見出し画像

松井愛アナウンサー

「何かうれしいこと、あったの?」

スタジオに入るなり、言われました。

声の主は松井愛アナウンサー。

いつも通り、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」内の自分のコーナー「中西正男の芸能タックル」前にスタジオに入ったのですが、開口一番、言われました。

自分では全く意識はしていなかったのですが、ニヤけていたとのこと。マスク越しにもハッキリと分かるくらいに。

本当に、ニヤけていたのかどうかは今となっては分かりません。確かめようもありません。

ただ、何一つ絶対に見逃すことはない松井さんがニヤけていたというのだから、ニヤけていたのだと思います。

もしくは、仮にニヤけていなかったとしても、そこで「ニヤけていない」と否定すれば、かつての猪木寛至少年に地獄を見せた力道山のしごきのような空気感を番組内で味わうことになる。

どちらにしても、ニヤけていたことありきの未来が始まり、その続きは、今日の番組内でお話したような感じになりました。

松井さんの目は全てを見通します。先述したように見逃すことは絶対にありません。

誰かが会話の中で松井さんがかつて「今宮戎の福娘だった」と話そうものならば、堀口恭司選手のカーフキックより速く、強く「“ミス”福娘ね」という訂正が入ります。

おい!おい!おい!いいか!いいか!誰が何と言おうが、ミスなんじゃ!そこいらの福娘とは違うんじゃ!福娘の中の福娘、ミス福娘なんじゃ!オレは、オレは、オレは、ヒラの福娘だという発言を、絶対に認めん!

大仁田厚ばりの圧と熱を究極まで圧縮したエッセンスを一滴だけ垂らしながら「“ミス”ね」という念押しをする。

この眼力、スピード、ラッシュ力。類まれなるボクサーです。タイソンです。

ただ、圧倒的な眼力があるがゆえに、見なくてもいいものまで見てしまうところがあるのだと思います。

毎日、生放送のラジオをやる。

これはとても大変なことです。

様々な機能を積み込んだハイスペックスポーツカーの方が故障の確率が高いとも言われますが、その車体で日々長距離トラックのように走り続ける。この心労は大変なものだと思います。

誠に僭越ながら、せめて、僕としてはトラックステーションの豚汁定食みたいな存在になれたら。そう思いながら、番組に関わらせてもらっています。

どうすることが豚汁みたいになるのか。豚汁で本当に合っているのか。僕が豚汁の例えを持ち出すと、妙に生々しくなるのではないか。

分からないことだらけですが、心意気と方向性としては、そんな感じで毎週月曜、毎日放送に向かっています。

そして、豚汁以上に、自らがケータリングのパンをもらって帰路についています。

多角的に、感謝、感謝の46歳。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?