事業再構築補助金②

事業再構築補助金の話の続きです。

無事に採択されてホッとしたのも束の間、現実の世界ではどんどん時は進みVENTOTTOをオープン。

飲食店への納品事業から飲食店事業へと転換を行ったので、これまでお客様だった飲食店さんにはいろいろとご迷惑をおかけしたし、同業者になるワケなのでそれこそいろいろと思うところもあられるだろうな…と思っていたのですが、当日お届け頂いたお祝いの数々に驚きました。
お店の入り口から通路まで、置くところが無いくらいのお花が届き…配達に来てくれた花屋さんが「ウチの店にもこれだけ花無いでw」とドン引きしておられました。
お店の前を通る人も「ここは花屋さんですか??」と聞いてこられるほど。
しかも、日頃からお世話になっている方ばかりで無く、ほぼこれまでお付き合いくださっていた飲食店さんからのお祝いだったので本当に感動でした。

頂いたお祝いの一部です。

たくさんの方が祝福くださり、期待をしてくださっていると気持ちが引き締まりました。

この時は事業再構築補助金の採択も頂いた後なので、あとはオープンする事に集中していました。

前の記事で「自己資金で賄った」と書いてましたが、ぼくは借りれる時に借りれるだけ借りておくタイプなので、前もって借入していた資金でお店に投資をしました。

コロナ融資も目一杯借りたので、そちらは運転資金として置いておく作戦です。

一般的に固定費の5〜6倍くらいの手持ち資金があれば倒産しにくいという事なので、全然足りる額を用意していた「つもり」でした。
(「資金の思惑が見事に外れた地獄」は別の回に書いて行きます。)

それにしても、投資金額の2/3を補助していただけるのは本当にありがたかったです。
この事業再構築補助金の大きな特徴は建築や改装・解体など、建物に係る費用も補助される点です。
これは今までにない補助金だという事で話題になったんですね。

事業再構築補助金は、思い切った事業転換を行う事業者を助ける補助金です。
なので、真面目に真っ正直に「思い切った事業転換」を行って…思った以上に大変な目にあったのは…次の話で。

つづく

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