![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139504424/rectangle_large_type_2_a82bf1f5d83d8154c30c67d612ec9353.png?width=800)
Photo by
haru_lifelog
時々習えば良いの?
学びて時に之を習う亦た説ばしからずや
(まなびてときにこれをならう、またよろこばしからずや)
論語の初めにでてくるこの一節。
学んだことを時々おさらいする、適当な時期におさらいする。
なんだ、時々やればいいのかいな。
と思っていました。
論語って、とても素晴らしいことが書いてあるみたいだから
どうなんだろうと学生時分に初めて読んだとき
何かがっかりしたことを覚えていますが、
どうやらもっと奥が深いらしい。
時は時々でなく、適当な時期というのでもなく、
「今の時勢に則って」「昨今の情勢を鑑みて」
ということ。
更にこの節を、
学びて之を時習す
と読む。
学んだことを絶えず習う。
心に留めて、実生活に照らし合わせてみる。
なので時々、sometime ではないのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?