どこかの誰かではなく、みんなの話

日々の雑事に追われ、やらなければいけないことを先延ばしにしている。

本当は、やって出来なかった自分にがっかりしたくないからやらないのかもしれないし、出来て世界が変わってしまうのに怯えてるのかもしれない。

要は意気地がないのだ。
現状維持は一番楽だし、でも一番退屈だ。

なりたい自分を妄想し、そのための努力はしんどいから、人を蔑んで高みに立ったような気になる。

前向きな人を見ると「こうでなくちゃ」と思い、後ろ向きな人を見ると「これでいいんだ」と自分がない。

本を読んだら頭が良くなったと勘違いし、
泣けない映画はダメな映画だと思い込んでいる。

そのぐらい単純なのに、自分は複雑な、一筋縄ではいかない感性を持つ人間だと思っている。

その思い込みが、大事だと思ったりもする。

してもない恋を妄想し、したらしたで叶わぬ恋だと身勝手に諦めようと病む。

自分なんかこの世に必要ないのだと憂い、そんなかわいそうな自分を構えと乞う。

悪いのは世間で、自分一人の力ではどうにもならないと言い訳し、何も動こうとしない。

ひたむきに動いてる人をカッコいいと思ってるのに、自分は我関せずでいる。

権力には屈さないと言わんばかりの態度で、だんまりを決め込み、いつの間にやら長いものに巻かれている。

などなど、などなど、、

生きてりゃいろんなことがある。
そのことを考える暇もないくらい、がむしゃらに生きよう。

あっという間に死ぬべきだ。

あなたは幾千もある星屑の、屑でもないのだから。

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