見出し画像

リレー小説 (第3話)

灯り。。。?

これは、希望の灯りなのか?

寒い中、歩き続けたおかげで、
朦朧としていたざっそんは、
とにかく体を休める場所が欲しかった。

そして、その希望の灯りの中へ
誘われるがままに、
吸い込まれていくのであった。

ここは、病院なのか?
それにしては、雑居ビルのような…

階段で3階。

何故エレベータが無いんだ?
こんなにヘトヘトだというのに。

案内をしてくれている
この娘は、看護婦なのか?

だったら、3階へ上がるまでの間
ちょっと肩を貸してくれ。

体重を半分ほど
彼女に預け、一段、二段と昇る。
ジーパンが、ヤケにきつく感じ、
階段を上手く登れない。


途中でふらついてしまい、
誤って、胸元に手が触れてしまった。

何だ、この感触。。。

以前にも触れたことのある
これは、一体…


ようやく3階までたどり着いた
ざっそんは、うっすら開いた目で、
部屋を見渡す。

外の灯りとは対照的に薄暗い。

「先ずは受付をおねがいします。」

看護婦の彼女が言った。

受付け台の向こう側には
黒いスーツを着た中年男性。

(珍しい病院だな。
普通は看護婦が受付にいるはずだが…)




「保険証は必要かな?
あいにく持ち合わせていないのだが。」

ざっそんが尋ねる。

「いいえ、無くても大丈夫ですよ。
とりあえず前金で、1万円いただきます」



つづく



リレー官能小説参加しました!

1話と2話を繋げたつもりですが
如何でしょう😁

やるからには完結していこう!
4話は、あっちゃん担当です。よろしく!

フォロワー減るな。きっと😂

第1話

第2話


ありがとうございます。100円で、6本増やせます。 あ、増毛の話です。