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【文章】見やすい文章にするために抑えるべき5つのポイント

様々な場所で文章を書かかなくてはいけません。文章を書かないことはないといっても大げさではないでしょう。

「仕事で文章を書くことがない。」という人でも、生活をする中で、履歴書や各種の提出物など、多くの場所で文章を書くことは多くあります。

いい文章を書きたいとおもうのは、誰でも思うことです。ブログ、noteやホームページを書く人だけでなく、サラリーマンも、OLも文章を書くことは多いです。

いい文章を書くために、必要な3つのポイントについてここまで、「わかりやすい文章」「読みやすい文章」について記事を書いてきました。

「わかりやすい文章」、「読みやすい文章」、そして、いい文章の3つ目は「見やすい文章」について書いていきたいと思います。

「わかりやすい文章」、「読みやすい文章」の2つのポイントだけでも、充分、いい文章になります。「見やすい文章」は、これらをより強調するといっていいでしょう。

これからお話することは、読者の第一印象を良くするにはどうしていけばいいか?という話に尽きると考えます。

つまり、文章をデザインしていこうという話です。
「えっ?文章をデザインする?」、って感じた方も大勢いるでしょう。

文章なのにデザインを意識しなければいけないのか?

「はい!」

例えば、noteでは、凝ったデザインということについてはあまり意識することはないでしょう。それでも、文章をデザインすることで、グッと見やすくなります。

広告やブログ、あるいはホームページやネットショップではどうでしょうか?
目を惹くデザインは必須の要素であるというのは、誰でもピンとくるでしょう。

実店舗では、短い文章(ポップ)ですら、デザイン一つで、印象は変わります。
それが、売上に影響することも少なくありません。いや、売り上げを何倍にもする効果があります。

文章も装飾したり、レイアウトしたり、その調整をすることだけでも、文章の印象は大きく異なります。

文章を装飾する5つのデザインの要素と1つの参考

文章を装飾するポイントは以下の5つが挙げられる。

・文字の大きさ
・文字の色
・空白
・句読点
・改行(段落)

上記の5つのデザイン要素とは別に、一つ参考として、以下のものがあります。

・書体

では、一つ一つ説明します。

・文字の大きさ

文字の大きさには、基準となる大きさと強調する大きさの2つを注意していきます。
基準の大きさとは、いつも使う大きさです。
noteでは、すでに基本の大きさが決まっています。
ですが、ホームページやネットショップでは、基本の大きさを自由に変更できる場合が多いです。
基本の大きさが小さい場合、画面に表示される文字の多さから、圧倒されることもあります。
逆に、大きすぎると、間の抜けた感じ(幼児向けの本)の文章とイメージされます。
個人的には、12~15ptを基本の大きさにすることが多いです。

文字の基本に対し、強調文字は、割と簡単に決めることができます。
強調文字は、2つあります。
一つは、基本の文字の大きさのまま、「太字」にする方法です。
これは、多くの書籍でも使われていますから、あなたもすぐに気が付くでしょう。
もう一つは、基本の大きさより大きくして強調する方法です。
これは、ブログなどでよく見かける強調の仕方です。
文字を大きくするときには、文中ではなく、一つの文として大きくすることです。
なぜなら、文中の文字を大きくすると、行間が変わります。
それは、とても見にくい文章になります。
一文だけだと、行間が空白と同じように見えますから、自然に見ることができます。
例えば、見出しは文字を大きくした表示の代表です。

・文字の色

文字の色も強調する方法の一つです。
何色を選ぶかで悩む人も多いです。
オススメは、メインの色の補色を選ぶこと。
補色とは、イメージが反対の色です。
ですから、強調には効果的な色となります。
もちろん、他の色でもかまいません。
強調の目的を達成できるなら、何色でもかまいません。

・空白

空白はどんなデザインでも重要な要素です。
空白は多すぎても、空くなすぎても、見やすさに影響します。
また、厄介なことに、読者によっても、イメージが異なります。
はっきり言うと、正解はどこにもないといっていい要素です。
あなたが「これなら」と思う空白の作り方を工夫する必要があるということです。

・句読点

文章において、句読点は重要です。
句読点とは、「、」「。」のことです。

会話や歌に例えるなら、「、」は小さな息継ぎ、「。」は大きな息継ぎと覚えるとわりと
使えると思います。

私が最近noteで気を付けているのは、「。」です。
文末の「。」の後は、改行するようにしています。
一文がはっきりすることで見やすい文章に見えるようになります。

・改行(段落)

改行は、特に空白行を入れることで、段落を現わすことになります。
ただし、改行を連発するのは厳禁です(空白行を沢山使って、白紙の状態を作る)。
もし、空白を作りたいなら、スペーサーを使うなど工夫が必要です。
段落は、言いたいことを一つにまとめたものです。
一つの話の終わりです。

それを注意するだけで、読みやすさもグッと良くなります。

・書体
書体を変えるとイメージ一変させることがあります。
私が今注意をしているのは、見出しはゴシック体、文章は明朝体を使うようにしています。
私の文章は、比較的長いものが多いです(とは言っても3000~5000文字程度です)。
また、内容が、肩ぐるしいので、教科書や小説などのイメージを持ってほしいと考えています(どちらも、ある程度文章が長い)。

日本語の場合、ゴシック体か明朝体が主流です。
他にもあります。
ですが、ネットでは、ゴシック体を普通使います。
あまり、明朝体を使うことはありません。

明朝体が使えるようになったのは、画面が高性能になってきたとか、パソコンの性能が良くなってきたから、ゴシック体と明朝体の区別ができるようになったためかも知れません(詳しいことは不明)。

見やすさは個人の感情を刺激する

見やすさは、読者によって変わります。
これは仕方がないことです。
いくら注意しても、これを変えることはできない要素です。

いくら気にしても、絶対もなければ、完璧もないことです。
とは言え、全く無視することでもありません。

できるのは、「公約数」的なものを求めるだけです。
「これは誰が見ても、強調された文字だ」とわかる文章にすることです。

最後に

見やすい文章は、デザインを考えること、デザインが大きな要素になるという話をしてきました。

もちろん、ここで書いてきたデザイン以外の要素もあります。
例えば、背景の色(模様)もデザインです。
何をそうすればいいのか?と悩むことが多いのも確かです。

一番気を付けたいのは、「読者がどうイメージするか」を常に頭に入れておくことです。

文章を書く目的は、デザインで秀逸なものを作ることではありません。
読者に伝えたいことがちゃんと伝わることです。
「見やすい」と感じるだけでも、読者は読んでみたいと思うことも少なくありません。

少し話はそれますが、Webデザイナーという仕事があります。最近人気のある仕事です。
Webデザイナーの仕事は、「Webをアートとして仕上げる」と考える人もいるでしょう。ですが、実際には、文章を見やすく、わかりやすくすることが最も重要な仕事だと私は考えています。

動くのあるサイトをつくることも、画像を駆使することも、確かに重要なWebデザインの要素だとは思います。

お客さんの心を刺激できないようでは、「ない」のと同じだと考えています。極端な考え方かもしれません。
しかし、サイトの目的を達成するためには、お客さんに行動してもらう必要があります。

人が行動するのは、心が動いた時だけです。

綺麗なサイト、アート作品のようなサイトは、見た目に綺麗です。
美術館に展示してある絵画や写真のようです。

ですが、ネットビジネスで需要なのは、「お客さんを動かくこと」です。
これを忘れた嫌いなサイトは必要ありません。

あなたができるのは、その手助けをすることだけです。

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