レココレ話

いままでブログを書いていたが、なんとなく放置していたので、こちらで再開。

こちらも放置になる可能性大だが、、、とくに気の利いたことなど書かないと思います。主に自分で忘れないように書きます。

レコード・コレクターズ 2020年 1月号
【特集】 ザ・ビートルズの遺伝子

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ひさびさにレココレを手に入れた。いま880円するのね。理由としてはTarget Earthから出したビリー・ブレムナーのレビューが載ったからである。レビューは行川さんが書いていた。ほめるとかけなすとかではなく、内容を説明したようなレビューだった。レビュワーとして極端なことをいう方が話題なりやすかったり印象に残ったりするのは確かだが、僕はこのようなレビューは嫌いではない。雑誌の立ち位置を理解したきちんとした仕事だ。まあ、ある意味販促誌ですから。

で、特集のザ・ビートルズの遺伝子である。これはストレンジデイズで同様の連載があったが、ビートルズの影響を感じるものを集めた特集で、今回はソニーから出た同コンセプトのコンピPower To The Popのプロモーションの一環なのかな、と思う。このコンピはかなりプロモーションが掛かっていて、大きなところでは新聞広告も出たと聞いているし、末端の末端ともいえる僕のところにも原稿依頼が来たくらい。僕はそのコンピをフックにしながらもパワーポップの流れについて書いて、という依頼でしたが。
その記事はこちら。

このコンピ、その宣伝の甲斐があって、売れているようです。

それで、よっしゃ勉強するか、という気持ちも含めてレココレ読んでるわけですが、まだ途中だけど、やっぱ息苦しいな、こういうのは。
ここに掲載されているバンドは好きなの多いし、ポップスの源流はビートルズにある、というのは真実なのかもしれないけど、そこに集約しすぎちゃうのは、どんながんばっても偉大なビートルズを超えられないんだよ、というマウンティングのようにも感じてしまって、息苦しいことこの上ないのだ。なので、いったん読むの保留。

とりあえずがんばってspotifiでこの特集に沿ったプレイリストを作ってみた。長いよ。自分用なんで。

全部聴き切れてないけど、全部聴いたらもう一回読んでみるかな。

そういう意味で、DOLLでツネさんがやったウィルコ・ジョンソンのインタビューに、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルのギターはモロにウィルコ・ジョンソンの影響受けてるよ、って話があって、ああ、たしかに言われてみればそうだ。これもビートルズの遺伝子特集と同じか?でも違うなぁ。どう違うか、はっきり言語化できないが。

ウィルコ・ジョンソン(ドクター・フィールグッド)に影響受けて、なんでギャング・オブ・フォーみたいな音楽になったのかな?って考えるのが楽しいわけで。そのウィルコ・ジョンソンはヴァン・モリソンをひたすら尊敬している、という面白さ。

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