たこやきレインボー 5人の歌声

堀くるみさん
彩木咲良さん
清井咲希さん
根岸可蓮さん
春名真依さん
の5人が、2021年5月9日(日)をもって、揃って、たこやきレインボー(以降、たこ虹)を卒業されました。
数々のライブ、イベントに参加し、個性豊かな歌声、磨き上げられたパフォーマンスを堪能してきました。
これから先、堀さん、彩木さん、清井さん、根岸さん、春名さんの5人は、これから個人として、グループとして、パワーアップして新たな道を進む決意を固めているようです。
たこ虹の形が終わってしまうのはとても寂しいですが、新しい姿を見る日を楽しみに、待ち続けたいと思います。

新しいユニットとしてステージに立つとき、今の5人の歌声の個性を活かすのか、それとも、5人としての統一感を持たせるのか、まだわかりませんが、5人の歌声の素晴らしい個性を、僕個人の印象ですが、残してみたいと思います。
※あくまで、僕個人の印象です。「それは違うだろ」と思われることもあると思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。

堀くるみさん

たこ虹のグループでも絶対的な頼れるリーダーですが、ステージ上の歌声でも、たこ虹の5人をまとめ上げ、リーダーシップを発揮していました。
拳を入れるような歌い方が特徴的で、声の密度も高く、ビブラートもきれいですね。
特に、「めっちゃDISCO」や「じゆう!そう!フリーダム!」で、堀さんの力強い歌い方は印象的で、堀さんの個性が活きていると思います。
決して歌が崩れることがなく、安定して強い歌声を出し続けられて、本当に凄いなと感じます。

彩木咲良さん

彩木さんの歌声を一言で例えると、「エモい」でしょうか。
彩木さんは音楽、歌が本当に好きで、ステージ上の姿から、歌への思い入れが痛いほど伝わってきます。
叫ぶような所を受け持つことも多く、心の底からの叫びで心を打たれることもあります。
一方で、彩木さんの歌声でとても印象的なのが裏声だと思います。特に「卒業ラブテイスティ」での裏声が本当にきれいで、たこ虹の中で裏声が一番きれいなんじゃないか、と思います。

清井咲希さん

清井さんは、可愛い声、かっこいい声、といったように、歌や場面に応じてうまく使い分けている印象です。
特に高い声を伸ばすロングトーンがすごく印象的で、密度の高い声が、大きな会場の恥まで突き抜けていくような感じがします。
ももクロ(ももいろクローバーZ)の、百田夏菜子さんのモノマネも上手なのですが、ライブでの歌い方・特徴も、百田さんに通じるところがあるような気がします。

根岸可蓮さん

根岸さんの声は、角がない丸といった印象で、密度が高いという印象です。
ボールが地面を跳ねるように、ピョンピョン跳ねるような歌声で、聴いていて楽しいですね。
たこ虹が、ももクロの「BLAST!」をカバーしたことがあり、夏Sや、Momoclo Mania 2018の外周ステージで聞いた方も多くいらっしゃると思いますが、大阪のちゃやまちプラザでのイベントで一度だけ、「BLAST!」を全曲通して歌ったことがあり、玉井詩織さんのラップパートを根岸さんが担当されていて、力強い声がぴったり合っていて、メチャクチャかっこよかったです。

春名真依さん

春名さんは、滑舌が悪いと言われていた時期があり、メンバーからイジられることも多かったですが、「RAINBOW ~私は私やねんから~」のあたりから、歌でもトークでもはっきり聞こえるようになりました。春名さん自身、「あの曲で一皮むけた」という話をされていたこともあり、あの曲のあたりで相当努力されたのではないでしょうか。
声は力強い方ではないかもしれませんが、独特の癒しのある声をしていると思います。
そんな春名さんでも、「踊れ!青春カルナバル」では思いっきり煽るところがあり、全身から声を振り絞るように頑張るところもあります。

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