ゼロから学ぶ はじめての古英語(#6 生放送3回目)

◼︎生放送3回目

And þā sende to Æþelbeorhte ǣrendwrecan and onbēad þæt hē of Rōme cōme and þæt betste ǣrende lǣdde; and sē þe him hīersum bēon wolde, būton twēon he gehēt ēcne gefēan on heofonum and tōweard rīce būton ende mid þone sōþan God and þone lifigendan.

●これまでの配信
これまでに読み進めた範囲の原文や文法ポイントにつきましては、以下を参照してください。


●文法
・動詞の変化
hātan ‘to call’
hātan-hēt-hēton-hāten
(不定詞-第一過去-第二過去-過去分詞)
※現代英語で言う「原形」は、古英語の文脈では「不定詞」と呼ぶことが多い。

cuman ‘to come’
cuman-cōm-cōmon-cumen


・theの格変化


・形容詞 強変化
形容詞が、「形容詞+名詞」の組み合わせで用いられる場合、その形容詞は以下の「強変化」の語尾変化をします。

なお、形容詞が「the+形容詞+名詞」の組み合わせで用いられる場合(つまり冠詞theと共に用いられる場合)、形容詞は「弱変化」の語尾変化をします。これについては今回はこれ以上は扱わず、またの機会により詳しく触れたいと思います。

※後日加筆します(最新の更新: 5月13日)


【参考文献】
• Davis, Norman. Sweet's Anglo-Saxon Primer. 9th ed. Oxford: Clarendon, 1953.

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