立春をすぎて。

前回の投稿が昨年の8月。
今日は翌年の2月です。

軽く6ヶ月ほど経っていますが(笑)皆様お元気でしたでしょうか。
久々に生存確認も兼ねて記事を書いていこうと思います。

事業譲渡の進捗

前回の投稿で事業譲渡を行って方向転換を進めていくと書きました。

飲食店様への納入事業については昨年の10月末で大体の取引先様について譲渡が完了し、いよいよ今月末でついに完全に譲渡が完了することになりました。

あと、商業施設にインショップで入店しておりました八百屋「八百眞」も1月いっぱいで撤退。

piatto FruitStore&Cafeは12月中に6年ほどお世話になった板屋町のテナントから、南大工町で運営している「piattomarche」に移しました。

ご好評いただいている「フルーツサンド」を高級スーパーさんで販売して頂くという新たな取り組みもありました。

結構、目まぐるしく動いていた年末年始ですよね。
おとなしくしておこうと思っていても、どうしても動くようです(笑)

会社は存続しますが、これまで70年に渡って続けられてきた事業を終わらせるという決断をする事になったわけですが、逆にその役目が僕で良かったかな?とも思います。
なかなかこの決断はできないと思うので。
僕で良かったんです。

100年続く為に大きな転換をするのだと自分に言い聞かせながら進めています。

黒字目前で。

まぁ、これによりほぼすべての収入を失ったワケです。
2億円弱の売上を手放した事になります。
事業を譲渡しているので固定費も減るから何とかバランス取りながら耐えている感じですね。

前回の決算でやっと黒字になると思ってたんですけどねー(泣)
あと少しで累積黒字、正真正銘の黒字だよ。
やっと・・・やっとやで・・・

・・・と思っていた矢先にこの騒ぎ。

なるほど、と。

いくら黒字が目の前でもちょっとした事で赤字に転落するなら、それはもう仕組み自体がダメだなと。
このビジネスモデルはもう古くなってしまったんだと。
正直、どこか気づいていながらも見てみぬフリをしていなかったかと。
なんとか乗り越えたとしても、また何かのタイミングでダメになっていたでしょうね。

僕が事業譲渡や事業転換を行っていることを知った方達から、最近よく質問されることがあります。
「何を判断基準にして転換の決断をしたんですか?」

そう聞かれた時に「以前はすごく儲けていたのなら継続、ギリギリなら転換ですね。」と答えます。
仮に8割位まで経済が回復しても、2割減に耐えられないのならビジネスモデルとして無理ですからね。

一刻も早く借り入れで資金を確保し、積年の負債を断捨離。
次の事業へと舵を切るほうが希望がある、と判断しています。


借り入れで繋ぐ

やはりおもいっきり借り入れをしておいて正解でした。
普段から天災などに備えておもいっきり借りて資金を確保するタイプの経営をしているのですが、それで良かったです。
追加融資の総額は8,000万円。
普通はこれだけ借りられないですよ?
零細で債務超過の会社が。

この時期だからこそ借りられる。
復活に使う資金として頼れる存在です。


どうやって復活していくつもりかは、追々記してまいります。






  


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