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2023年飛躍しそうな若手女性声優さんをピックアップしてみた(個人的視点で)

みなさんお疲れ様です。

2022年10月期に放映開始したTVアニメも各自最終回を迎えています。注目しているアニメ作品が終わりを迎えて、悲しさを覚えている人も多いのではないでしょうか。

迎える2023年、1月期から「虚構推理」「ダンまちⅣ」「文豪ストレイドッグス」などの続編や、まったくの新作アニメが地上波・配信サイトで始まります。

今回は前年に引き続き、「2023年飛躍しそうな若手女性声優さん」をピックアップしてみました。

ここ近年アニメ作品でのレギュラー出演、ゲームやラジオ、ボイスコミックなどのWebコンテンツで仕事案件を獲得しつつあり、2023年に一気に主役・ヒロイン格を獲得していきそうな女性声優さんを取り上げています。どなたが飛躍の2023年となるのでしょうか。

1.倉持若菜さん(所属:クレアボイス)


1人目は、「倉持若菜」(くらもち わかな)さんです。

倉持さんは養成所「東京ナレーション演技研究所」を経て、2020年より「クレアボイス」所属となっています。2021年、TVアニメ「死神坊ちゃんと黒メイド」で魔女・カフ役を演じ初のアニメレギュラーを獲得。現状はアニメへの出演がメインとなっているようです。

倉持さんが2022年、主に出演したアニメ作品・コンテンツは以下の通りです。

  • 金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜(リリア・クーデルフェイト)

  • Extreme Hearts(高尾雅)

2022年7月期アニメ「金装のヴェルメイユ」にてヒロイン・リリア役を担当しました。主人公・アルトの幼馴染ポジションであり、優れた能力をもつ魔法使いの少女。少し表現が古いかもしれませんが“ツンデレ”キャラで、カフに続き少女役向けの声質をもっていると感じました。

倉持さんは2023年、既にアニメ作品で3本の出演決定となっており、注目株となりつつあります。

  • 英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜(リーゼロッテ・アールシア)

  • アルスの巨獣(シャルト)

  • ライアー・ライアー(彩園寺更紗

戦闘などが絡んだ異世界転生モノと、ヴェルメイユに引き続きとなりそうです。「英雄王」では今をときめく鬼頭明里さんや楠木ともりさんと共演されますし、「アルスの巨獣」では2022年の予想で名前を挙げた羊宮妃那さんが主役を務め、その端を固めることとなります。

現状、アニメ出演がメインとなっているため、ここから歌唱やラジオなどへ仕事を広げていくのか、それともアニメ作品など「声」一本で勝負していくのか注目です。

2.貫井柚佳さん(所属:AIR AGENCY)

2人目は、「貫井柚佳」(ぬくい ゆか)さんです。

声優養成所「日本ナレーション演技研究所」を経て、現在は「AIR AGENCY」に所属されています。2016年ごろから数々のアニメ作品にて役名付きのキャラクターやモブキャラで出演していましたが、「Back Street Girls -ゴクドルズ-」山本アイリ役が主な代表作となり、大きなチャンスに恵まれていない印象でした。

2022年の主なアニメ作品、コンテンツ出演は以下の通りです。

  • くノ一ツバキの胸の内(ヒギリ)

  • 陰の実力者になりたくて!(ミリア)

  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女(メイジー・メイ)

申し訳ありません、私が視聴していた作品からの抜粋となりました。

Wikipediaを参照しておりますと、2022年だけでも役名付き・あるいはモブキャラを演じた本数は”18本”。女性声優が山ほど存在する中でかなりの本数に出演されています。

下積みを長く・多く経てきた貫井さん、2023年は大きく飛躍するかもしれません。現状決定しているアニメやコンテンツへの出演は以下の通りです。

  • シュガーアップル・フェアリーテイル(アン・ハルフォード)

  • 贄姫と獣の王(キュク)

  • 絆のアリル(ノエル)

1月期放送予定のラノベ原作「シュガーアップル・フェアリーテイル」ではヒロイン・アン役を獲得。VTuberコンテンツ「キズナアイ」に関連したコンテンツにも絡むこととなっており、作品のキャストテロップでもかなり前でお見掛けする機会が増えそうです。

そのほか、YouTube配信されるようなデジタルコミックや、ドラマCDなどのお仕事も多々絡んでいるようですので、声一本のお仕事を中心に活躍が期待できそう。2016年デビューから7年目、大輪の花を咲かせるのか?注目したい女性声優さんのおひとりだと感じます。

3.稲垣好さん(所属:アイムエンタープライズ)

3人目は「稲垣好」(いながき このみ)さんです。

稲垣さんは、日本ナレーション演技研究所を経て、2019年より「アイムエンタープライズ」所属となりました。2022年、主に出演したアニメ作品・コンテンツは以下の通りです。

  • Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-(結愛せるふ)

  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女(リリッケ・カドカ・リパティ)

  • 黒の召喚士(アンジェ)

  • スローループ(美月)

「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」では、主人公・結愛せるふ役を担当。稲垣さん自身、初の座長を務めた作品でもあります。普段はのんびり・おっとりしていて、怪我も目立つ女子高生。DIY(工作)と出会い成長していく姿を“優しく心に響く”声で演じていたのが印象強いです。

上記以外では、「オリエント」「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」「最近雇ったメイドが怪しい」「カッコウの許嫁」などで単発のモブキャラクターを演じる機会に恵まれました。加えて、ゲームコンテンツでは「大当たり」となるキャラクターを担当することとなります。

  • ウマ娘 プリティーダービー(コパノリッキー)

