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なぜ、“過去に問題を抱える人”しか好きになれないのか?

「これ、とても深刻な問題だなぁ」と、自分自身が感じたので、考えをまとめてみたいと思った。

かつて、ぼくに好意を寄せられた人は「問題を抱える人」呼ばわりされて、ひょっとしたら気分を害してしまうかもしれない(笑)

先に謝っておきます。ごめんちゃい。

過去に問題=トラウマが大半

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問題というのは、その人に不幸にも舞い降りてしまった災難によるトラウマのことである。

そんな背景ゆえの、無意識な歪みや劣等感を背負っている人たちだ。

具体的にお付き合いしてきた女性が、どんな問題を抱えていたかを振り返ってみる。

たとえば……

・学生時代にいじめられて不登校になった
・ハーフということで不当な扱いを受けてきた
・離婚歴がある
・片親(両親が離婚している OR 不仲 OR 死別)
・恋人と死別

などなど。

問題の“色”はその女性それぞれとはいえ、過去にトラウマを抱えた人ばかりである。

自分では選んでいるつもりは、もちろんない。

深い仲になって初めて知ることばかりだ。

ただ相手のカミングアウトを聞いて、

「あぁ、やっぱりそういうことですか」と

内心、妙に腑に落ちる瞬間がある。

メンヘラとも違う、“憂い”という側面に惹かれる

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惹かれる女性はみな、“憂い”を帯びた表情をしていて、どこか寂しげに見える人ばかりだった。

正確に言えば、みんなといるときには見抜けない。たぶんそんな自分を隠しているからだろう。

しかし、仲を深めるにつれ、次第に“憂い”が垣間見えるときがあって、「この人のそばにいれたらいいな」と思ってしまう。(←単純です、えぇ)

誰かに尽くすことで、自分の存在意義を見出すタイプであるからか、「寂しそうで、繊細そうで、どこか悲しげで、(オープンそうにみえて)心を閉ざしている人」に惹かれやすいんじゃないかと思っている。

ざっくりいうと、自己肯定感が低くて不器用な人?

というのかな。

そういう女性たちって、自分が過去、嫌な思いをしてきた(大事な人に裏切られたり、傷つけられたりした)からこそ、親しい人に対する思いやりや優しさが深い人が多い気がする。

なんか優しさが安っぽく感じないというか。

おまけに責任感が強くて、我慢強くて、わりと一途。

(これはあくまで主観w)

そんな理由から、一緒にいて心地よいと思えるのも、多分に影響しているのかもね。

自分も“そんな人”から好かれやすい

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付き合うということは、自分はそんな人を好きになり、相手も自分を受け入れてくれるということだ。

「需要と供給」だなんて、ドライな言葉で表現するのは寂しい。

自分がそばにいてあげたいかどうかって、お付き合いの基準として、とても大事なんだよね。

……ん?

これって、よく考えたら共依存なのか?笑

この組み合わせ、ソッコーで破断するか、長続きの両極端

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自分は20代のときに長く付き合っていた彼女(恋人と死別&母親とも死別)と別れてから、ソッコーで付き合っては別れるという、ジャンクな恋愛しかしていないと気づいてしまった。

というかできなくなった、というのが正しいのか。

いい大人が恥ずかしいし、カッコいいことでは決してないと思っている。

これ、なかなか本気で悩んでいる。じつは。

もちろん望んでそうなっているわけではなく、最初は「この人とちゃんと付き合っていこう!」と意気込むのである。

しかし、なぜか急にお互いの嫌な部分が露呈し始めて、破局してしまう。

ぼくが嫌になって別れを切り出すか、相手がそれを察知して切り出すか

はたまた、愛想つかされて捨てられるか……

プロセスは違えど、結末はいつも一緒である。

つまり、そもそも問題のあるもの同士が惹かれあっているだけなので、上手くいくはずがないのだ。

好きになる人は心に問題(トラウマ)を抱えている。

自分はと言えば、家庭に表面的な大きな問題はなかったものの、婆さんがぼくのことを大して愛してくれず妙に厳しかったり、常に母親(若干ヒステリー)の顔色をうかがうような幼少期を過ごしてきた。

※小学生のとき、「おばぁちゃんが大好き」というクラスメイトの言葉に、「なぜ自分はそう思えないのか?」と自問自答していた記憶がある。

そのせいか、相手の女性がどう思うか(考えているか)を、過剰に気にしてしまうクセがある。

つまり、ありのままの自分を女性に受け入れてもらった経験がないので、どっかでそんな自分に自信がないのかもしれない。

だから、相手の求めていることや言葉を言ってあげることで、その場を取り繕うとしているのではなかろうか。

無意識にだけど。

そのせいか、最初はうまくいく。

相手が何を求めているかわかるし、気持ちとは裏腹なことだって平気で言えてしまう。

そうして、惹かれる→付き合う→嫌いになる→別れる

を繰り返す。

これは出口のない“闇のループ”ではないのか?

「そのうちいい人と出会えるよ」

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そんな友人からのポジティブな言葉も、コメディのセリフのように感じてしまうのが、最近の自分だ。

ぼんやりと広がる絶望から目を背けて、ガンプラに熱中することで現実逃避をしている毎日なのである。

「女性と良好で中長期的なパートナーシップを築く」

そんな、みんなが当たり前にできることを、うまくできない人だっている

そういう人物であることを、友人各位には知っていただきたく、この記事を綴った次第である。

それでは。

まーしー





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