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鋼鉄マンゴー

「メッセンジャー」あいはらさんの配信イベント「鋼鉄マンゴー」の生配信が終わりました。

他人行儀な綴り方となっていますが、本来、僕もABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」でご一緒している塩田えみさんとともに出演する予定でした。

しかし、1月26日に新型コロナに罹患。出演は見送りとなりました。

会場となったロフトプラスワンウエストのホームページから配信チケットを購入し、iPhoneにイヤホンをさし込んで自室で19時を待ちました。

イベントの内容は他言無用のため、出演予定だった人間自らペラペラと口外するわけにはいきませんが、僕が出られないとなって前日に急きょ集められたゲストの皆さまも含め、作家のだいかいさんも縦横無尽に動いてくださり、皆さんがそれぞれの形でイベントを盛り上げてらっしゃいました。

自分がそこにいたら。

そう考えると、あんなワードやこんなイヤミ、はたまたこんなセクシャルな戯言やあんなビーンボールを放出したのに。そんな思いも脳内からあふれ出てきます。

ただ、目の前には必死に有料配信イベントという非常にハードルの高い空間を作り上げようとしている皆さんの生身の姿がある。

イベント前日、使ってもらえそうな“メモ書き”はだいかいさんに託していたのですが、僕にできることはそれどまり。

有料である。配信である。

このとてつもなく重くて難しいテーマと戦っている皆さん。

それこそ“厭柱”のあいはらさんの元に集った気鋭の鬼殺隊が目に見えない上弦の鬼と戦う。

誰も傷つけぬよう、自らの肉を切り、普段の倍のスピードで刀を振るう厭柱。

何もできないからこそ、肉を削ぐ音、骨が軋む音がより耳に突き刺さる。

一人の観客としてこの上なく楽しみながら、一人の継子としてこの上なく胸も痛みました。

こちらは新型コロナ患者で自宅療養中の身ですが、幸い、今に至るまでずっと平熱の粋を出ず、症状はほとんどありません。

それでも何となく患者というロールプレイをしているからか、動きもどことなくスローモーになり、何かあれば寝そべりがちにもなっていましたが、この2時間半の配信を見て、全身の細胞に喝が入りました。

次の「鋼鉄マンゴー」は5月20日に開催予定です。

その時に戦力としてメンバーに入れるよう、決して「更迭マンゴー」にならぬよう、腕を磨きたいと思います。

そして、いろいろなことが二転三転しての開催となった「鋼鉄マンゴー」ですが、そこに対しての謝意も込めて、いつもの我々のイベントではありえない3日間の見逃し配信期間を設けています。

本当に、3日も見られるようにして大丈夫なのか。

厭の呼吸、一の型「禁忌斬り」を多用されていたファイトスタイルを見るほどに心配にもなりますが、そこには“プロの本気”が色濃く映し出されている思います。

感謝、感謝、そして深謝の47歳。

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