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[レビュー]JAM Pedals /RED★MUCK BASS Fuzz


■サンプル音源

■Feature 

•ギリシャ製
•’71 “triangle” や“Red Army / Civil War” Muff に影響を受けたサウンドでベースに合うようにチューニング。
•9V/12mA電源で駆動
•high gain boost フットスイッチ搭載で、全体の音量をあまり変えずによりハイゲインサウンドをスイッチ一つで出せる。
•通常版のペダルと動画に出ている限定版のペダルは筐体のデザインが違うが回路や音は全く同じ


■使用感

かなりケバだった歪みサウンドが手に入る。
Bass Big Muff とはやや傾向が違く、ミドルからハイミッドにかけて歪みのエッジがより強く、どちらかというとビンテージcivil war muffのようなベースで言うローの領域が削れるタイプのギター歪みに近い。そこをしっかり補うようにミックスやトーンのつまみが活躍する。
ゲイン上げ目でTONEを全開にしてこのペダルを使用すると、ミックスにて加えた原音と歪みがかなり分離する。歪みが変に浮いてしまい、あまり好ましくないサウンドになってしまう。
ただ、このペダルの面白いところが、このトーンとミックスをうまい塩梅に調整してあげるとその境目が比較的あやふやになり、ローからハイまで連続的な太いファズサウンドを作ることができる。
その調整は初めは少し難しいと感じるかもしれないが手に入るサウンドはとても美味しい。いわゆるスイートスポットというヤツである。
あえて分離させてギターとのユニゾンのようなソロやスラップで遊んでも面白い。

また、ハイゲインブーストのスイッチに関しては全体の音量が大きく変わらない(多少音量は上がるが)ため、ライブ等で全体のバランスを保ったまま切り替えることができる。
このペダルはローゲインで使用しても、違和感なく乾燥して毛羽だった渋いサウンドを楽しめる。その設定を基本として、ここぞという時にゲインブーストスイッチを踏むのも面白いだろう。

●まとめ
ケバだったミッドからハイにかけてのファズをミックスやトーンで上手く原音と繋げてあげると比較的扱いやすい、ローの効いたビンテージマフサウンドを得ることができる。また、ミドルの歪み感も十二分に前に出ていて、後からEQ補正を加えたりしやすい。
ブリブリ、バリバリした大粒なファズ、ジュワーと広がるファズの他にこう言ったジリジリと毛羽だったファズを手元に置いておくと、いざという時に役に立つのかもしれない。
最近のハイファイな感じとは遠いが、ビンテージ系の有名サウンドを上手く現代の音や操作性に近づけているような印象だった。


■後書き

何故このペダルを購入したのかというと、私がBass the WorldというYouTubeチャンネルのファンだからです。
動画に出ているキラキラしたペダルはJAM pedals が限定でリリースしたBass the Worldデザインのモデルです。
⊃: (ヘ音記号)🌍のマークがもうそれですね!
この筐体は車の塗装やってる人がハンドペイントしたそうですね。

で昨年ドイツのマンハイムでギターサミットにて、そのチャンネルのGregor さん本人に会うことができたんです!!感激でしたね。
その時はAdamovicのNikolaと彼が一緒に歩いていました。
うわー!めっちゃファンです!写真いいですか!?….Gregorさん!!
と声をかけに行ったら、Gregorが
Nikolaじゃなくて俺に声かけるの珍しいな!
とありがたいツッコミと少し小さくてサイズの合わないTシャツをくれました笑笑
その時は頑張って着れるように痩せます!
とかその場のテンションで言ったけど、全然痩せないです。見て楽しむ事にしました笑

今年も会社休んで9月末ギターサミットに行く予定なので、また会えたら嬉しいなと。
来られる方居たら是非一緒に回りましょう!
私と館内回ると少なくとも2万歩は1日で歩きますよ!!痩せませんが!Yasemasenga!!

以上!

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