ショカツサイの開花が始まりました

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画像2 繖山の麓にショカツサイとリュウキンカが群生している場所があります。もう咲いているかと、ワクワクしながら出かけます。ありました、ありました・・・。開花しているのは、まだこの一本だけ・・・。これから一斉に咲いてくるでしょう。ショカツサイの名前は、諸葛孔明にかかわる故事で有名です。戦には、これの種を持って出かけたとか・・・。食料確保のためでしょうか・・・。アブラナ科なので、そっと口にしてみると、アクもなく嫌味がありません。
画像3 そしてもう一種類、リュウキンカです。ショカツサイのすぐそばに群生しているのですが、環境が適しているのか、ショカツサイ同様に、年々、広がってきました。リュウキンカも、開花しているのはこの一本だけでしたが、一番花に出会うのは普段とは違う気持ちになります。リュウキンカには、花が大きいものや小さいもの、八重咲などがありますが、ここは大型のものです。
画像4 今日は、きぬがさ山・里山に親しむ会の定例活動日なので、登山道などの整備のため、山を登ります。
画像5 ササユリの種を自分の管理している山裾で採取した会員の方と2人で、播種するために仲間と別行動をとり登山道を登って行きます。倒木があれば処理をしながら、環境のよさそうな場所を見つけて播種していきます。
画像6 これはササユリの種の入った柄です。この中に種がイッパイ入っています。播種しても、発芽するのは一年あまりあとの来春になります。開花までは七年を要し、それまで育つ個体は少ないそうです。除草作業の際も注意し、大切に大切に保全しています。
画像7 明るい場所に置いてみると、こんな感じです。ユリ科の種は、ヒラヒラした羽のようなもの中に入っていて、風に乗って飛んでいきます。
画像8 道中で、綺麗なキノコに出います。カワラタケでしょうか・・・?
画像9 さらに歩くと、足元にハチの巣を見つけました。まだ、しっかりしているので、道標に引っ掛けてみました。もちろん、この時期は、ハチは見かけません。ハチは、木の室などで寒さをこらえて暖かくなるのを待っています。
画像10 北須田城址付近まで播種作業を行い、この付近で終了し来た道を引き返し、仲間と合流します。
画像11 活動終了後の帰り道、梅林の白梅に出会います。梅の花の時期になりました。3月になったら山背古道巡り、そして青谷梅林見学に出かける予定です。季節は変化して花の季節、春の訪れです・・・。

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