Gibson Fender どっちが良いギターか
左はギブソンのレスポールカスタム1969年製
シックスティー ファスートリイッシューと呼ばれるヤマハで買ったやつ
右はフェンダーのストラトE.C model 1989年製
レースセンサー ミッドブースター付き 三鷹楽器で買ったやつ
(まあどうでも良いか どこの楽器屋で買おうと)
このE.C.ストラトは 音がデカい
シングルなのに 他のギターより EMGのギルモアセットよりも出力が高い
エリックったら本当におおき〜い のよ だから
ヘッドルームが軟弱なZ…系 器材に突っ込むと インプットで歪んじゃう
(アクティブじゃないのに電池入れないと音が出ないから…プリアンプ内蔵?)
ラインレベルのインプットでもok (アンプのリターンにつっこんでもオーケー)
じゃ どっちが良いギターなのか?
エレキギターだからエレキの音がする それは同じかな
ただしニュアンスは全然違う
ストラトキャスターはベンディングした時の音の立ち上がりが特徴で
例えば ギルモアさんの シャイン オンの出だしフレーズ
FからGへ ベンドした時の音はストラトでしか出せない
それはトレモロブリッジをスプリングで
引っ張っている構造だから
ECモデルは5本のスプリングを僅かにフロートする様に調整して
アームは使えないんだけど
完全にフィックスのブリッジでは無いから
ベンドアップすると、ブリッジが僅かだけど浮くのよ それが良い
フェンダーのギターってテレキャスターもフィックスブリッジ
に見えるけど、ブリッジプレートの先の方は 僅かに浮いていて
プレートが共振する、
ストラトの場合トレモロブロックとスプリング両方が共振する
ブリッジをスプリングで引っ張った張力で弦のテンションとバランス
を取ってピッチを作っている構造だから
ベンドアップすると、ブリッジが浮き上がり独特なニュアンスが出る
スプリングで引っ張られるの感じながら弾いてるから
ベンディングした時の感覚が、レスポールやP R Sのフィックスのブリッジ
テールピースのギターとは全然違う
もちろん音の立ち上がりも変わってくる ストラトはどう組み込むかで
鳴りが凄く変わるギターだと思う マスタービルダーはそれを知っている
木材の材質 ラッカーどうのより 各パーツのバランス次第だと思う
(ビンテージストラトはまあ別の次元の話しかな プレーヤーの腕も…)
ベンドしてホールド それにビブラートをかけるみたいな
ギルモアのプレイ シャイン オンのフレーズはストラトならではかな
後、ビブラートやベンドした時 フレットで少し擦れるぐらいに 弦高をセットアップするとストラトらしさ全開に これはクラプトンもギルモアも出してる
何故かストラトって不思議とワイルドな気分のなれるのよ
多少チューニング狂っても ベンドで擦れても
ギターの方でどうにか面倒見てくれる って言うか
細かい事は気にすんなって感じのイイ奴なのよ
ベックも俺のフレーズはストラトが作り出しているんだ
ってコメントしてたと思う
これってレオフェンダーにとって最高の賞賛だよね
他のギターでも音色だけは似せる事出来ても あのニュアンスは無理
多分ペダルスティールも製作してた影響もあるんだろうね
やっぱり、レオ フェンダーは天才だと思う 未来派だし 物理学的エンジニア
こう言う人こそ 本当のゲームチェンジャーだと思う
ギブソンのギターはもっと正統派で、木工に長けた職人の楽器
ホローボディージャズギターとして有名なメーカーだった
ホローボディーのエレキギターを作ってたんだけど
ソリッドボディのギターはレスポールさんの発案で作ったらしい
だけど 当時あんまり乗り気じゃなかったみたい (ハンドメイドの職人だから)
クラプトンやペイジが使用した事で 今じゃ大変な貴重なモデルだけど
ちなみに58 59年製のバースト(2000万〜3000万ぐらい価格が付いてる)
皆んな良く語るけど本物のバーストなんか 弾いたことないんじゃないかな
俺は弾いたことないから 見たことも無いしさ
バーストが、どれだけ凄いギターなのか実際にはわからない
で、この69レスポールカスタムは1979年ぐらいまだ大学生だった頃に
道玄坂のヤマハで買ったもの(当時はオールドって言われてたんだけど)
当時で35万だったと思う それ以来ずーっと弾いてきた
ボディーもまだワンピースのマホガニーにメイプルトップ
ネックはスリーピースだけど変なコブボリュートはなくて
ネックジョイント は、Transitional tenon って呼ばれている
ロングテノンをピックアップキャビティでばっさり切った仕様で
ポットのコードは68で PAFじゃないナンバードピックアップって
ヴィンテージ パンケーキぎりぎりセーフかなって仕様 i にはdotが無いやつ
でも、あ〜俺 いま楽器弾いてんだなって気分になるギター
倍音の出方のピークが時間で変わっていくのがセクシーなんだよ
スムースに移って行く感じで
それがレスポール=サスティーンのイメージなってるのかも
(計測すればサスティーンはストラトの方が長いはず まぁどうでも良い)
ようするに、結局 違うんだよフェンダーとギブソンの楽器って
ストラトキャスターはスナイパー 共振して暴れたりしないから
ビッシと決まる ボルトオンのネックジョイント
歌もの バックで音がいっぱい鳴っている曲でもオーケー
ストラトだと分厚いミックスでも埋もれないで切り込んでいける
ブルース ロック フュージョン 歌謡ポップ なんでもいけるし
そんな訳でギタリスト達の70パーセント以上はストラト派なんだろうね
レスポールはジャズ ハードロック系 ガツンとかませるしね
ともかくギターが弾きたい マイケル無視 やめないスラッシュ
って感じでガンガン行きたくなる (トレブルをドライブしてBurnする…! )
本来はジョージベンソンみたいな クリーンだけどドライブするサウンドのギターなんだけど これが う〜んやっぱりギブソンって感じかな
ブルースブレイカー時代のクラプトンの音は やっぱりレスポールじゃないとね <コキっく もっと・コカくぅレ- くっぇ〜 ・〜〜フィードバック>
簡単に ギブソンはマホガニーのギター
フェンダーはアッシュかアルダー でメイプルのネック ボルトオン
と言う事で この2本どっちが良いかなんて俺には決められないです
結局 フェンダーとギブソンってどっちが良いなんて無いのよね
比べてみても しょうがないんですね 両方ないと困るって感じかな
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