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犬と火

このところ行けずにいた畑に出かける。流石に秋の終わりなので、新しい雑草も増えてはいなかった。今日、初めてやったのは、犬を連れて行ったことと、火を焚いたことだ。

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犬をクルマに乗せて出かけること自体があまりなくて、クルマに乗せられる時は大抵嫌いな医者なので、車中では元気がなく、キューキューと泣いている。到着して、周囲に一応柵はあるからリードを外して離すと、始めこそ新しい場所になれずにおずおずと歩き回っているが、だんだん元気に歩き回るようになった。知らない野生動物の匂いもするのだろう。近所の散歩の時と同様に、あちこち嗅ぎ回っている。今度からは来るたび連れてくるようにしよう。

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もう一つの初体験は火だ。一斗缶の底に釘で吸気口を開けた簡易なカマドを用意した。蓋式の一斗缶は近所のホームセンターになくて、通販で買ったのだ。宮城県民としては、かりんとうを買えばよかったかもと思ったりもした。石を三つ並べた上に載せて、地面との間に隙間を開けて置く。焚き付けの紙と軽く枯れ枝などを放り込んで着火すると苦もなく燃える。明るい日中で、寒くもなかったので、焚き火自体をエンジョイしたとは言い難いのだが、うまく燃えることは確認できた。缶の色が焼けていくのが美しい。帰りには石から下ろして吸気を断ち、蓋を密閉して消火させる。

このカマドのことは下記のブログ記事で見かけたものだ。この先の展開としてドラム缶の五右衛門風呂も紹介されている。いずれそこまで行きたい。

犬は火の匂いをよくわかっていないのか、カマドに近づいてはくるのだが、熱を感じるのだろう、30cmぐらいまで鼻を近づけて、それ以上寄ってはこない。

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