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大谷翔平で一気に有名になったマンダラートという目標設定法をマスターしよう

大リーグで活躍中の大谷翔平さん。毎日ニュースになっています。その大谷翔平さんが高校時代に書いた「マンダラート」が脚光を浴びています(オープンウィド64ともいわれます)。マンダラートを目標設定に使った一つの例です。

当然のように、「自分もいつか大谷翔平さんのようになりたい」とマンダラートを書き始めた人、すでに書き上げた人もいるでしょう。今回はこのマンダラートについて話をしてみたいと思います。何も難しいことはありません。すごくシンプルなものです。ですが、一目で自分の目標を見ることができるメリットがあります。

自分で稼ぐプロジェクトでネットビジネスを始めたmasaです。ネットビジネスをはじめて、多くのことを知り、それを実践しています。マンダラートもその中の一つです。

今回は、マンダラートを使いこなすこと、さらに、図解思考という考え方にも少し触れながら、話を進めていこうと思っています。

そもそもマンダラートって何?

マンダラートを知らないという方は、ぜひ検索してください。9×9マス=81マスでできています。中央に目標を書き、その周りの8マスに目標達成のための要素を書きます。さらに、その外側に8マスに書いた要素を達成するための要素を書き入れます。

マンダラートは新しい考え方ではありません以前からあったものです。ですが今、話題になっているのは、大リーグで大活躍している大谷翔平さんがマンダラートを書いてそれを実現したことから脚光を浴びています。

中央には、「ドラフト1位で8球団から指名」とあります。高校生の時に書いたものですから、すごく高い目標設定といえると思います。各要素については、ネット検索すればたくさん出てくるので割愛します。

一つ疑問に思ったのは、「なぜ、12球団」ではなかったのかということ。日本のプロ野球は12球団ですから、8球団ではなく12球団でいいと思うのですが、どうなんでしょうか?まあ、個人的な疑問ですからどうでもいいことです。

話はそれましたが、マンダラートは、目標を細分化して表現する図解分析だということです。

なぜ、細分化が必要になるのか?

細分化がなぜ必要なのか?それをしないとどうなるのか?って思いますよね(私は最初にそう思ったので)。

例えば、「車を作ろう」という目標があったときに、あなたは何から始めますか?タイヤからつくる人もいれば、ボディーから手掛ける人もいるでしょう。でも、何人かで作る場合、バラバラい作り始めたら、どうなるでしょうか?

例えば、「フランス料理をつくろう」としたときはどうでしょうか?食材に何が必要でどういう調味料が必要で、何よりどういう料理を作るかも決めなければいけません。

例えば、「ネットビジネスを始めよう」としたときに、何からてをつけますか?ブログ、それともホームページ、それとも、SNSでしょうか?一人でそれをするなら、ましてや、経験も知識も資金もないとすれば、どうしますか?

一つのことを目標にした時、細分化し、優先順位をつけることで、スムーズに行動できるのは言うまでもありません。

まずは、ここからはじめて、次はここ。ちょうどプラモデルを作る感覚に似ています(男の人にはわかりやすいかも、女性にはぴんと来ないかも)。

車のプラモデルも、ロボットのプラモデルも箱を開けると小さな部品で一杯です。箱の絵のような車やロボットにするために細分化したものたちです。あとは、設計図(制作スケジュール)に従って組み立てることで、車が出来上がります。ロボットが出来上がります。

細分化とは、確実に行動をするための一つ手法です。マンダラートと同じです。一つの目標を細分化して、行動を具体的にすることで、行動しやすくなるのです。

マンダラートの欠点は81マスで限定されること

図解のメリットは、文章に比べて、「一目で理解できること」です。これは時間がなくても、今すべきこと、課題をはっきりさせることができます。また、行動をした時のチェックリストとしても使えます。

課題を一つ一つクリアしていくときには有効な方法です(プラモデルを作る時のように)。

では、マンダラートはなんにでも使えるかというとそうではありません。大きな欠点があります。それは81マスに限定されてしまうことです。「まずは、この課題を片付けよう」ということならこの欠点は大した問題にならないでしょう。

でも、もっと大きな目標や複雑な問題ならどうでしょうか?

例えば、大谷翔平さんのマンダラートの中に、「ピンチに強い」というものがあります。これを具体的に克服するためには「何をするのか」までは書かれていません。実際にどう克服したのか大谷翔平さんに会って話をしてみたいところですが、私と大谷翔平さんの間には何も関連することがないので聞くことは出来ません。

もし、具体的に「○○をする」ということが書かれていたら、よりスムーズに行動できるのは簡単に想像できるでしょう。

勘違いしないでください。マンダラートがダメだといっているわけではありません。一つの図解思考としては、ずっと使われてきていますから、ちゃんと意味がある方法です。

つまり言いたいのは、さらに細分化したいと考えたら、マンダラートだけでは足りないということです。マンダラートを補足するもの、あるいはより強化するものが必要だということです。

