋で宿泊。大人の男10人で一緒に入る大風呂はまぁまぁ気持ち悪かったけど前日はトランプしたりリラックスできたので緊張はなかった…気はするけどあんまり寝れなかったな。
夜ご飯はおにぎり2つパン2つバナナ2本とお菓子など沢山。食べ物もだけど前日は水分をめちゃくちゃ摂っておくのが自分の中のいつもの決まり。宿のお茶をガブガブ飲んでた。

◆当日

アーセナルのジャカの背番号

5:00起床。まず起きて天気予報チェック。
前日から知っていたけど一日中雨予報。
予想通り。
おにぎり2つ、パン1つ、和菓子1つ、バナナ、甘酒、アミノ酸、沢山の水分摂ってトイレ2回。問題なし。

事前にinstagramに挙げていた装備一覧が雨降らなかったパターンの装備で当日は昼から4mm/hの強めの雨予報だったので大幅に装備変更。
・ベースレイヤー → OMMコアベスト
・レイン→山と道のオールウェザー(ベースレイヤーの上に直で被る)
・シューズ→ topoのMTN RECER2(泥グチャ予想でラグの深い方に変更)
・ザック→パーゴワークスのRUSH HIP(水分少なめで行けると判断)
タイツにかなり荷物入るので助かる。

つまりこんな格好。
真後ろのリューさんの冷たい目線がたまらない

結果的にこの判断で間違ってなかったと思う。ずっと雨だったしレインは透湿性あるのでストレスなく寒い/暑いは手袋と腕まくりで足りた。
シューズも岩や階段で滑る事がほぼなかった。

補給のメインはロングレースと一緒。
あとは1時間おきにアミノショット赤とマグオンバナナを交互に。
ミドルレースの補給法はよくわからないから教えてほしい。

◆さてスタート

少ないので前に並ばなくてよい
デポバッグ
私は丹羽選手のファンです。
チームメイト名取君と

スタートは7:00だがその前に1周目で戻ってきた際に荷物を積み替えられるのでそのドロップバックの設置をしていたらPodcastを共にやっているヒデキの友人ワカちゃんに会って激励を受けた。
その後、澤柳さんと話したり、大好きな選手丹羽望選手と写真を撮っていただいた。肩を組んでくれて照れました。(完走おめでとうございます。マジすごい!)
あとは名取君と撮ったり会った事ある選手に挨拶したりこれからレースが始まるとは思えない割と和やかな雰囲気。32kmの仲間をスタートを観戦にきてくれたので楽しい気持ちでスタートを迎えられた。

◆1周目

32kmは人数の多さから最初のトレイルに入るまでの3kmを渋滞回避の為にぶっ飛ばす必要があるけど今回は出走47人しかいないのでキロ4:40くらいで入っても安心。みんな当たり前に早い人たちなので引っ張られ過ぎないように、去年を思い出しながら進む。ただ完走タイムのセオリーとやらがあるらしく、1周目は4:50で次の周スタートすると完走率が高いらしいのでその辺を目指したい。道はズルズルだけど嫌いではないし何とかなるだろう。亀石の滝手前でこれから最初のトレイルに入る32kmの方々に拍手を貰い嬉しい。
亀石の滝到着が手元の時計で1:33くらいだったような。

中盤からは10位で完走された金井選手と登りで抜かされ下りで抜かしてを繰り返しつつ進む。ミツマタが今年も綺麗だった。宇蓮山の下りのすれ違い区間でシングルの選手に譲ってもらい恐縮です。みなさんありがとうございました。仲間の中井さん、りゅーさん、ペヤング君に会ったな。

すれ違い区間で。
photo by なかいさん

国体分岐から1周目終わり手前の岩場で名取君に追いつく。話しながらも岩場なので余裕はない。
ふー終わった。1周目4:43。アナウンスによると8位だそうな。

◆第二関門 亀石の滝まで

ドロップバックに戻り、ゴミを捨てジェルや飲み物補充。カフェイン欲しいので缶コーヒーガブ飲みして甘酒を1パック飲み切り、アミノ酸を投入。ドロップバック用のゴミ袋を用意してなかったのを後悔しつつ急いでいたので着替えが入ってたにもかかわらずゴミまみれになるのも気にせずスタート。補充してたら丹羽選手がとなりにやってきた。かっこい…いやそれどころじゃない。休憩で胡座かいている名取君を尻目にすぐスタート。休憩は多分4分。

スタートしてすぐの林道で早速内転筋が攣るw
丹羽選手、一緒に走ってた選手、あとトレイル手前で山崎選手に抜かれる。
トレイル入ってから山崎選手に追いつき初めましてだけどtabisuke tabizoさんの Instagram経由で認識してくださってたみたいでアトリエに遊びに行った話などしながら亀石の滝へ。ガタイが良く脚が丸太のようなすごい方だった。
亀石の滝へは関門7分前に滑り込みセーフ。

