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自己完結

「自己完結している」
「ひとりだなって思う」
仕事で上司から言われた一言です。
この一言を受けて具体的に何を実行するのかを整理したいと思います。

背景・きっかけ

ある金曜日の1on1。
自分の期待されている役割などをすり合わせる場です。
上記はその際の一言です。
振り返ってみれば、自分でも思い当たる節が多くあります。
・できないことは何かを変えるよりも、受け入れ割り切る。
・自分に直接関係のない他者の取り組みに、少なくとも積極的に手や口を出さない。

感じたこと

視座の高さを求められているのだと理解しました。
「自分のできる範囲内で努力する」 or 「自分の影響範囲を広げる努力をし、理想を追求するか」

前者は楽です。
まだまだ自分の影響範囲は狭く、たまにチーム内、往々にして個人です。
自分の思考の傾向としても、自分一人でできることの範囲内で考えることが多いです。
その枠組みの中で努力を積み重ねる姿が上記の一言に繋がったと理解してます。

一方後者は率直に一苦労です。
全体最適、或いはチームの目標達成の観点で考えること。
チームとしての目標を達成するために、どのように力を合わせることができるのか。
ある時には言いづらいことを言わないといけません。
他者批判に繋がり、嫌われるかもしれない。
明確な正解が見えない論点に対して、自分が考える正解だからという理由で推し通すこともあるかもしれません。
他者を巻き込んでおいて、結果が出なかったら私は無能だという烙印を押されるかもしれない。

多分これが怖いんだと思いました。
ありふれた悩みですね。

目指す姿

自分には前職で理想となる働き方をされている方と幸運にも出会えました。

■特徴
・普段声を大にして引っ張るタイプではない。
・ただし、チームメンバーが困っていそうな、まさにそのタイミングで手を差し伸べてくれる。
・対社外 / 社内 / システム、どのような問題でもちゃんとメンバーの話を聞いた上で「正解だと思える」指針・解決策を提示してくれる。

その結果、チームメンバーからすごく慕われていました。
私も魅了された一人です。

自分の目指す姿はここにあると思いました。
一度その人に秘訣を聞いたことがあります。
曰く「常に勉強させてもらう姿勢」を貫いているそうです。
私も最近身に染みて理解でき始めたのですが、一見明らかに問題だと思えるようなことも必ず「できていない妥当な理由 / 背景」がその人 / 部署にあります。
優先順位の関係から対応外としたこと、忙しい日々の中で考え切れていないこと、私にもその経験があります。

そこを問題だと断じるのは簡単で、寄り添って一緒に考えてくれる姿勢がまさに慕われている理由だと思いました。
その「できていない妥当な理由 / 背景」を踏まえた上で、「こうしよう」ということを考えられるから、正しく問題も解決できるのだと理解しました。
そうして影響範囲が自ずと広がり、「この人のいうことであれば」という良いサイクルが回り始める。

今、自分が他者の話をしっかり聞けているかというと、卑下している訳ではなく、とても傾聴力があるとはいえません。
・他者が話している段階で、何を話そうか考えている。
・分からないことがあった際に、分かっていないやつと思われることが怖くて、分かったフリをする。
・自分の分かる話に持ち込もうとする。
・話の肝が分からないと、それを引き出そうとするよりも、話を受け流してしまう。

ちょうど下期が始まります。
傾聴力を高めることを意識し、下期が終わった段階で上司や同僚に評価を仰ごうと思います。
そしてまずは、以下の2つを実行したいと思います。
・ちゃんと人の話を耳と目と体を正しく正対させる
・ノートとペンを持って、複雑な話そうなら書き出す

やはり書き出すことは良いですね。
とてもスッキリしました。

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