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自叙伝/小学5年生が心理カウンセラーになるべくしてなった物語

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あの時の先生に言われた一言が、僕の人生を決定づけた・・のかもしれない

むか~し昔のお話・・ 僕の人生を語るのに、必要不可欠なエピソードです。 爪の浮くような、あの嫌な音を響かせて 黒板に正の字がキュルキュルと書かれていく。 〇〇君、班長に当選確定! 〇〇さん、班長に当選確定! 〇〇君、班長に当選確定! 小学5年生の2学期始まりに、 僕らのクラスでは班長選挙が行われていました。 6つの席に、立候補者が7人。 残りは3枠。 まさか、俺は楽勝だろうと高を括っていたけれど 残りの枠が徐々に減っていく。 須藤・・ 高橋・・ 須藤・・ 大貫

体罰は時には必要なのか?

これから体罰に是も非もないんだという話をします。 いじめ問題とか体罰とか・・ いつの時代もそんな話題が世間を騒がせます。 あなたはどう考えますか? いかなる時も体罰はNGなのか? それとも場合によってはありなのか? 中学生になって、はじめて学生服ってやつを着た時の話です。 僕はあの学生服が大嫌いでした。 窮屈で。 首周りも、格好そのものも。 親からは、ちゃんとホックを閉めなさいとか、 だらしないとか、不良だとか言われてました。 僕は素直な良い子供でしたよ。 でも

あなたの求めている自由と、僕が掴んだ自由は違うかもしれない。

僕は自由になった。 「お金を稼いで、自由な暮らしを手に入れよう」と叫んでいる人がたくさんいます。 でも、 自由気ままな暮らし=幸せな人生・・ではありません。 確かに、大金を手にすれば自由な暮らしが待っています。 幸福な時間も確かに流れます。 一時的に。 でも、飽きるんです。 どんなに幸せなことも時間も、時が来れば必ず飽きがきます。 幸福はすぐに消えてなくなります。 自由=無・・です。 真っ白なキャンパスに、どんな色を染めていくのか? それがあなたの人生です。

あなたがクレクレ君になってしまう理由

  『真夜中の告白』 僕のところにクレクレ君が寄ってくる・・ 思い返せば、僕の人生はそんなことばかりだ。 受話器の向こうから、カチカチとボールペンの頭をせっかちに叩く音がする。 僕から大金を引き出そうと必死なんだな。。 僕は既に気づいていた。 彼女の切ない声。。 「会社のお金が入った封筒、落としちゃったの。まーくんどうしよう。」 「今日の夕方までに70万円届けないと、わたし。。」 僕はどうしたらいいもんか、黙って彼女の話を聞いていた。 「7