コパノリッキーを通じ、稲垣さんのお名前を知った方々が多いのではないでしょうか…2022年7月にキャラクターと声が実装化。の声がゲーム中でも使用されています。さらに、同年11月に埼玉県・ベルーナドームで開かれた「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」にて“メイクデビュー”も実現。初めての大舞台で驚きの高い歌唱パフォーマンスを披露しました。

そして、ラジオパーソナリティを務める番組も配信されるなど多方面で活躍しています。

  • Do It Your Radio!!(音泉)

  • さっさとはおー(ニコニコ生放送、セカンドショットちゃんねる)

セカンドショットちゃんねるで「さっさとはおー」のパーソナリティを担当。アイムエンタープライズさんの先輩声優・篠原侑さんとコンビを結成し、毎回「ささはおゲーミング」や「ささはヲタがたり」などで篠原さんとバトルする場面もあれば、和やかなトークで場を和ませています。

来る2023年、現状1月期はアニメレギュラー出演が確定しておりませんが、前述の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」リリッケ役にて、4月期より始まる2クール目で声を聴けるのではないでしょうか。

また、ラジオではボイスガレッジチャンネルさんにて「りすLOG」の木曜日を担当することなっています。10分ちょっとの時間で近況やファンのみなさんとの交流がいいなと感じる番組ですし、SNS関連を使っていらっしゃらないため「情報発信の場」の働きを期待したいです。

コパノリッキーとして、YouTubeでのボイスコミック作品出演も少しずつ増加しています。2023年、稲垣さんが飛躍の年となるのか注目しましょう。

4.松岡美里さん(所属:アイムエンタープライズ)

4人目は、「松岡美里」(まつおか みさと)さんです。

松岡さんは、日本ナレーション演技研究所を経て、2017年より「相武エンタープライズ」所属となりました。2001年の早生まれ(3月)となるため、弱冠16歳、高校2年(?)にて事務所所属ということとなっております。

本格的な活動は2020年から。2021年以前までは「映像研には手を出すな!」水崎ツバメ役が代表作で、ボーイッシュな声質を生かして少年系モブキャラでのアニメ出演が多かったようです。

松岡さんが出演された2022年のアニメ作品やコンテンツをチェックしてみると以下の通りとなります。

  • 可愛いだけじゃない式守さん(猫崎亨)

  • ウマ娘 プリティーダービー(タニノギムレット)

  • うたごえはミルフィーユ(近衛玲音)

TVアニメやアプリゲームに加えて、“アカペラ”をテーマとした「キャラクター×声優」の音楽プロジェクトに携わっています。「うたごえはミルフィーユ」では近衛玲音役を演じ、3rdコーラス(合唱では“テナー”や“テノール”と呼ばれる、男性が担う高音域パートのこと)として持ち前のボーイッシュな声質を生かしているようです。

また、「ウマ娘」では新キャラクター・タニノギムレットの声を担当。こちらでも持ち前のボーイッシュな声を生かしております。ウマ娘のスピンオフショートアニメ「うまゆる」ではタニノギムレットがメインとなっている回もあり、今後の活躍に注目でしょう。

松岡さんの2023年は、現状新規のアニメ、コンテンツ出演が決まっていないようですが、前述のウマ娘、うたごえはミルフィーユにて活躍を引き続き見られる模様。少年役まで幅広く演じられる声優さんというと、現状では花守ゆみりさん以降、新しい人が出てきていない印象です…松岡さんの活躍に期待しましょう。

5.伊駒ゆりえさん(所属:81プロデュース)


5人目は、「伊駒ゆりえ」(いごま ゆりえ)さんです。

経歴は不明ですが、「81プロデュース」に所属されている情報だけは明らかとなっています。81プロデュースでは毎年「81オーディション」というイベントが行われていて、ここから声優としてのキャリアを始められる人が多いのですが、現在のお名前が芸名であるかなとも察して情報を探してみても過去の経歴が見えてきませんでした…

伊駒さんは、2023年4月より放送予定のTVアニメ「推しの子」ルビー役を演じることとなります。同じ81プロデュース所属の先輩、高橋李依さんが主人公・アイを演じることとなっており、いきなりの抜擢で話題となりました。

当然、私自身もこの抜擢に驚いております。「かぐや様は告らせたい」の赤坂アカ先生、「クズの本懐」の横槍メンゴ先生がタッグを組んで作られた原作作品というのもあり、相当なプレッシャーがあると感じます。

レコード会社とタッグを組み「i☆Ris」や「Wake Up,Girls!」、「Run Girls, Run!」を手掛けるなど、声優アーティストユニットを送り出す印象が強かった81プロデュース。まったく予想だにしない所から発掘してきた新人声優がどう活躍するのか、気になる存在ではあります。

まとめ

今回は、2023年飛躍しそうな若手女性声優さんをピックアップしました。

毎度のごとく「なんでこの声優さん挙げないんだよー」なんて意見もきっとあるでしょう。人それぞれ演技や声の受け取り方は違うので、あくまで個人的視点でしか予想できません…当たれば儲けモノ、程度で見ていただけると。

もし、今回挙げた5人が大きく飛躍したならば、1年後に当方のTwitterで以下のようなツイートをするかもしれません。

今回ご紹介した5人以外にも、期待できる若手女性声優さんがいらっしゃるでしょうし、2023年、”彗星のごとく現れる”可能性もあります。

みなさんも、2023年に放送されるアニメ作品を楽しみつつ、ED曲のキャストテロップでモブを務められている声優さんのお名前に注目してみると面白い発見があるかもしれません。

これから活躍するであろう、若手女性声優さんに注目して応援していきましょう!

ここまで、一読いただきありがとうございました。

ぜひ、Twitterでも順次アニメ視聴やイベント参加の感想を挙げいきますので、チェックいただき一緒に語れたら幸いです。

引き続き、ライターのお仕事と同時にアニメも楽しんでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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