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Ⅱ_10_あとがき

あとがき

 以前,長期研修の成果をブログに記しました。現場に戻り,日々の忙しさの中で,教材準備の時間が限られている中で,同様に作成することが難しかったです。そこで,朝の会,帰りの会の司会で順に押すことができるように,①押して欲しい画像以外を薄くする,②呼名で一度押した画像は消去する,機能を省いて進行する方法にしました。


1 DropTalkHD (有料)→現在はDropTapというアプリ名です

2 Keynote (無料)

3 PYONKEE (無料)

4 しゃべるんです。(無料)


求める機能に応じてアプリを選択していただきたいと思います。

無料で使える「しゃべるんです。」は,予算が厳しくて全てのタブレット型端末にアプリ購入が難しい教育現場にはありがたいです。そして,発話の困難な知的障害児への支援にとても有効だと感じています。

また,今後の課題として,教師が代弁している,①今日の予定の内容,②献立の発表,をiPadでできたら良いと思っています。TVと接続して使用するには,複数のiPadではなく,1台のiPadでアプリを切り替えて使えるのが望ましいと思います。さらに,オフラインで使えること,無料で使えるアプリであれば,全国の特別支援学校で広まりやすいと思います。


なお,過去の筆者の実践報告は,以下のページからダウンロードすることができます。

CiNii Research からの文献情報を検索することができます。

小野勝 

〈実践報告〉タブレット型端末を活用した発話の困難な知的障害児への支援に関する実践研究
https://cir.nii.ac.jp/crid/1574231877543231104


ページ内の「機関リポジトリ」を押すと,つくばリポジトリに移動し,「ダウンロード」できるボタンがあります。

 今回のブログは,朝の会,帰りの会で使用した「しゃべるんです。」のアプリを活用した時の画面作成方法をまとめたものです。そしてブログを印刷すると不要な部分も印刷されるのでPDFという形でダウンロードできるようにしました。

まだまだいたらない点が多いかもしれませんが,限られた時間と予算の中で取り組んだ結果です。多くの方々に支えらえて,完成することができました。感謝申し上げます。

 今後のICT教育の実践,研究の一助になれば幸いです。

2024年1月31日

小野 勝
kiminoteinfo@gmail.com

小野勝の教育実践のページ
https://ono-jissen.blogspot.jp/

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小野勝の教育実践のページ
https://note.com/masaru_ono/

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