これから芸能マネージャーを目指す人に伝えたいマネージャーの4つの仕事
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これから芸能マネージャーを目指す人に伝えたいマネージャーの4つの仕事


==7/12更新==

おかげさまでこのnoteの反響が大きく、インタビューのオファーもいただき、先日その記事が公開されました!是非そちらも見ていただけたらと思います!

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早川(@hayakaawaa)です。

久しぶりにnoteを更新します(笑)
今年はアウトプットを意識してサボっていた自分を奮い立たせてnoteを書きます。

今回は僕が6年間LDHという芸能事務所でアーティストマネージャーとして経験したことを、書きまとめたいと思います。

今後芸能マネージャーを目指す方や、そもそもマネージャーってどんな仕事をしてるのか?など興味がある方は是非読んでいただけたらと思います!

サクッと読める内容になってます(笑)

<目次>
① LDHに入ったきっかけ
② マネージャーになった経緯
③ マネージャーの仕事内容
④ 最後に


① 芸能事務所(LDH)に入ったきっかけ

まずは大学卒業後、新卒で入った会社は当時流行っていた着うた、着メロ(懐かしい...w)や電子書籍の配信サービスを行っていたIT会社の音楽事業部に所属していました。

当時の自分(22歳)。

(新卒とは思えないくらい老けてるな)

その会社は約1年くらいで辞めてしまったのだけど、
LDHに入るきっかけとなったのは、新卒で入った会社の上司(♀)の彼氏がLDHで働いていて、その紹介で入社させていただきました!(笑)

前から音楽を聴くのが好きで、LIVEとかにも足を運んでいたので、
芸能界というものにはすごく興味がありました。

※イメージ図w


②マネージャーになった経緯

LDHに入ってからは、
当初は前職がIT企業だったことから公式モバイルサイトの運営をやっていました。身長187cmの大男が毎日パソコンカチャカチャやっていました🖥

そんなある日部長に呼び出されて、
「役員からでモバイルに気合いの入ったやつがいるから、マネージャーにしたい」っと。

(・・・いつそんな気合いをアピールしたんだ俺。)

そんなことを思いながら当時はマネージャーに対して
・付き人
・休みがない

という印象を持っていて、異動を命じられた時、退職希望を出したくらい嫌だった。

だけど周りからも止められ、せっかくエンターテイメント企業に入って、いわばマネジメント会社でマネジメントを経験していないのは、野球部に入ったのに素振りしかしないで辞めるのと同じみたいな。←

せっかく入社したのに辞めるのももったいないし、やり切らないと悔いが残ると思い、マネージャーになることを決意。

今振り返ると、やはり何事も経験するべきだなと。
今ではマネージャーをやってよかったと心から思っているし、その経験が現職のライブ配信会社でも活かせ始めている!


③ マネージャーの仕事内容
長くなりましたが、ここからが本題になります。
実際に僕がやってきたマネージャーの仕事内容を書いていきます。

僕がマネージャーになってから、
周りの友人から

友人A 「マネージャーって何するの?」
友人B 「運転?付き人みたいな??」

など言われ続けていて、それを言われるのがすごく嫌だった。

確かに大御所タレントの方は下にも記述されてるけど、チーフマネージャーと現場マネージャーの2名体制が定番。

結論から言うと、 マネージャーの仕事は「縁の下の力持ち」である。

野球で例えると(またw)
投手がアーティスト捕手がマネージャーである。

投手であるアーティストはどの選手の中でも要の存在であり、自分が投げたい球を投げる=自分の好きな仕事をする(している)

捕手であるマネージャーが投手が投げやすいように精神面のケアや常にフィールドの把握=芸能界での立ち位置を客観視し、周りを見てハンドリングしなければならない。

いわば恋女房である。

タレントと二人三脚でやるのがマネージャーの仕事の醍醐味!


