横山雅司/YOKOYAMA 3DCG Art Works

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最近の記事

1p解説「シロアリ」

    • 「土を飼っている」からの脱却

      「昆虫の飼育」といえば真っ先に思い浮かぶのはカブトムシである。しかし、カブトムシは意外に飼育に面倒が多い。その大きな原因の一つがカブトムシやクワガタふくむ甲虫類が完全変態をする昆虫、つまり成長段階の中で幼虫の時期とさなぎの時期を持つ昆虫だというのが大きな要因であろう。 これは育成にあたって幼虫時代と成虫時代で全く別の飼育システムで対応しなければならないことを意味し、(小屋のような施設で勝手に放し飼いをしているならともかく)内容の異なる幼虫用の飼育ケースと成虫用の飼育ケースを二

      • TMKメカゴジラ プラモデルレビューその3 組み立て編その2(完成)

        はい、と、言うわけで、途中経過の写真を撮り忘れてしまったので唐突に完成だ! すまんかった! とはいえ、特に変わった手法を使ったわけではない。ひたすらパテ埋め、ひたすら磨き、塗装は筆塗りだ。本体の塗装はタミヤアクリルのチタンシルバー、目のクリアパーツはクリアオレンジで塗装してある。ちなみにクリアパーツの裏面にシルバーを塗って光が当たると目が光って見えるようにしたのだが、気がつかないうちに筆むらができていて、片目しか光らないという有様になってしまった。まるで金銀妖瞳(ヘテロクロミ

        • 1p解説「クマムシ」

          東宝TMK「メカゴジラ」プラモデルレビュー2 組み立て編その1「最中地獄」

          最中とはもち米を原料とした皮の中に、さまざまな材料で仕上げた餡を詰めたお菓子である。皿型の皮で上下から餡を挟む構造から、単純に上下から挟む構造のプラモデルのパーツを俗に「最中パーツ」という。この構造の利点はパーツが少なくて済むこと、組み立てが比較的短時間で済むことなどである。古いガンプラなどがそういった例だろう。 一方で、問答無用でパーツが二つに分割されているため、キャラもののキットなら設定上ないはずの場所に、スケールモデルなら実物にはない部分に分割線ができてしまうという欠点

          東宝TMK「メカゴジラ」プラモデルレビュー2 組み立て編その1「最中地獄」

          1p解説「謎の奇虫カギムシってなんじゃらほい」

          1p解説「謎の奇虫カギムシってなんじゃらほい」

          東宝TMK「メカゴジラ」プラモデルレビューその1

          ゴジラの本家本元、東宝が自ら企画から立ち上げたゴジラのプラモデルシリーズ「TMK(東宝モンスターキット)」の第二弾「メカゴジラ(平成VS版)」をゴジラストア限定先行発売で手に入れておいたので、開封レビューだ。組んでいったら随時組み立てレビューを上げるぞ。 さて、この企画については最初に聞いた時から若干の疑問点があった。「東宝が作る」と言っても、実際に東宝にプラキットを設計製造するノウハウがあるはずがない。実際に東宝が行うのは企画、監修、販売で、肝心の設計製造はどこが担当する

          東宝TMK「メカゴジラ」プラモデルレビューその1

          原付バイク生産終了に絡む心配事

          現在、一般原動機付自転車は排気量50cc以下のバイクを指している。いわゆる原付バイクだ。これが「新基準原付」というものに置き換わるそうな。 新基準とはようするに、50ccという排気量ではなく、発生させる出力で原付バイクかどうか区別するという事である。 具体的には4kw以下の出力のバイクが新基準原付となる。これはちょうど現在の原付バイクとほぼ同等の出力である。ではなぜわざわざこのような変更をするのかというと、最大の理由は排ガス規制だと言われている。 排気ガスを浄化する「キャタラ

          原付バイク生産終了に絡む心配事

          日本を代表する奇獣「デスモスチルス」

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          サメだったりサメじゃなかったりする生き物たち

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          クック先生の動物講座「サメ」

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          クック先生の動物講座「カタツムリ」

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          クック先生の動物講座「カとハエ」

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          ソロキャンプにロマン道具が必要なわけ

          有り体に言ってしまえば、家の包丁を持っていけばナイフなんかいらんし、焚き火をしなければナタも斧もいらないのである。食器は紙の皿を使い捨て、箸は割り箸、灯りは懐中電灯でいいし、とにかく家の日用品を持ってくれば済む話という事になる。 まあ確かに、そもそも道具を持っていない初心者の頃はそれでも良いし、実際自分もそれに近い感じだった。しかし、それでいいのか?楽しいのか?という自分への問いかけは常にあった。 そもそもキャンプに限らず、趣味というものは本質的に「生産性と全体主義的合理性の

          ソロキャンプにロマン道具が必要なわけ

          ナメクジじゃないナメクジたち

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          クック先生の動物講座「棘皮動物」

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