◆第三関門 棚山分岐まで

このダブルは勿論全部大変なんだけど1番のキモが第二関門でもある亀石の滝の制限時間7時間の突破。毎年ここで足切りになる選手が1番多いポイントだそう。なんとか関門に間に合ったもののここに到達するまでに自分の体力のかなりを使ってしまったのか、亀石の滝超えた最初のトレイル入ったシングルトラックで左脚の前太腿がめちゃくちゃに攣った。立ったまま1ミリも動けない状態で30秒悩んでたら後ろから野口選手がやってきたので「すいません、自分は1mmも避けられそうにないので狭いですけどなんとか抜かしてください」とお願いして笑われた。
急いでジェル2つと大量の水分を投入し治ったので野口選手に追いつき、これまた初めましてだったけどPodcast聴いてますとの事で話が弾んだ。色んな活動のおかげて沢山の初めましての方と話せたので本当楽しかったしやっててよかったと思った。

それでも足攣りの余韻が残っていたので自分の中でこれ以上出力上げたら再度攣るラインを見極め進むものの野口選手に追いつけなくなり単独行へ。岩の激登り区間西方選手に派手な色ですねと言われながら抜かされ、すれ違い区間では奥武蔵のリューさんと磯村選手に追いつかれた。リューさんは降りてくるシングルの選手に明るく声かけたり知らない人とハイタッチしてたりとても好印象な人だったな。
ずっと時計の時間と距離を眺めてそれでも上がらない脚を無理やり上げて進み、宇蓮山山頂でスタッフに関門エイドまで残り何キロでしたっけ?と聞いたら5km。手元の時計は関門まで35分。
ここで間に合わない事を悟りました。
あー終わった。一気に脚が重くなった。
それでも関門までいかないとピックアップがなさそうとの事で進む。まぁでも気が抜けて走れなくなった。

間に合わないのは確定しているがレースだし走れる所は走ろう。もしかしたらワンチャンあるか?と疲れてしまっている脳から考える謎の思考により進んでみたものの関門3km手前のなんでもない林道で関門9時間を迎える。あまりの悔しさに思いっきりクソーーーーーと叫び、正気に戻り周りに人がいなかったかキョロキョロし手元の写真を撮る。言い訳用にトレイルが泥グチャで水没してる写真を撮るダサい事をしながら関門エイドの棚山分岐へ。

関門ギリギリゲーム失敗!
スタッフに撮ってもらいました。

エイドのテントにはシングル1名、ダブル4名の方が既に休んでいた。先に出発したピックアップカーの方を含めると私含めこの関門で9名がリタイアになった様子。ハードだったなぁ。
車を待ってる間一気に寒くなってきたので初めてエマージェンシーシートを開き、身体に巻いたら温かい!すごい。必携品は大事だね。

ピックアップカーは2台に分かれ、私は横の席の野口選手とずっと喋りながら会場へ。悪路の中、車を運転してくださった方が気さく中で秋もスパルタンあるのでお越しくださいと言ってたw
大変な道をありがとうございました。

既にレースを終えた仲間がみんな明るく迎えてくれました。ありがとう。祝!初DNFと言ってたヤノケン、覚えておくからなw

◆まとめ

そんなわけでレース通算7戦目なんですが初めてのDNFとなりました。トレイルは泥グチャのコンディションだったけどそんな中でも10人の選手が完走されているので自分は完全に実力不足以外の何者でもありません。
今回の完走率は21.3%だそうです。高い壁だなぁ。レース中に目の上から血を流して下って来る選手、足を引きずっていたのでリザルト見たらやはり辞めていた選手など強くて有名な選手でさえも細心の注意で臨まないとクリアできない非常にやり甲斐のあるレースでした。
2周目は特にすれ違う選手と競う感じはもうなくなってみんな完走しましょう!頑張りましょう!と声かけあいクリアを目指す一体感があってとても良かったです。

個人的な反省点としては
●良かった点
・みんなと一緒だったのでリラックスできた
・アンドゥーとオイジャムが美味しい
・レイヤリングは正解

●悪かった点
・水分、ジェルもっとこまめに摂るべきだった
・前半飛ばしすぎ
・ドロップバックにおにぎりが欲しかった
・ドロップバックの段取りが悪い

悪かった点に関しては、雨のレースで汗かいた分がわからず、1周目1.8リットルしか水分摂っておらず、出力から想像すると足りない。
2周目の途中からお腹が減ってしまい頭がボーッとしてたので明らかなカロリー不足。終わったポケット見たら案外ジェルやナッツバー残ってたので既に冷静じゃなかったんだろうな。

一緒に帯同した仲間は5時間切りが1名で彼を含め年代別1位が2名と大健闘。惜しくも数分5時間届かなかった人、前回出場からタイムが大幅に躍進した人などみんなそれぞれだったけど、何よりみんなでワイワイ行けたのが楽しかったのでまた共通のターゲットレースを設定してチームで臨みたいな。

来年の新城ダブル?
日程にもよるけど今回5度目で初完走の選手、レース中に◯勝◯負と何度も出場している選手にも会い、終わってみれば中毒性のあるのがわかるので出るなら間違いなく今より強くならねば。
とりあえず次は6月のTAMBA100に向け切り替えます!

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