そしてここからマネージャーの仕事を大きく分けて4つを紹介

1. 営業
2. 現場対応
3. スケジュール管理
4. ブランディング構成


1. 営業
営業はいわばアーティストの売り込み仕事の獲得をマネージャーがやる。
※事務所によっては営業部隊もあるので、マネージャーがやらないケースもある

具体的には

・各TV局のプロデューサーに資料を持って挨拶に行き、
今後の活動内容を報告し、番組に起用してもらえないかの交渉
・CDリリースなどプロモーション期間にTV、ラジオ局に訪問
※レコード会社もいるので事務所と分担してやるケースも

むやみやたらに営業かけるわけでもなく、
やり方はマネージャーそれぞれなので、ここではこのくらいに。


2. 現場対応

現場対応こそ重要な役割である。

Tweetした内容以外にもまだまだありますが、ここでは撮影ver.

・入り時間に遅れない
→これは基本的なことで時間を守れないとアーティストの信頼の前に事務所の信頼に影響される

・スタッフさんに挨拶
→当日お世話になるスタッフさんへの挨拶はマスト

・トイレの場所の確認
→これはスタジオに入った段階ですぐに確認する。タレントに聞かれてから探すのはナンセンスで、マネージャーが設備を把握しておく事も仕事の一つ。

・香盤進行確認
→香盤通りにヘアメイク、撮影がオンタイムで進行しているのか、押しているのかを把握しておく。次に仕事が入ってるケースもよくあるので、押している場合は、次の現場の担当の方に一報入れておくなど常に先を見越しておく。

・写りに問題がないかモニター確認
→時折、タレントさんによってはやりたくないポーズを要求された時に交渉したり(いわゆるブランディング問題)、要チェックしておく。
※もしやりたくないポーズなどある場合は、事前に伝えておく方が丁寧。

・楽屋の片付け
→撮影が終わってスタジオ出るまでが仕事。撮影が終わった後もスタッフさんは撤収作業をして、もちろんタレントさんが使っていた楽屋の整理も行う。ここで少しでもスタッフさんの負担を減らすために楽屋を出る際にはゴミなどまとめて綺麗にしておく。
※入った時の状態に戻すのが一番丁寧。

以上が撮影の際にマネージャーが大切にすべき点。
全て基本的な事だろと言われてしまうかもしれないが、1番重要な事でこれが出来る出来ないでは仕事の質も変わってくると思います。


3. スケジュール管理


・パズル

→仕事と仕事の間に無駄な空き時間を作らないようにパズルする

1日のスケジュールが3つ仕事が入っていた時、
これは極端な例をあげると(場所は無視するとする)

1/1(火)
9:00〜12:00 撮影
15:00〜17:30 取材
20:00〜22:00 撮影

これだと撮影と取材の間に余計な時間が生まれて、一度自宅に帰るのかどうするかなど無駄な時間が生まれてしまう。

タレントの集中力も考えると個人的にはまとめた方がいいと思っていて、

1/1(火)
9:00〜12:00 撮影
〜移動〜
13:00〜15:30 取材
〜移動〜
17:00〜19:00 撮影

少々極端な例だが、これくらい適度な時間に調整した方がタレントの集中力も続き、気持ちよく仕事ができ結果的に良いものが生まれる。

そこを調整&交渉するのもマネージャーの仕事。


・ 内容把握

→直近1週間のスケジュールは頭に入れておく
タレントにいつ聞かれても良いように把握しておくのと、今後のスケジュールを組む時にスムーズかつ円滑に組める

・負担
→スケジュールを詰め込みすぎてタレントに負荷がかかってないか確認

忙しい引っ張り凧のタレントさんだとスケジュールがパンパンの状態も多くあると思います。
ここで大事なのがスケジュールにメリハリをつけてあげると良いと思っていて、映画やドラマなど3ヶ月スケジュールがパンパンな状態の中でも、どこかで休息を必ず作る。
気持ちをリセットできずに3ヶ月撮影しっぱなしだと、どこかで限界もきて精神的にも辛くなるだろう...。

1つ目のパズルと同じでタレントさんが働きやすい環境を作るべきであるのが、このスケジュール管理になってきます。


4. ブランディング構成


ここはあくまでも僕がやっていた事で事務所さんの方針ややり方もあると思うので、個人的に書かせていただきます。

ブランディングはタレントが芸能界で活躍するために必須な事だと感じています。
短期〜長期での目標を設定するべきと思っていて、
なぜやるのかどのようにやるのかなど意識付けし、細分化して決めていくべき!

