見出し画像

初投稿


今からnoteを始めます。

まがりなりにも書くことでご飯を食べている身として、新しい場で、新しいものを書くことへの障壁を感じていたのも事実です。

プロとして、何を、どんなトーンで書くのがいいのか。それを考えつつ、アプリを入れてから1週間が経ちました。

そんな中、昨日、関西テレビで「マルコポロリ!」の収録に参加させてもらいました。

本番前、もう16年ほどお世話になっている漫才コンビ「メッセンジャー」のあいはらさんとお話をしていました。

あいはらさんが先週のMBSラジオ「メッセンジャーあいはらの夜はこれから!」の本番前にnoteを始められ、あいはらさんの自己紹介文を僕が書かせてもらった流れもあり、僕もノリでアプリをダウンロードしました。

そこであいはらさんから携帯電話を渡され「自己紹介文、もちろん思いっきりボロクソに書いといてな」との言葉をいただきました。

「―ろん、思いっきり―」のあたりで、既に「漫才コンビ『メッセンジャー』のまだ捕まってない方」という冒頭は書き終えておりました。あいはらさんとは、そんな関係です。

「マルコポロリ!」の収録前、会話の中で、あいはらさんからまた携帯電話を渡され「次は、こんな内容をアップしようと思ってんねん」と現時点での最新投稿「今日のあいはら 高揚する現場で…」の草稿を見せていただきました。

そこには共演の東野幸治さんやほんこんさんへの憧憬の念。そして、その方々と一緒に仕事ができている感謝の念が綴られていました。

あいはらさんの筆とは思えぬほど、素直に、真っすぐ、魂の暗部NO狙撃で。

その場では何もお話はしませんでしたが、それで言うと、僕も相似形の思いをそこで感じていました。

人一倍、テレビ・お笑いが好きで、小学生の頃から日本テレビ「久米宏のTVスクランブル」(1982年~85年)のコーナー「夢のハリセンおじさん」をビデオで録画し、全てのセリフを文字に起こしたりしていました。

そして、本格的にお笑いを見るようになって「この人、面白い人やなぁ」と思ったのが、ほかならぬ「メッセンジャー」のあいはらさんでした。

今に至るまで、僕の笑いの好みは「奇をてらわないストレートな漫才で、そこに毒や生き様が乗っかているもの」です。

まさに「メッセンジャー」はそのど真ん中で、とりわけ「この人、面白い人やなぁ」と思ったのがあいはらさんでした。

今から20年前、デイリースポーツの記者として読売テレビ「ZAIMAN」の漫才台本募集に応募しました。そして、ありがたいことに賞をいただきました。

高齢化社会に応じて、電話番号の代わりに戒名が登録できる。着メロの代わりに、人によって異なる線香のニオイが携帯から漂ってくる。

そんな自分好みの毒を込めた内容でしたが、この台本をやってほしい想定演者として、名前を挙げていたのが「メッセンジャー」でした。

経て、経て、2005年から読売テレビ「なるトモ!」であいはらさんと毎週ご一緒するようになり、そこから、濃厚接触という概念を酢酸発酵させ、抽出した液体をピッチャーでガブ飲みするような日々を過ごしてきました。

憧れていた人と、当たり前のように番組で共演している。そして、その前段階として、いつの間にか、自分は会社員を辞めている。

感慨と機微がミルフィーユのように重なり、フォークを入れるたびにパラパラ散り散りになりもします。

ただ、楽屋に運んできてくださったケータリングのコーヒーの奥行きが圧倒的に増したことで、ミルフィーユの存在感を再認識したりもしました。知らんけど。もしくは、知ってるけど。

こんな話、どこかしこで言う話ではありません。

そして、いざ言うにしても照れがしっかりと内在する話でもあります。

なので、あまり出してこなかったんですけど、ここでザーッと綴りました。

なぜ、綴ったのか。

「おはよう朝日です」が終わって、ごっそり実入りも減りました。

そして、起死回生を狙って昨年9月から始めたYahoo!の月額(300円)原稿も、現在、登録者35人です。

Yahoo!という世界的システムを駆使した学級新聞です。

有料のハードル、どんだけ高いねん!棒高跳びか!飛び方のtheoryも知らんし、棒のどっち握ったらエエかも知らんわ!そやけど、飛ばんわけにはいかんねん!西川きよしさんには及ばんけど、子供が二人おりますねん!

魂の叫び、失礼しました。

新たな可能性を求め、ボツボツ、そして、必死にやっていきたいと思います。広いお心をお持ちの方は、お付き合いいただけましたら幸甚です。

一歩を踏み出した46歳。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?