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人間だもの

今日は木曜。

ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」の日でした。

今日は、塩田えみさんがリモート出演ということで、スタジオには浦川さんと二人だけ。

細かいことを綴ると、いつも塩田さんが座っている浦川さんの前の席に座っての放送となりました。

本当に細かいことではあるのですが、えらいもんで、それだけでかなり違和感を覚えるもので、利き手の逆でお箸を持つような感覚で放送が始まりました。

また、いつもは塩田さんがいらっしゃることで、いろいろなものがうまくまわっていることも再認識しました。

打ち合わせで、本編には全く関係がないアホみたいな、否、アホの水準にも達していないようなウダ話をしている時でも、塩田さんが絶妙に間を取ってくださっている。

塩田さんがいらっしゃらないことで、それを強く感じました。

スポーツの試合と一緒で、いつも100点のパフォーマンスなんてできるわけがない。良い日もあれば、悪い日もある。それが極めて正直な話であり、真実だと思います。

それでいうと、今日は、僕に限っていうと、決して良い方の試合ではなかった。4打数ノーヒットでフォアボール1つ。そんな感じでした。

妬み・嫉みをぶちまける番組きっての人気コーナー「みんな人間だもの」。今日は僕の順番でした。

実は、今日は、なんとなく二つ考えていて、どちらにしようか、直前まで迷っていました。その結果、オール巨人さんと番組ケータリングの話を選びました。

これも、正直、いろいろ自分の中では打ち損じました。

ちなみに、もう一つ考えていたものを以下に記します。

中西正男の懺悔

この番組でも何回も話が出ている文章投稿アプリ「note」。僕もやっているブログみたいなものなんですけど、投稿された文章を対象にしたコンテストも行われていて、2カ月ほど前「自分にとって大切なこと」というテーマに僕も応募してみました。

浦川さんのお言葉を借りるならば、僕は「文筆業の人間」。箸にも棒にも掛からんということはないだろう。そう思って、僕が考える妙味を詰め込みました。

ラーメン屋さんで、アテで注文した豚足を忘れられた不安。それでプランが狂い、もう一杯ビールを頼まざるを得なかった憤り。想定より会計が400円高くなり、店を出て夜空を見上げると、命を落とした仲間が北斗七星風に浮かんで見えるように、4枚の100円玉が浮かんでいた悲哀。そして、ラスト1行の伏線回収。

指折り数えて待っていた結果発表が、先日ありました。箸にも棒にも掛かりませんでした。

コロナ禍での葛藤。家族愛。人として守るべき領域。受賞作にはそんな世界が展開されていました。

リクルートスーツで模範解答を続ける人たちの横で、獣神サンダーライガーのコスチュームで面接官にドロップキックをぶちかますような振る舞い。そら、ライガーが採用されるわけはありません。納得!納得!

なんてことで、収まるようなマグマではありません。悔しい!ケッタクソ悪い!なので、今、マグマのインクで「自分にとって大切なこと」を時に記しています。

だって、そんな人間だもの。

どちらが良かったのか。それは分からないし、時間が前にしか進まない以上、どれだけ考えても“たられば”に答えはありません。

このnoteのタイトルが示しているように、僕はラジオが大好きです。

ただ、難しくもある。今日はそれを強く感じました。

だからこそ、なんとか、次は良い作品を残そう。そういう思いも出てきますし、これは何においてもですが、そういう思いを持ち続けていると、同じところをグルグルまわっているように見えて、らせん階段のように上に向いてはいけるのかなとも思います。

いろいろな思いが複雑に絡み合いながら帰宅。

今晩は貰い物の超高級肉を家で手切りしての焼肉でした。


肉のサシとともにあらゆる思いも瞬時に融けきり、そんな人間でもあることを再確認する46歳。

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