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「2023年飛躍しそうな若手女性声優さんをピックアップしてみた」の回顧録(個人的視点)

みなさんお疲れ様です。

あっという間に2023年もあと数日となりました。現在放送されている「秋アニメ」もほとんどの作品で最終回を迎えておりますが楽しめておりますでしょうか?

さて、今回は昨年の同時期に以下のテーマでnoteに記事を書いておりましたので「答え合わせ」をします。

ざっとこの記事の概要ですが、それぞれの声優さんで

  • 2022年以前に出演したアニメ作品などコンテンツを振り返る

  • 2023年1月~12月の1年間で出演したアニメ作品などコンテンツを振り返る

  • 2024年以降に出演が決まっているアニメ作品やコンテンツがあれば、ピックアップしてお話しする

といった内容です。

下記、注意事項を把握いただき、ご一読をお願いいたします。

※雑談風の文章となっており、浅い知識の箇所もありますがご容赦いただけたらと思います

※当方、アニメ作品の視聴方法は

  • AbemaTV

  • TVer

  • ニコニコ動画(2023年シーズンですと、「アイドルマスターミリオンライブ!」のみ対象)

にて1年間拝見しておりましたので、確認できていない作品・コンテンツもありますことご了承ください。

ぜひ、お時間ありましたら一読いただけますと幸いです。


【答え合わせ1】倉持若菜さん(クレアボイス)

私が飛躍しそうだとピックアップした女性声優の1人目は、倉持若菜さん(「クレアボイス」所属)でした。

倉持さんは2020年に現在の事務所へ所属開始したのち、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のモブ役でテレビアニメデビューされたようです。

所属開始した2020年から、2022年末までのおもな出演作品・コンテンツを抜き出してみました。

  • 「死神坊ちゃんと黒メイド」(カフ)

  • 「金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜」(リリア)

「死神坊ちゃん~」のカフ役が初めてオーディションで合格した作品だったとのこと。相棒となるウォルター(CV.神谷浩史)との絡みが印象的なツンデレ系少女キャラクターでした。

『死神坊ちゃん』は追って2023年にアニメ2期も制作されたのですが…ちょっと残念なことがあったので以下続きで追ってお話したいと思います。

さて、倉持さんの2023年はどのような作品・コンテンツでご活躍されたのでしょうか…?主演およびレギュラー出演されたアニメ作品などをピックアップしてみました。

  • ライアー・ライアー(彩園寺更紗)

  • 英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士〜(リーゼロッテ・アールシア)

  • 実は俺、最強でした?(リザ)

  • 「死神坊ちゃんと黒メイド」2期(カフ)

これら4作品のうち、私が倉持さんの声をかなりの頻度で聴いたのは『ライアー・ライアー』の更紗です。作品中でもヒロイン格のポジション。ひょんなことから主人公・緋呂斗(CV.中村源太さん)と出会います。ひょんなことから本当の“7ツ星”を目指すこととなる緋呂斗を手助けすることとなるのですが…

残念ながらヒロインのポジションながらも、“もうひとりのヒロイン”白雪(CV.首藤志奈さん)より目立たず、陰に隠れている印象でした…悔やまれるけど、私も視聴者側なら白雪のほうがかわいいし、好きかもしれない…(私情入りごめんなさい)

また、『英雄王』は私が早々と見切りをつけてしまったり、『死神坊ちゃんと黒メイド』の2期は残念ながら「DMM TV」の独占配信になってしまったりしたことも痛かったです(当方、地上波テレビの視聴手段がなく、AbemaTVもしくやTVer、ニコニコ動画の配信頼みですので…) こちらも、ヒロインアリス(CV.真野あゆみさん)が確固たるポジションを築いていて、影が薄いと言ってしまえばそこまでなんですが…できれば他チャンネルでも配信していただきたかったところ。

ツンデレ性格でも対応できる正統派ヒロインタイプの役柄が演じられる女性声優さんはどうしてもライバルが多くなりがちですが、その分、需要はあるはずですから倉持さんの声もさまざまな作品・コンテンツで伺えるはずです。2024年以降も数々の作品でレギュラーを掴んでいけることを願っております…!

