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経営サポートナビ 2022年9月号

私が所属している経営革新等支援機関推進協議会が2ヶ月に一度発行している情報誌が『経営サポートナビ』となります。毎週のメルマガで取り上げている点も含め、ネタをいくつかピックアップしてみました。フルバージョンは以下からご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1rAKa18ney3Ub6mO1iKb639jNMNxEms03/view?usp=sharing
 
<P2 IT導入補助金>

今年のIT導入補助金は該当するのであれば、『デジタル化基盤導入枠』が絶対おすすめです。なぜなら採択率が85%、450万までの補助、サービス利用料も最大2年間対象と大盤振る舞いだからです。
8月からセキュリティ対策推進枠も追加となりました。是非一度は該当するものがないかを見ていただければと思います。

<P3 就業規則の作り方>

経営者となって初めてわかることですが、就業規則は非常に重要です。なぜなら就業規則がないと従業員との労働トラブルが発生するからです。給与、賞与、退職金の計算方法、休暇の日数等について全て書いてあります。
就業規則には、記載しなければならない『絶対的必要記載事項』があります。労働時間関係、賃金関係、退職関係が該当します。
是非会社員の皆様も一度自社の就業規則を見直してみてはいかがでしょうか?意外な休暇、副業規定、福利厚生等が謳われている可能性があります。

<P5 資本性劣後ローン>

コロナの『ゼロゼロ融資』が終わり、今後倒産する企業が増えてくる見込みです。金融機関の審査も厳しいものとなり、簡単にお金は貸してくれなくなります。 
そこで政府系の日本政策金融公庫が積極的に資本性劣後ローンを推進しています。資本性劣後ローンとは簡単に言えば、借入金と資本金の合いの子みたいなものです。借入金は何があっても返済スケジュールに応じて返済しなければなりません。一方資本金は返済は不要ですが、お金が儲かったら配当しなければなりません。資本性劣後ローンはローンなので返済が必要です。ただし最長20年後一括返済とほぼ返済不要に近いものです。また利益が出れば金利が上昇し、利息を多く払わなければならないというものです。
お金がなければ企業は事業を継続できません。資金調達方法の一つとして検討してよいと思います。


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