僕の場合は、
・タレントや会社の方針にズレがないか確認し、
短期目標(now〜MAX1年)中長期目標(3〜5年後)を設定する
※肌感的に3年後まではおおよその目標設定するべき

・次に目標に対しての現在の位置(芸能界における)の把握をし課題を抽出する
・今後やらなければいけない点

・現状把握をした上で伸ばす点、課題点を理解し、行動に移す
・課題点より良い点を伸ばす方が重要かと思います。

ただ来た仕事に対してこなしていくよりも、目標設定をし、目標に対してのアプローチをしっかり考える事がブランディングの一歩。

===追記===
5.番外編
【ロケ編】(1の現場対応の補足点)
ロケは様々なケースがあります。ドラマ、映画、TV、雑誌などの撮影があり、それぞれやる事が少し変わってきたりもします。(ドラマ、映画はほぼ同じ)

・メイク、着替えの場所確認
→ロケの場合は支度場所が様々なため事前に確認する
※スタジオなのか、ロケバスなのか、事務所なのか等

・撮影&収録場所の安全確認
→一般の方の迷惑にならないかスタッフさんと確認
→導線の確認
※突然気づかれてパニックになるケースもあるので、予想は難しい

!!安全が何よりも大事!!

・冬の場合コートがあるか確認
→タレントの体調が最優先なので、カメラが回っていない場合は着せる。
ポケットにホッカイロ入れておくのが◎、コートの裏にも貼ったりするとさらに暖かくなる。

・水を持ち歩く
→常時水は持ち歩くのがマスト
※台本も持ち歩く(常に見せられるように)+バッテリー充電器もあると良いかも(笑)

・トイレの場所の確認
→これは毎度もちろんの事。

・食事が出るのかどうか
→お弁当orケータリングなのか。食事の中身も確認する。
タレントの好き嫌いもあるので、そちらも把握しておく。(アレルギーなども)

・スタッフさんへの差し入れ

→撮影の際はスタッフさんはほぼ休みなく働いていただき、タレントのケアも行ってくれているので、差し入れを出し労う。

・撮影内容によって準備品もチェック
→アクションや走るシーンがある場合、湿布や絆創膏などを用意
万が一ケガした場合や、痛めた場合も想定して簡易的な救急道具は準備しておく。(現場で用意されてるケースも多い)

・再入や待ち時間がある場合の進捗確認
→空き時間は当たり前にあり、適宜スタッフさんに確認しタレントに伝える。タレントの集中力もあるので、集中が切れないよう気にしておく。

・写りに問題がないかモニター確認

・撮影終了後、バラシの場所の確認
→どこでメイクを落とし、どこで着替えるかなどの確認

===次はレコーディングを追記予定===


④最後に

この記事ではマネージャーの仕事の大きい仕事内容4つを紹介しました。

ここには書いてないところもまだまだあり、
マネージャーの仕事は多岐にわたります。

【補足】
・タレントさんによっては精神面のケアもしなければならない時もあります。タレントだって人間です。上がる時もあれば落ちる時もあります。
そこでマネージャーがクッション役となりサポート、ケアしてあげることも重要な仕事の1つです!
例えば疲れてると思ったら、撮影現場にスタバのコーヒー買ったり、ちょっとした事も仕事の1つだったりします。

・最先端のエンターテインメントに携われる
今やAIなど人に変わる仕事が増えてくる中で、よりエンターテイメントの価値が高まると感じてます。(急なビジネス感)


今後芸能マネージャーを目指したい方や、まだマネージャー経験が浅い方などに少しでも参考になれば嬉しいです!正直学歴は関係ないと思っていて、芸能マネージャーに「ナゼなりたいのか」これを明確に持っておくべきだと思います。

僕がこの記事で伝えたいのはマネージャーの仕事はもちろん大変な事も多くあるけれど、エンターテイメントの世界で活躍するタレントと一緒に夢を共有できる素敵な仕事なんやで。

お読みいただきありがとうございました!

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