初夢2024
昨晩見た初夢の内容について書き留めておく。なお、夢なので前後の因果関係や整合性は無茶苦茶なのだが、それが面白い部分でもあるので、あえて修正したりはしない。
山中にある一軒家の倉庫から、海底に向けて長さ3メートルのビニール製ダクトホースの先端を降ろした。海底の堆積物を採取するためである。深海に到達したそれは「何か」を吸い込み、ダクトの内部には「何か」が詰まっているが、何なのか確認するすべはない。
とりあえず海底から引き揚げた、何かが詰まったダクトをそのまま山中の一軒家の梁の上に安置しておいた。ところが、そのダクト、少し目を離してから再び確認するたびに、少しづつ長くなっていく。最初3メートルほどだったものが次は5メートル、その次は6メートルとどんどん長くなっていく。
これは内部の「何か」が成長し、それにつられてダクトホースも長くなっているに違いない。いつの間にか大きな一軒家の二階にいた私は、周りの雰囲気が、「漫画の推理キャラクターが種明かしをするとき」のようになっていることに気が付いた。
その場にいた推理の答えを言いそうな人が「こいつの中身は!」ともったいを付けたとき、いつの間にかブルーシートにくるまれた状態になっていた「何か」が私のすぐ脇にあった。私がそれに触れると、ブルーシートの下で「何か」がブクブクと蠢いている感触がする。推理を言いそうな人が答えを言う瞬間、思い切って私はブルーシートをはぎ取ってみた。
「そいつの正体は炭酸ガスを出すコールタールだ!!」
確かに黒い粘着物がブクブクと泡立っている。大変だ!風が吹くほどの勢いで炭酸ガスが噴き出している。すぐに換気をしないと全員窒息だ。その場にいた全員で手分けをしてその家の窓を開けて回る。私も階段を駆け下り、急いで縁側をすべて開ける。
外はよく晴れていて、田園風景が広がっていた。(完)
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