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競馬のフェブラリーステークスについての過去投稿です

2020-02-23に書いたものです。


さて、今日もたまたまニュースということで、たまたまネットニュースを見たときに一番上に表示されている

ニュースに対して好き勝手なことを言うっていう企画です。

今日のニュースはこれ

【フェブラリーS】最低人気ケイティブレイブ、大健闘の2着 長岡「あそこまで行ったら勝ちたかった」
でした!競馬のフェブラリーステークスでの話題ですねー。
このニュース、物語があって、長岡禎仁騎手は2017年に落馬による事故のため、腎臓破裂の大けが。
さらには馬のケイティレイブも腸捻転のため開腹手術をしているとのこと。馬でも開腹で手術ができるんですね。

さらにさらに、調教での騎乗はあるものの長岡騎手はG1での騎乗経験もなく、ケイティレイブも7歳と
年齢を重ねていたり、昨年未勝利も含めなんと16頭中最下位の16番人気。

そこからなんと大番狂わせの2着フィニッシュを決めたー!という素晴らしい話題ですね!
しかも、このニュース面白いのが、このニュースは一番上にNew!という印付きで表示
されていたんですが、その下のニュースがなんと、1着つまり優勝したモズアスコット
の記事だったんです。しかも、New表記はありませんでした。

同じレースの結果に対するニュースで、1位と2位を取り上げているのに、明らかに2位の方が
目立っていることがちょっと面白いところでしたねー。

僕は勝手に”ヤンキー母校に帰る理論”と呼んでいるのですが(許可もなにも取ってないので
勘弁してください!)1番人気の1着は実はあまりすごいといわれにくくて、今回のような人気最下位、
馬は年寄り、騎手も実績なし、しかもあわや1着というところでそこまでは届かず2着。という
ドラマティック要素満載だったわけです。

優等生母校に帰る、は誰にも読まれないけどヤンキーが母校に帰ったら皆に読まれてドラマになって
最後は政治家にまでなってるじゃないですか(笑)!
私たちは、そういうストーリーにこそ価値を感じ、物語の落差に酔いしれるんだなーと、非常に
感心しました。
だって本来、1番人気になる方が難しくて、1番人気は勝って当たり前というプレッシャーが誰よりあって、
(しかもギャンブルだからそのプレッシャーは他のスポーツの非じゃないと思われます)そのうえでも勝つ。
っていう方が本来価値があるんです。

でも多分、圧倒的人気の馬がいたら、それが順当に勝つことよりも、初めて負けたときの方が
ニュースバリューとして大きくなると思うんです。

これは不平等なことなのかもしれません。でも、事実、誰もがそういった記事やニュースに価値を感じる。
それが事実です。

わざと負けろとか演出しろとかそういう意味ではなくて、純粋な勝ち負け以外の”ドラマ”にも、
スポーツの価値って眠っているんだよー。っていうことを理解すると、もっともっとスポーツを
ビジネス的に豊かにすることの一助になるんじゃないかなーって思います。

例えば今、プロレス人気が再度高まってきているように。他の競技でも見習えるべきところは
たくさんあるかなって思います。

今回の優勝したモズアスコットそしてクリストフ・ルメール騎手、2着のケイティレイブそして長岡禎仁騎手
さらに関係者の方々は本当におめでとうございます!

すべての競技がもっともっと盛り上がっていくといいですね!!

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