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Target Earth Records 音楽について書いたり写真を載せたりします。 …

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Target Earth Records 音楽について書いたり写真を載せたりします。 パンク、パワーポップ、ガレージなどが中心かな。 あとレコードの話など 過去ブログはこちら http://targetearth.blog114.fc2.com/

最近の記事

ROCKBOTTOM解散!

ひじょうに長い間更新していないブログで久々に書く記事がこれかよ、というのもありますが、、、 先日の金森くんの脱退をもってROCKBOTTOMは解散となります。 今後、稲垣、こうじ、SHOESの3人はそのままですが別のバンド名のもとに活動するということです(それぞれが別にやっているバンドもそれぞれ続くはず)。それなら解散することないんじゃないか?とも思いますが、ROCKBOTTOMの名前には区切りをつけたいということなんだろうと解釈している。 事実をもとにした時系列のヒス

    • The Evil HooDooのライブ盤

      The Evil HooDooのライブアルバム "The Evil HooDoo in GARAGE ROCKIN' CRAZE" live at Shimokitazawa SLITS 1995.8/20"がリリースされた!突然! このアルバムはそのタイトル通りGarage Rockin' Crazeに彼らが出演したときの録音である。この音源はリリース元レーベル”Search Of Many"の主宰EL-QUANGO氏が当時SLITSのスタッフであり、自主録音して寝かし

      • High Style "Dangerous Discotheque"7インチのことなど(後編)

        前編はこちら 前編と後編のバランス間違えてるから、後編長いですよ! ライブでHigh Styleを観て写真を撮っていたけど、マンジさんとは面識がなかったというのが前回の話ですが、ではどうやってマンジさんと面識を持つに至ったのか?というのから書きます。一般に言われるHigh Styleの話とは少し違う趣向の、今はややタブーとされている話もありますので、マズかったら消しますが!笑 ど真ん中のHigh Style史はいずれマナブさんあたりが書いてくださると信じて、僕の方はかなり

        • High Style "Dangerous Discotheque"7インチのことなど(前編)

          High Styleが10年ぶりとなる7インチ"Dangerous Discotheque"をリリースしたので、この機会にHigh Styleのことを少し書いてみたいと思います。 購入はこちらから High Styleはレコーディング・アーティストとして捉えるならば非常に寡作なバンドである。オムニバスへの参加はあるものの、35年くらい?の活動期間において、単独作は3枚の7インチという少なさ!次は2030年くらいかな笑 マンジ、マーク、ぼたん、よしたかという現在のメン

        ROCKBOTTOM解散!

          Firestarter -Demolition Tapes の極私的解説(後編)

          前編はこちらを読んでください 前回は1999年のデモの話で終わりましたが、このCDではそのあと2004年までデモ制作は期間が空く。あたりまえの話なんだけど、2000年に1stアルバムがあり、その後シングルやセカンドのリリースもあったということで、デモではなくどんどんリリースしていく流れとなっていくからであると言えるだろう。 このアルバムより前の話、いつだったか、僕は当時笹塚に住んでいたアニキの部屋に遊びに行ったことがあった。どっち派ってことではないんだけど、僕はわりと

          Firestarter -Demolition Tapes の極私的解説(後編)

          Firestarter -Demolition Tapes の極私的解説(前編)

          先日の配信ライブを観たのもあり、Firestarterについて書いてみようかな、と思って。 Firestarterの1998~2004年のデモを集めた(2000年のライブも1曲入っている)"Demolition Tapes"なるCDが出たので、これについて書いてみます。 今から書くことは、まずこれ買って聴いてないとわかんない話なのかもしれないんで、そこは許してね。 このCDにはMangrove Labelによる、ごく簡単なメモのような解説が付いている。あえて、このよ

          Firestarter -Demolition Tapes の極私的解説(前編)

          HAZY SOUR CHERRYについて

          今日はHAZY SOUR CHERRYについて書いてみようと思う。このアルバムは昨年リリースされたものだけど、もうすぐLPも出るみたいですね。これも僕が普段紹介する系統とは少しずれるかもしれないけど、思うところあったので書いてみます。 結成の経緯などはこちらのインタビューに詳しいので読んでもらえればと。こうやってデータ的な説明を省くのは悪いクセですが、面倒なので(笑) 上記のインタビューによると、HATEMANのジュン(Gt)、OCHA∞MEのつづみっこ(Vo & T

          HAZY SOUR CHERRYについて

          NAGGSについて

          今回は福岡で活動しているNAGGSというバンドについて書きます。彼らが初のCDを出したので、それにかこつけて何か書こうというわけです。 これがNAGGSが今年出したファースト・アルバム。 NAGGSは2016年に結成ということなんだけど、リーダーの佐藤くんを認識したのはtv.orphansのベーシストとしてであった。tv.orphansに関してはまた別の機会に書きたいけど、今の福岡を象徴するバンドだと勝手に思っている。地元の人に言わせればまた別の意見があるとは思うけど、僕