【答え合わせ2】貫井柚佳さん(AIR AGENCY)

2人目に名前を挙げさせていただいた女性声優は、貫井柚佳さん(「AIR AGENCY」所属)でした。

「日本ナレーション演技研究所」「AIR AGENCY声優養成所」を経て、現在の事務所に所属。2016年頃からアニメ作品やアプリゲームなどへ出演し始め、声優業デビューを果たされています。

デビューから、2022年末までのおもな出演作品およびコンテンツは以下のとおり。

Back Street Girls -ゴクドルズ-(山本アイリ)

2018年にテレビアニメ化された『Back Street Girls -ゴクドルズ-』で主人公・健太郎が“美少女”となった姿・アイリを演じ、初の主役クラスのキャラクターを演じました。2022年頃までは、アニメ作品やアプリゲームで役名ありの準レギュラー、「作品レギュラー」(特定のキャラに固定されず、さまざまなモブキャラやガヤなどの役をこなす)などで多数の作品に単発などで出演されていました。

さて、貫井さんは2023年、どのような作品・コンテンツへ出演されていたのでしょうか。

  • シュガーアップル・フェアリーテイル(アン・ハルフォード)

  • 絆のアリル(ノエル)

  • 贄姫と獣の王(キュク)

  • 七つの魔剣が支配する(ナナオ=ヒビヤ)

2023年は、テレビアニメ作品にて4本のレギュラーを獲得。『シュガーアップル・フェアリーテイル』ではヒロイン兼主人公・アン役を演じ、2クールを完走。“銀砂糖師”と呼ばれる菓子職人を目指すべく困難に立ち向かい、数々の男性キャラクターに囲まれつつも強い気持ちで人の心をも変えていく少女に貫井さんの声がマッチしていた印象でした。

加えて、『絆のアリル』ノエル役も貫井さんの活躍に大きく影響を与えた印象です。作品自体(アニメの内容)は少し迷走した感はありますが、もう一方の“目的”であるYouTubeでの“バーチャルアーティストユニット”活動で輝きを見せていました…ユニット「PathTLive」の一員として、YouTube配信を通じ歌唱ライブを披露されておりました…アーティストとしての一面も見せてもらって、貫井さんの新たな一面を感じ取った人は多いかと思います。

2024年は、引き続き多数のアニメ作品やコンテンツで声を拝聴できるかと思いますし、レギュラー出演の作品もあるでしょう。加えて、絆のアリル関連の活動もあるようですので、貫井さんのご活躍を引き続き楽しみにしています。

【答え合わせ3】稲垣好さん(アイムエンタープライズ)

3人目に名前を挙げさせていただいた女性声優は、稲垣好さん(「アイムエンタープライズ」所属)でした。

稲垣さんは「日本ナレーション演技研究所」を経て、2019年から現在の事務所に所属されています。同じく2019年、テレビアニメ『アイカツオンパレード!』でモブキャラを演じられておりほぼ同時期に声優業デビューを果たしているようです。

デビューから、2022年末までのおもな出演作品は以下のとおり。

  • Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-(結愛せるふ)

  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女(リリッケ・カドカ・リパティ)

  • 黒の召喚士(アンジェ)

  • ウマ娘 プリティーダービー(コパノリッキー)

2020年初頭ごろから“世界情勢”が重なって、稲垣さんに限らず若手の女性声優さんが仕事を得にくい状況となってしまいます。

厳しい状況下でも、稲垣さんは2021年~2022年頃に多数の作品で単発でも仕事を得ていることから期待が寄せられていたのではないでしょうか。2022年頃から徐々にレギュラー出演、あるいは「作品レギュラー」で出番を得る機会が多くなっていった印象です。

『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』結愛せるふ役で初の主役を獲得し、『ウマ娘 プリティーダービー』コパノリッキー役を務めて、ベルーナドームでの作品関連ライブイベントにも出演。私は、コパノリッキーの影響で『ウマ娘』を始めた経緯があり、個人的にも稲垣さんは注目していました。

さて、稲垣さんは2023年、どのような作品・コンテンツで活躍されたのでしょうか。

  • SYNDUALITY Noir(エリー)

