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アベンジャーズ・インフィニティウォーと環境問題

専門学校の授業も終わりました。2年はもうこれで終わりなんですが、1年は来年度もあります。1年最後の授業では、広島大学山田先生も著書の中で取り上げていた映画『アベンジャーズ・インフィニティウォー』を鑑賞しました。長い映画なんで途中までですが。

今考え方は「人間中心主義」から「人間非中心主義」に変化しています。「人間非中心主義」の中にも生態系を中心に考え、その生態系に害を及ぼす生き物は間引くべきという「生態系中心主義」か、細菌などの生物にも尊い命があるという「生命中心主義」かの二つに分かれます。

宇宙の均衡を保つために人口を減らすことを試みている映画の悪者サノスはまさに「生態系中心主義」者で、それに立ち向かうアヴェンジャーズは「生命中心主義」者であります。

「生命も大切だけど、生態系も守るべき。だからサンゴも保全すべき」という人もいるでしょう。なぜ?と聞くと「サンゴがないと人間は生きていけないから」と答えるでしょう。てことは「生態系中心主義」をうたっておきながら「人間中心主義」の考え方じゃないの?と。頭グチャグチャになりますが、この映画は生態系と生命を考える上で非常に面白い作品だと思います。

環境問題に取り組み場合、良かれと思ってうやったことが、逆になることが多々あります。
なので皆さんで考えるためにも環境倫理学という学問領域もあるのです。そして自然環境への考え方は一つではありません。

グレタさんの映画やアル・ゴア元副大統領の映画よりか環境の勉強をするにはためになるのではないかと思っています。
オススメの作品であります。

また映画『もののけ姫』も環境を学ぶには良い作品だと思います。

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