雇用者の年始
オフィシャルな始業日は1月6日となっておりますが、雇用者にとって、歳時のカレンダーなどはほとんど意味を持ちませんのよ。業務はやりたい時にやるし、作業だって好きな時に好きな場所で、だ。というわけで、本社オフィスに初出社。諸々の雑事を中心に静かな環境の中、LoFi-Chillを流しながら、粛々と作業中。おそらく、今年あたりから、いよいよ本格的に“雇用されない生き方”みたいなものが、決してマイノリティではなくなってくるような気配がある。そうなると、場所とか時間とかの頚城から解き放たれて、いよいよもって、被雇用者って生きにくい、という空気感が広がっていくんではないかしらん。
20年も雇用者をやっていると、いろいろと思うところがある。非難されることを承知の上で言うと、被雇用者の立ち位置を安全地帯みたいに考えている人材って、基本的には戦力にはならない。いつでも飛び出して、自分でスタートアップするのだ、というくらいの奴の方が遥かにスッキリしていて、ビジネスにおいては役に立つ。指示がないと業務ができないタイプは、なかなか厳しい時節を迎えるのではないかと。
まあ、雇用者には雇用者なりの苦労もリスクもあるんだけど、すべては自責なので、クリアなのよ。誰のせいでもなくて、自分の所為だからね。というわけで、ご近所の頓宮さんにて、ぱんっ!ぱんっ!。本年もよろしくお願いいたします。