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[019]IPO関連語録

今回はIPOに関連する語録集めてみました。

はじめに

《じっちゃま》がnoteに出されている、IP新規株式公開の傾向と対策①〜④は絶対読んで下さい。これ以上の教科書ありません。

◼️IPO銘柄に投資する意義

じっちゃま曰く、《オニールによると、株価上昇の大部分は、IPOしてから数年以内に達成されてしまうことが多い。したがって10倍株を探すならIPOして間もない会社にフォーカスしたほうが良いということ。良い決算を出している限り持ち続ける。》※ある意味効率的な投資になり得ますね!

◼️IPO銘柄の買い方

じっちゃま曰く、《IPOの買い方は①IPO初日にのる方法、②IPO後の決算を見て買う方法。投資機関は後者です。ダメなのは最初の決算を先回りして直前に仕込む》

※参考銘柄で、一回転(10%プラスα)抜くのも悪くないと思います。特に’21/7月現在の様な不安定な相場では有効かもしれません。

◼️IPO銘柄の買い方(初日の注意点)

じっちゃま曰く、《我々個人投資家が心掛けるべきことは横着して早くから自分の決め打ちの指値注文を入れるのではなく、ちゃんとIPOが寄付いて、円滑にトレードが動き出したのをまず確認することです。その後で成行注文なり指値注文を入れる習慣をつけてください。》

※IPO当日は不測の事態になる事もあるため横着せずに、寄り付いてから入る事!スケベ根性丸出しで先に入れるのはリスク大。

◼️IPOして間無しの決算失敗

じっちゃま曰く、《IPOして間のない若い会社が、2回連続で決算でしくじったら、どんなに損していても、その株をぶった切ってください。なぜなら、その水準からさらに半値になるリスクが大きいからです。それでも淡い期待をもち、アホールドしてしますのは、ひとえに皆さんの投資経験が浅いからです。》

※IPOしてすぐの銘柄はまだ、投資家と信頼関係がありません。なので、失敗すると冷淡に売りを浴びます。なので脱兎の如く逃げるべし!

◼️IPO、公募、テンバガー

じっちゃま曰く、《テンバガーになる会社は「好決算の発表」+「公募の発表」の繰り返しで大きくなることが多い。公募=売りというような間違った先入観を持たないでください。特に、IPOして数年しか経っていないような若い会社が公募増資をするとき、それは、「買い」です。》

◼️IPOの投資期間

じっちゃま曰く、《IPOして間もない若い企業は、90%くらいの割合で長期投資には向きません。なぜなら、トラックレコードが短すぎるので、よい決算を出し続けられるかどうかのデータが不足しているからです。シロウト投資家ほど、IPOのストーリーやテーマに魅せられて、良い会社と良いストーリーを混合するのです》

※テーマ、ストーリーに惚れるな!本当にいい会社はそれを実現する!つまり良い決算を出してくる!

◼️IPO銘柄を研究すべき理由

IPO時に会社が米国証券取引委員会(SEC)に提出するS-1と呼ばれる書類は、リスクファクターと呼ばれるリスクの開示項目がその会社の研究にはうってつけとの事です。IPOの際は会社としてはきまりがわるく、出来れば秘密にしておきたい事も開示せねばなりません。訓練された職業投資家は後々の為に一通り売出目論見書の内容には目を通すようです。

◼️幹事

じっちゃま曰く、《No.1はゴールドマンサックスです。僅差でNo.2はモルガンスタンレー。この2社のうちどちらかが主幹事を務めているディールだけが、皆さんが時間を割いて研究するに値する案件です。強いて言えば例外としてヘルスケア・セクターのIPOの場合のみJPモルガンが主幹事を務めるディールにも注目してください。その理由はJPモルガンは伝統的にヘルスケアにとても強いからです。》

※幹事でIPOの毛並みが分かるわけです。

◼️PO後初の決算発表が重要な理由、そしてその評価・判定には注意を要する理由

じっちゃま曰く、《PO後初の決算発表が重要な理由、そしてその評価・判定には注意を要する理由を説明しますね。IPOは「By prospectus only」という大原則があります。これは「販売や勧誘はIPO売出目論見書で行いなさい」という意味です。だからIPOに関与した引受証券会社は事前にリサーチレポートを出すことは出来ませんよくIPO前、あるいはIPOしたての会社について証券会社が「リサーチを開始しました!」というケースがありますが、あれは引受シンジケート団に名前を連ねていない、「外野」のレポートです。読むに値しません!》