レギュラー格の活躍を見せたテレビアニメ作品は『SYNDUALITY Noir』エリー役。

エリーは、主人公・カナタ(CV.大塚剛央さん)の幼なじみで作中のヒロインポジションのキャラクター。少し(?)強気なところがあって恋愛に対して“ポンコツ”なところもありますが、稲垣さんが今まで演じられてきたキャラクターではもっとも好いたキャラかもしれないです。

その他、『シュガーアップル・フェアリーテイル』(役名あり、ダナ役)『君は放課後インソムニア』(さまざまなモブキャラをこなしていて、作品レギュラーだったかと)など、数えきれないほどの作品・コンテンツに出演されておりました。

さらに、アプリゲームやYouTubeで配信されているボイスドラマ作品などにも多数出演されたり、『さっさとはおー』『稲垣好 はおうの城』と、ラジオ・配信番組にレギュラー出演していたりするなど活躍の場を広げています。前述の配信番組に関連したリアルのイベントにも登場。現地参加した民(私もそうですが)だとわかるかもしれませんが、アイムエンタープライズに所属してきた歴代の女性声優さんがもつ”雰囲気”を感じ取れます。

既に稲垣さんを応援していらっしゃる多くのファンの方々がいらっしゃるようです。2023年はどちらかというと“飛躍”より今後への“種まき”をした印象ですが、現状の勢いならば、先々が明るいかと感じます。

私情が入ってしまって申し訳ありません。陰ながら応援しているので、2024年以降もご活躍を”遠くから”見守っていきます。

【答え合わせ4】松岡美里さん(アイムエンタープライズ)

4人目に名前を挙げさせていただいた女性声優は、松岡美里さん(「アイムエンタープライズ」所属)でした。

松岡さんは「日本ナレーション演技研究所」を経て、2017年より「アイムエンタープライズ」に所属。テレビアニメのデビュー作品は『映像研には手を出すな!』水崎ツバメ役。実写版で乃木坂46のメンバー方々が主役格のキャラクターを演じたことで話題となりましたが、アニメ版でいきなりレギュラーかつ主役格をつかんだ点は相当期待されてきたことがわかります。

デビューから、2022年末までのおもな出演作品・コンテンツは以下のとおり。

  • 可愛いだけじゃない式守さん(猫崎亨)

  • ウマ娘 プリティーダービー(タニノギムレット)

  • うたごえはミルフィーユ(近衛玲音)

私が松岡さんをしっかり認識したのは『式守さん』猫崎役からでしたので、2022年頃くらいからですかね… 同時期、『ウマ娘プリティーダービー』タニノギムレット役も得ており、ショートアニメ『うまゆる』での活躍も目立っていたことから、徐々に認知していった流れでした。

さて、松岡さんは2023年、どのような作品・コンテンツで活躍されたのでしょうか。

  • 天国大魔境(アンズ)

  • 六道の悪女たち(つばき)

  • 柚木さんちの四兄弟。(霧島宇多)

  • 暴食のベルセルク(マイン)

これら4つの作品で、私が声を拝聴する機会が多かったのは『六道の悪女たち』のつばき役でした。過去の出演作品を観ていると、ボーイッシュな感じで少年役にマッチする印象の声に感じていたため、ギャル系女子高生のキャラクターは新鮮味がありましたね…!ただ、出番が少なかったのが悔やまれる…

その他、『天国大魔境』はディズニープラスの独占配信だったため視聴できず、『柚木さんちの四兄弟。』『暴食のベルセルク』は早々に視聴継続を断念したため… ただ、松岡さんの”新境地”を『六道の悪女たち』で拝見できたことは有意義だったと感じております。

また、声優業とは路線が異なりますが、2023年は同じアイムエンタープライズ所属の女性声優・関根瞳さんとのアーティストユニット「EverdreaM」を結成したことも話題となりました。前述の『六道の悪女たち』ではOP曲、『暴食のベルセルク』ではED曲のタイアップに起用。”ツインボーカル”の1人、「Misato」としての活躍も期待されるのではないでしょうか。

加えて、近衛玲音役を演じている、コンテンツ『うたごえはミルフィーユ』(うたミル)のアニメ化も発表されております。2023年、EverdreaMの活動開始や継続してきた作品・コンテンツの発展(『うたミル』 など)で飛躍を掴んだのではないでしょうか。

『ミズ・マーベル』の吹き替え声優ともなっていることを考えると、2024年以降も松岡さんのご活躍が多々観られるはずです…!

