宮寺 匡広

アメリカ独立リーグを中心に活動する野球選手です。選手として活動する傍ら、ライターとして…

宮寺 匡広

アメリカ独立リーグを中心に活動する野球選手です。選手として活動する傍ら、ライターとしても活動しています。著書に自分と同じように海外を中心に活動する野球人たちへのインタビューをもとにしたノンフィクション、『NPB以外の選択肢―逆境に生きる野球人たち―』(彩流社)があります。

最近の記事

シーズン報告会

 早いもので、アメリカでのシーズンが終わってから瞬く間に2か月が過ぎました。1か月半が経ち、来年に向けた準備はすでに始まっています。今シーズン出た課題を少しでもつぶして、より成長した姿で来年また挑戦できたらと思っています。  今年はシーズン報告会というものを行います。自分の活動や著書である『NPB以外の選択肢』のこと、アメリカ独立リーグを含む海外野球のことなど、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思ったことがきっかけです。僕のように海外に挑戦し続けている仲間もこうしたイ

    • 現役の選手が本を出版するということ

       2017年、7月7日に僕の初めての作品となる『NPB以外の選択肢―逆境を生きる野球人たち―』が出版されました。  思えば、会社員を辞めて現役復帰しようと思ったのがすでに5年も前のことになります。その時に決意したのが、現役で選手をやりながら、先行きが不透明な中、挑戦を続ける野球人たちのストーリーを追った書籍を出版することでした。将来安泰の道を捨ててここまで来たのだから、他の野球人と同じことをやっていても仕方ない。自分なりの価値を造りたいと思いながら取り組んできました。  

      • NPB以外の選択肢

         高校野球の名門日大三高から2年浪人を経て、慶應義塾大学文学部に入学。  ですが、高校でも大学でも目立つような活躍はできず、公式戦出場は大学時代のわずか数試合。  卒業後、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンに入社しますが、2013年に海外野球に挑戦するために退社。以後、主にアメリカの独立リーグ(メジャーリーグ傘下に属さず、独立経営で運営されているプロ野球)でプレーしながら今に至ります。   小学生の頃からアメリカ野球に憧れを抱いていました。学生時代の実績はほとんどありま

      シーズン報告会