いじめっ子、いじめられっ子
これは、ねこねこチャンネルにて宣伝して貰ったんで、特別に書いた作品です。
本編は、高校生編をお送りしておりますが、これは、中学生時代のお話になります。
当時を振り返るだけで涙が止まらなくなる悲しいお話です。
理由は、最後に話ますが・・・500円・・・気持ち寄付をして頂けけたらと思い、有料とさせて頂きたいと思います。
いじめっ子、いじめられっ子、対した理由なんて無いんですよ・・・
でも、その対した事ない理由で人は傷ついて、傷つけあってを繰り返す・・・
もし、これを読んで一人でもいじめから救えたら良いなって思います。
無理はせず、気が向いたらで構いません・・・読んで頂けたら光栄です。
ある晴れた日、俺たちは中学二年生となった。
二つの上のニキ達は卒業してしまい、少し寂しくなってしまったが、相変わらず、サチ、シロとは同じクラスで二年生も楽しくなりそうな予感がしていた。
「また、あんた達一緒なの!」
不満なのか嬉しいのか解らない反応のえんちゃんも一緒だ。
「よっ!今度は一緒だなっ」
声をかけてきたのは、この物語の主役「ヤス」。家が帰る途中にあり、良く声をかけてくれる仲良しの一人。
「ヤス!一緒のクラスだぁ!まさるん達も一緒だね!」
ヤスに嬉しそうに駆け寄ってきたのは「たまちゃん」ヤスの・・・そう彼女である。羨ましい。この子もこの物語の主人公。
「何だ何だ!ろくな奴居ねぇなぁ!」
偉そうにクラスに入って来たのは「ガンちゃん」悪い奴じゃないんだが、悪ぶる方がかっこいいと思い先輩の不良達(と言っても悪い奴等でもない)と連む奴。この物語のキーマンである。
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10,638字
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