          NAGGSについて

          Tokyo Localsの7インチ

          先日、THE GEARのCDとともに送られてきたTokyo Localsの7インチ、こちらについても何か書いてみようかなと思います。 A. Freedom B. Stepping Razor / Gimme Gimme Gimme Some Good Good Lovin' Tokyo Localsは元The HaiRのLui Bluesface(a.k.a. 杉村ルイ)を中心としたバンドでもう10年活動しているとのこと。昨年CDをリリースして、そのレコ発的なものが渋谷

          Tokyo Localsの7インチ

          THE GEARのCD

          前回の投稿 この最後にTHE GEARのCDを買うつもりだ(つまりまだ買ってない)ということを書いたら、それを読んだマネージャーのHさんが送ってくれた。なんか催促したような流れになってしまったが、本当に買うつもりだったんだよ!笑 なので、ありがたく聴かせてもらった。 30年近く前に一回ライブを観ただけの僕があんま偉そうなこと言うのも何だが、レビュー的なものを書いてみたいと思う。 奇しくもこの日、Pretty ThingsのPhil Mayの訃報がネット上を駆け巡った。

          THE GEARのCD

          THE GEARのこと

          THE GEARとは1980年代後期に関西のモッズ・シーンに登場したバンドである。 ぼくはこのバンドのライブを写真に撮っていた。1989年のモッズメーデーである。これはDollの取材として撮った写真であった。 これが31年の時を経て関係者の目に留まることになった。 切っ掛けとしては、今年のモッズメーデーが40周年というものすごく大きな節目であったのにも関わらず、コロナ・ウィルスの関係で延期とされたことにあった。僕は時々、気が向いたときに過去に撮った写真をフィルムからスキ

          THE GEARのこと

          THE STEMSのRichard Lane

          先週から今週にかけて、大物ミュージシャンの死が相次いだ。KraftwerkのFlorian Schneider、Little Richard、Betty Wright、ゴダイゴの浅野孝已、、、それぞれ偉大なミュージシャンであったが、The StemsのRichard Laneの死にはショックを受けた。RichardはThe StemsのほかChevellesの活動でも知られる。 NMEオーストラリアのニュース。ソースとしてはStemsのFacebookのようです。 僕はS

          THE STEMSのRichard Lane

          HALF SPORTSのアルバム

          ほんとうは毎日のように書いていこう!なんて意気込みがあったわけだが、なんとなく間が空いてしまった。 前回のを書いてからあとにリモートワーク状況になって、なんか仕事もまあまあ忙しくてパソコンで文を書くって感じになんなかったんですよね。あとはライブハウスとかが厳しい状況になっているということに関して自分なりにうーん、どうするべきなのか?とか唸ったりしていたわけです。 でも、なんか書きたいという気持ちもあるので、再開したい。 今日はHALF SPORTSの3rdについて書いて

          HALF SPORTSのアルバム

          追悼:笠井裕文(後編)

          前編はこちら 中編はこちら 前回の続き。 作業を一休みして昼ごはんにしようということになった。僕としては作業を進行させたいので、コンビニのおにぎりでもなんでもいいじゃんか、と思ってたけど、みんなで食べようというので近所のお好み焼き屋に行くことになった。僕はあんまり食に興味がない人間なので、基本的になんでもおいしくいただけるのであるが、みんなが言うには特においしいお店だったようだ。思い起こせばサガやんはちゃんと話したことがあったけど、ヴォンくんやオレッちとはちゃんと話した

          追悼:笠井裕文(後編)

          追悼:笠井裕文(中編)

          前編はこちら Thunderroadsが笠井くんの病院にお見舞いに行った写真が送られてきたとき「カーシーどうしたの?」などと訊いてみたが、その写真だけで何となく察した。彼は重い病気なんだと。 後から聞いた話だけど、笠井くんは病気のことを他言するな、ということを奥さまのしょうこさんに言っていたようで、でもThunderroadsが来る機会はめったにないだろうということで、しょうこさんの判断により半ばサプライズ的な形でお見舞いに行ったということだ。結果的にはThunderro

          追悼:笠井裕文(中編)

          追悼:笠井裕文

          2019年11月20日午前1時20分 神戸のバンド、Thee Bossmenの笠井くんが亡くなった。 享年50。 僕は笠井くんとはそれほど深い付き合いをした仲ではなかったが、僕なりに彼について少し書いてみたいと思います。 僕が笠井くんを認識したのは、いつだったか忘れたが、90年代(おおざっぱすぎるが、、、)、シェルターの楽屋であった。そのとき川崎くんもいたよな。90sのガレージバンドが好むようなウィンドブレーカーにキャップのようないでたちだったと思う。髪がキャップに収ま

          追悼:笠井裕文