続けてじっちゃま曰く、《引受けに関わった証券会社は、IPOから40日間は沈黙を守らないといけないルールがあります。IPOした日が四半期末の〆のタイミングと近い? ということが「いつリサーチを開始する?」という判断に大きく影響してきます。コンセンサス予想というものが、アナリスト達が発表したリサーチレポートに記載された予想数字の集大成である以上、サンプル数が少なければ(例:2社程度)コンセンサスはアテにならないし、ましてや「外野」のレポートなど参考になりません。コンセンサスが眉唾であるひとつの理由はこれ。IPOマーケティング開始直前やマーケティング中に四半期の〆を跨いだ場合、「ところで決算の方はオッケですよね?」という主幹事の会社側への確認は、当然行います。経営陣の喋り方で(大体数字はできているな?)ということはわかるけど、冒頭に言った「By prospectus only」の大原則があるので、細かい部分に関しては投資家とコミュニケートすることは許されません。》

またじっちゃま曰く、《IPOは①成功するかどうかわからないし②幾らの値段になるかわからないので、ストックオプションの行使にまつわる一時費用も、計算のしようがありません。だから外野のアナリストが見切り発車でリサーチレポートを出す場合、それを含んでないEPS予想を出す場合が殆どです。コンセンサス予想を引用する場合(それに何が含まれている?)ということを吟味しないと、とんでもないおざなりな予想を金科玉条の如く有難がる、誤った決算評価につながりかねない。決算発表の日、僕がモタモタして短信をすぐに出さない理由は、このノイズの有無を確認しているから。大半の証券会社は第一回目の決算発表が終わった後で、ようやく重い腰を上げ、リサーチ開始します。なぜならいま説明したような不確実要素を一切やりすごした後で、クリーンなカタチで予想数字を弾くことができるから。言い換えればコンセンサス予想の信頼度は、一回目の決算発表をやりすごした後には、各段とUPするということ。決算発表の直後、機関投資家向けセールスはファンドマネージャーに第一報を入れます。「これはあくまでも第一印象ですが……いま見たところ……こうです」というような案内の仕方をします。

しかし……その第一印象は、後でもっとゆっくり心を落ち着けて精査すれば、印象が変わってくることもあるわけで、そのような「心変わり」はぜんぜんオッケなんです。だから「第二印象」「第三印象」…と、何度でも機関投資家に続報を入れてゆきます。その間アフターマーケットの株価は乱高下します。みんなは(なぜ引け後の株価が変動する?)ということを考えた事、あります?それはいま述べたような感じで、投資コミュニティーが、「真実はなんだったのか?」ということに肉薄するための努力をしている結果として、心が揺れているからです。慌てる乞食はもらいが少ない。アフターマーケットでアタフタとトレードすることを僕が戒める理由はここにあります。》


◼️重要ケース: DiDi

じっちゃま曰く、《DiDiについて説明します。今日WSJが「DiDiは中国サイバー当局からIPOを延期しなさいと指示されていたのを無視しIPOを強行した」とスッパ抜いています。この報道を嫌気し、DiDi株は寄り前気配で-20.35%、$12.37で取引されています。つまりIPOの値決め価格、$14.00を割り込んだわけです。

注意:いま売らないで!NY市場が正式にOPENしてから処分して!
なぜNY市場がOPENしてから売ったほうがいいか説明します。結論から言えば、グリーンシュー、すなわち主幹事の買い支えBidが用いられると思うから。グリーンシューはオーバー・アロットメント・オプションとも呼ばれ、IPOに際し、株価安定工作の目的で、主幹事に許されている「裁量範囲」を指します。「冷やし玉」という表現が使われることもあります。》

※この前にそもそも個人投資家にアロケーションが回ってきてる段階で、買うなと警鐘ならされていました。本当に美味しい銘柄は、末端の投資家まで回ってくる事ないからです。

◼️重要ケース: COIN

じっちゃま曰く、《(SPOT)、スラック(WORK)、コインベース(COIN)などがダイレクト・リスティングで株式を公開していますけど、成功例より失敗例の方が多いです。》

※ダイレクトリスティングでは小型の買い手が中心になるため、買い支える事が出来ず値崩れを起こす事が多いようです。

◼️重要ケース: AMZN 

じっちゃま曰く、《俺やねん、アマゾンIPOしたのは! 頭が高い。》

※正座してライブ拝見しましょう!

最後に

体系的には整理出来てませんが、重要な情報集めてみたした。また適宜更新します。

最後まで読んでいただきありがとうございます(≧∀≦)

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