ここで一つ紹介したいのは、「ツリー」です。ツリー構造というのは、木の根っこ、枝、葉っぱに見立てて要素を書き込んでいく図解方法です。

ツリー構造のいい点は、関連した項目や時間を書き込むことができることです。マンダラートより複雑になりますが、より細分化して、関連性も把握できるという点では、メリットがあります。

ツリー構造は、偏差値が低い子供を東大に入学させるドラマ「ドラゴン桜」でも出てきていますので、ドラマを見た人は、「ああ、あれか」と思ったはずです。

マンダラートをはじめとする図解思考はネットビジネスに欠かせない

大谷翔平さんのマンダラート、あるいは、ドラゴン桜のツリー構造など、図にして考える手法を図解思考と呼びます。

すでに気が付いている人も多いかと思いますが、図解思考はネットビジネスでも欠かせないツールです。思考方法です。

特に私のように、経験ゼロ、知識ゼロ、で始めた人にとっては、ビジネスの知識は専門性も高く、簡単に理解することは出来ません。ですが、図にして考えると、ものや人の流れが見えてきたり、位置関係が見えてきたりとメリットは大きいです。

また、書籍をはじめ、ネットの情報をまとめる時にも、図解思考は役に立ちます。文章をそのまま書いたものより、視覚効果が高いために、記憶に残りやすです。

さらに、図を眺めていると、アイデアが浮かぶことも少なくありません。

もし、あなたが図解思考をまだ使っていないのなら、ぜひ一度図解思考に触れていてください。

もちろん、専門性の高いものですから、専門用語もたくさん出てきます。しかし、それも図解すれば、「なんだそういうことか」っておもうようになってきます

おすすめの書籍は、「頭がよくなる「図解思考」の技術」です。とても分かりやすく書かれています。何度か見れば(読むのではなく眺める)、なんとなくでも図にして考えることができるようになります。

図にすることが面倒という人もいるでしょう。実際、私も最初は面倒でした。ですが「今からすべてを図解思考で考えよう」とするから面倒なのではないでしょうか?時間があるときに、「これを図にするとどうなるだろう」くらいで始めるほうが身につくのも早いように思います(あくまでも個人的な意見ですよ)。

成功者とそうでない人の分かれ道

大谷翔平さんのマンダラートやドラゴン桜のツリー構造などから、図解思考のはなしまで幅広い話になってしまいました。

多くの方が今マンダラートに興味を持っているでしょう。そして、実際に書いているかもしれません。

ここで一つ成功する人とそうでない人の違いをお伝えしたいと思います。すごく簡単なことです。しかし、多くの人が成功しないことを選ばれているという話です。

マンダラートもツリー構造も、「書いたら成功できる」「書いたから満足」という人が実に多いです。どちらも、書くことが問題ではありません。問題なのは実行することです。行動を起こすことです。

マンダラートもツリー構造も、そのためのきっかけに過ぎないということです。

「マンダラートを書いたから、私も大谷翔平さんのように成功する」なんてことは起こりません。これは、年末ジャンボ宝くじを買ったから、年末には大金持ちになれると思い込むのと同じです。宝くじの場合は、それでも本当にお金持ちになる人はいます。しかし、マンダラートやツリー構造に関して言えば、「書いたから成功する」ということは決して起こりません。

折角時間をかけて書いてのです。ぜひ、行動してみてください。行動すれば、マンダラートやツリー構造に書いた目標設定も変わってくるはずです。何度でも書き直しはできます。書き直しては行動する。この繰り返しができるのが成功者になる秘訣です。

自分が行動できるまで細分化しよう

目標設定、そして細分化にいくら時間をかけてもいいと思っています。それが後になって、スムーズに行動に結び付くのなら、たっぷり時間をかけるべきです。

例えば、1週間かかったとしても、その後問題なく進むなら、足した時間ではありません。1か月でも同じです。

「成功者はすぐに行動する」といわれます。馬鹿正直にすぐに行動して失敗することが多いのは、あなたも経験してきたことではないでしょうか?

私は、トンネルの先に光が見えるまで、目標を明確にして、細分化して、計画を立てます。ここまでくれば、「すぐに」ではなく、「どんどん行動に移す」だけです

どんどん行動する姿は、「すぐに行動をしている」ように見えるものです。迷いなどないのですから。

最後に

図解思考を取り入れて、思うことがあります。考えることが苦手な人にこそ、図解思考は有効な思考方法だということです。

文章だと、言葉の選び方一つでとらえ方も変わってきます。ましてや、専門用語を、自分用に翻訳するようなことが頻繁に起これば、それだけで、「今、何を考えていたのだっけ」という状況に陥ってしまいます。

図解思考はそういう意味では、とてもシンプルな思考法だと思います。なんでも図解にできるとは思っていません。せっかく図解思考に触れたのですから、ぜひあなたのネットビジネスに取り入れてみてください。

あなたも大谷翔平さんのような成功者になる可能性はゼロではないのですから。


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