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『真夜中の告白』 僕のところにクレクレ君が寄ってくる・・ 思い返せば、僕の人生はそんなことばかりだ。 受話器の向こうから、カチカチとボールペンの頭をせっかちに叩く音がする。 僕から大金を引き出そうと必死なんだな。。 僕は既に気づいていた。 彼女の切ない声。。 「会社のお金が入った封筒、落としちゃったの。まーくんどうしよう。」 「今日の夕方までに70万円届けないと、わたし。。」 僕はどうしたらいいもんか、黙って彼女の話を聞いていた。 「7