熱意の裏返しは……

今日は指導者としての熱意について書きたいと思います。

パワハラについても触れるので、賛否両論あるかと思います。もしかしたら、嫌な気持ちになるかもしれません。

突然ですが、私は元湘南ベルマーレ曺貴裁監督の熱さが好きです。湘南ベルマーレをドキュメントで追っているDVDも全部持っています。

このDVDはロッカールームでMTGをしている姿が撮影されています。その時の、選手の葛藤、監督がチームに対する鼓舞の仕方。見ていて胸が熱くなります。

そんな監督が、2019年のシーズン途中でパワハラが原因で退任されることになりました。

私はその記事を見た時に、衝撃を受けたとともに、行き過ぎた情熱は相手を傷つけてしまうのだと思いました。

そして、同時に大なり小なり自分も教え子たちに似たような感覚を感じさせてしまっているのではないかと不安にもなりました。

曹貴裁監督は間違いなく、ベルマーレの基礎を築きあげた人だと思いますし、そのサッカー哲学は尊敬しています。監督は情熱と熱意を持ってチームを指揮していたのは間違いないはずです。

ただ、人を傷つけてしまった。

どういう事が起きたかは、詳細は当事者同士でしか分かりませんし、例え同じ事が他の人達の間であったとしても、問題にはならなかったかもしれません。

ただ1つ言える事は、監督に熱意と情熱がなければ、こんな事件は起きなかったはずです。かといって、熱意や情熱がないと、スポーツはとても寂しいものだと思います。

では、何が正解なのか。

それは誰に分かりません。いや、少なくとも僕には分かりません。分からないからこそ、指導者と選手で探していく事が楽しいのかもしれません!!

野球の名門である履正社の岡田監督も参考になる本を書かれていますので、紹介させて下さい。

最後に、報道があった当時、元サッカー日本代表の戸田和幸さんもブログでその事について書いていたので、紹介します。

私は、スポーツに関わる場面で、選手として監督からパワハラというものを明確に受けた事はないです。そのため、完全にこの時の戸田さんの気持ちを理解する事はできていないと思います。ただ、読んでいて心が痛みました。

読んでいただきありがとうございました。