見出し画像

深田恭子さん

女優・深田恭子さんが適応障害で芸能活動を休止することを所属事務所が発表しました。

この話を聞いた時、驚きとともに「そうかぁ…」という、ある種の納得も少し出てきました。

そのあたりはYahoo!有料原稿にも綴らせてもらったのですが、この病名を聞いた時に、真っ先に頭に浮かんだのは「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんのことでした。

というのは、いわゆる闇営業騒動で謹慎生活に入った亮さんが診断された病名も、全く同じだったからです。

2019年12月にアップした相方・田村淳さんへの拙連載インタビューで病名が明らかになり、その時も話題になった病名でした。

亮さんがこの病気を乗り越え、復帰できた大きな理由は相方の田村淳さんの存在です。

愛と戦略を併せ持つ優秀な軍師がこの上なく身近にいる。この幸運があったことで、今、亮さんは当たり前のように仕事をしています。

いかに、人は人に生かされているのか。そして、人に傷つけられるのか。両方の事実を見せられる思いがします。

芸能人というのは、人から見られる仕事です。

うまく回っている時は、それが充実感や自己肯定感につながります。ただ、リズムが少しズレると、逆に「見られたくない」「もう、耐えられない」に転じる。

簡単な仕事ではない。シンプルなことを幾重にも再認識するニュースでもありました。

この上なくドチャッとした肉どんぶりで、複雑に入り組んだ思考を解きほぐす46歳。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?