Masao Nakajima

中島正夫。Musician

Masao Nakajima

中島正夫。Musician

最近の記事

Muerte del Angel

Astor  Piazzolla (1921-1992)/Muerte del AngelMusic compositions by Piazzolla, The "revolutionizer of Argentinean Tango," became popular in the1990 s ,and a number of his masterpieces including"Liber tango"and " Adios Nonino" are now new sta

    • アストル・ピアソラ(1921−1992)/ 天使の死

      ”アルゼンチン・タンゴの革命児” ピアソラの音楽は、1990年代にブレイクし、「リベルタンゴ」「アディオス・ノニーノ」をはじめとする名曲の数々は、クラシックを含む多くの演奏家の”新定番”となっている。同曲は、ピアソラが自身の五重奏団を結成して充実期を迎えた頃の1962年作。元々は、アルベルト・ロドリゲス・ムニョスの戯曲「天使のタンゴ」の劇附随音楽として作曲された。フーガに始まり、悪魔と天使が闘って天使が殺されるという絶望的な場面が、速めのテンポで描かれる。          

      • A Mature Piano Album Born From Fertile Music Experience

        This is a “seasoned”piano album created with unique sensitivity and sense.Masao Nakajima recorded Brahms’s Symphony No.1 with the Wroclaw Symphony Orchestra in Poland right before the release of this album and enthralled the audience with o

        • Classic Collector's/Masao Nakajima

          豊穣な音楽経験が生んだ、大人のピアノアルバム cd,booklet                                                                     これは、独自のセンスと感性で綴られた、”大人の”ピアノアルバムである。   中島正夫は、本作と前後して、ポーランドのブラツラフのシンフォニーオーケストラとブラームスの交響曲第1番を録音し、自然な感興に充ちた正統派のドイツ音楽を聴かせている。それと併せて接すればなお、彼の音楽性

          フレデリック・ショパン/ヨハン・セバスティアン・バッハ

          フレデリック・ショパン(1810−1849)/スケルツォ第2番変ロ短調0p。31                『スケルツォ』は元々『冗談』の意。音楽的には、ベートーベンがメヌエットに代えて交響曲やソナタの楽章に用いたことで広まった。既成ののさまざまな形態に新境地を開拓したショパンはこれを単独の楽曲として成立させ、全部で4曲の『スケルツォ』を残した。これらは、3拍子、3部形式、鋭いリズムなどスケルツォ本来の特徴を生かしながらも、情熱や華やぎ、憂愁や怒りその他種々の感情を盛り

          フレデリック・ショパン/ヨハン・セバスティアン・バッハ