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工務店の広報の仕事〜宮崎 M図建築工房


本日は一緒に働いている仲間を紹介します。
広報のお仕事を担当してくれている八幡さんです。工務店の広報って?
その前に。僕が前に働いていた工務店には広報という部署はありませんでした。
そうかそういえば無かったな〜。と思ったら僕は調べます。歴史が好きなので広報の歴史を調べます。


ほぉ。1930年台の「栗屋」雑誌?で広報関連の文献が残されていたことや第二次世界大戦終戦後に軍部関連が広報を取り入れたこと日本の経済成長に伴って民間の証券会社や新聞社などから広まっていったとある。チラシ→新聞→雑誌→ラジオ→TV→pc→スマートフォン→SNSみたいな流れであろうか。
しかしながら1930年代も今現在(2024)も企業が広報を設ける理由は同じだ。
 
自分たちの商品や自分達の仕事を広く人に知ってもらう事である。そこに嘘や偽りがあってはならない。だからこそ時代を問わず「創業者の思い」や「企業理念」は大切なのだと思う。


僕らの企業理念は
『大工・建築士を将来なりたい職業NO .1にする』
『100年後の未来に誇れる建築物を残す』であります。

私が大工を志した30年ぐらい前はなりたい職業ランキングで野球選手や宇宙飛行士と並んで上位にいました。

設計図を書いて→木材を加工し→加工した木材を組み立ていく仕事です。
とても面白い仕事です。ですが一緒に修行してきた仲間たちも3年、5年と一人前になる前に離脱していきました。
僕も辞めたいと思ったことは何十回、何百回とあります。
ちなみに若い頃私が辞めたいと思った理由。

・先輩たちが厳しい
・給料が安い
・日当月給
・不器用だった
・数学的センスがいる
・休みが少ない
・若手のうちは仕事が回ってこない
・道具にお金が掛かる(投資)
・常に気を張っていないと命に関わる

などなど今冷静に考えればちょっと病んでいたのかよっぽど大工という職業に魅力があったのだろう。しかし50歳になる今あの頃諦めずに踏ん張った経験が今の助けになっている。

現代では大工を人気商売にするためにはこれまでの修行制度ではダメである。職人が絶滅する危険さえあり得る。
M図建築工房では社員制度を取り入れています。他の業界では当たり前であるが2024年現在でもサラリーマン大工は日本で数%しかいないだろう。

広報のお仕事はお客様のメッセージを届けるのはもちろん建築士・大工を志す、若い技術者にもHPやSNSを使って大工の魅力も発信してくれている。
自分の頭の中で文書やイラストを構築しPCを使ってパチパチと組み立てていく広報の八幡さんはある意味職人でもある。


広報の八幡さん

僕にはまったくわからないプログラム言語を駆使しHP屋さんと打ち合わせする姿はカッコいい。
住宅をつくるための資金計画、お客様それぞれに合った住宅ローンの説明、住宅に関わる税金など幅広い知識を要する。

今日も遠方のお客様にZOOMを使ってM図建築工房の家づくりのコンセプト、大切にしていることを丁寧に説明していました。
また近くに八幡さんが企画したイベントもあります。M図建築工房の家づくりに共感してくれる人達がたくさん来て頂けるとありがたいです。

僕たちの仕事は住宅やお店をつくることでありますがそこに住む人、そのお店を利用する人達のウェウビーイング(幸福感)、価値を高めることが使命だと思っています。昨日よりも1mmでも会社が成長するためにこれからも広報の役割、楽しみであります。

特技:名前を覚えること