【答え合わせ5】伊駒ゆりえさん(81プロデュース)

5人目に名前を挙げさせていただいた女性声優は、伊駒ゆりえさん(「81プロデュース」所属)でした。

伊駒さんは、2021年10月より81プロデュースに所属開始(以下、事務所公式サイトのニュースページより拝見)。81プロデュースは毎年4月ではなく、別のタイミングで新人声優さんを所属開始させているようです。

同じく2021年、『デュエル・マスターズ キングMAX』などのテレビアニメ作品でモブキャラを演じているとのこと。本格的な声優業デビューも、事務所の所属開始とほぼ同時期のようです。

さて、伊駒さんは2023年、どのようなアニメ作品およびコンテンツに出演されたのでしょうか。

  • 【推しの子】(ルビー)

2023年の伊駒さんは、『【推しの子】』のルビー役を務めたことが最大のトピックではないでしょうか。主人公・アクア(CV.大塚剛央さん)と双子の妹、実際は病弱で亡くなった少女・さりなの転生した姿。実母・アイ(CV.高橋李依さん)に憧れてアイドルを志し、「B小町」と呼ばれるアイドルグループを結成して活躍します…作品の“正ヒロイン”ポジションです。

所属3年目(実質2年目)で、ヒロイン役を勝ち取ったことからかなり注目を浴びていたかと思います。『【推しの子】』作品自体が、アプリゲームのコラボレーション(アイドルマスター シャイニーカラーズ、など)があったり、野球場での始球式イベントだったりと日の目を見る機会は多かったので…。

残念ながら、ルビー以外のテレビアニメでは、レギュラー格ではない単発のモブキャラで出演したことと、アプリゲーム(『モンスターストライク』『白猫プロジェクト』など)に役名ありで演じることが多かったようです…。

しかし、文化放送超A&G+「A&G NEXT STEP HOOOOPE!」の水曜日担当など配信番組に出演したほか、ナレーションや朗読劇なども出演機会がありました。2023年は“飛躍”よりも“種まき”の年となったようです。

81プロデュースは所属声優さんが多いだけに多数のライバルがいると思います。2023年だけを見てもチャンスを多く得ていますし、売り込んでいければルビー以降も大きな役どころを得られるはずなので、今後に期待しましょう…!

まとめ

ここまで、一読いただきありがとうございました。

上記5名の女性声優さん、2023年のご活躍を◎〇▲×の4段階で見ていくと

倉持さん:〇
貫井さん:◎
稲垣さん:◎
松岡さん:◎
伊駒さん:〇

の印象でした(個人的視点で申し訳ありません)

貫井さん、稲垣さん、松岡さんの3名は着実にアニメ作品や各種コンテンツで活躍する機会を得ていると思いますね…!貫井さんは『絆のアリル』を通じたライブイベントがありますし、稲垣さんはラジオなど配信番組、松岡さんはマーベル作品(洋画吹き替え)と、それぞれの方向で引き続き活躍するだろうと考えておりますがいかがでしょうか。

倉持さん、伊駒さんもそれぞれの所属事務所で期待のホープとなっているはずです。今後さまざまな作品やコンテンツでお目にかかる機会があるでしょうから楽しみにしたいと思います。

引き続き、私は上記5名の女性声優方のご活躍を心から願っております。

是非みなさんも、上記5名をはじめ、若手の女性声優さんを温かい目で応援してみてください。

当方、noteだけに限らず、X(旧:Twitter)も使用して、鑑賞したアニメ作品やアニメ・声優関連のイベントに参加した感想などを述べております(本業とは関係なく、趣味の範囲で作品コンテンツや声優さんを応援しております)。合わせてご覧くださると幸いです。

本業とともにアニメや声優さんのご活躍を楽しむ『推し活』も続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

みなさま、良いお年をお迎えください。


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