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パレードは続く〜マジカル・パンチラインとの日々〜3

ひとかけら

毎週の様に会えてたのが1ヶ月2ヶ月と会えない日々が続いていた、僅かに沖口優奈と清水ひまわりのネット配信があるだけ、今日蒼のリリイベと対バンで明け暮れていた昨年の初夏とは大きく異なる日々の中、リモートでのライブが開始される、もちろん有観客のライブが1番だがリモートライブのアプリは大繁盛になっていた、そうしてそのリモートライブで、9月5日の周年ライブをリモートで、9月末に神田明神での有観客ライブが発表された、ようやく一筋の光が差してきた、やっと会える!

9月に入り急遽沖口優奈のラジオの公開放送、浅野杏奈の出演映画メグライオンの舞台挨拶が行われた、久しぶりに見るマジパンメンバー、公開放送の後沖口優奈に「会えて嬉しかった!」と言ったら何とも言えない顔していたのが印象的だった、自分がエキストラ出演したメグライオンでは、浅野杏奈の演技の上手さに驚いて、もしかしたらいつまでもアイドルはやってくれないんじゃないかと、ふと思ったりした、そうして9月5日が来た

その日は何時ものリモートライブの時と同じ様に、ファン同士のチャットで雑談していた、その中の一人が「リハの模様がオンエアされてしまってる、なんかSNSで変な噂が出てますねー」と言い出したが大して気にも止めずリモートライブに突入

ポニキャン曲含めて既存曲を全部披露するのがこの日の目玉だった、実際素晴らしいライブであと半月でまた生でこれが聴ける日々が始まるとワクワクしていた、あの瞬間までは…

アンコールで突然“大事なお知らせ”を告げられる、アイドル界では重大発表はポジティブな知らせ、大事なお知らせはネガティブな知らせとされてる、自分がマジパンを追いかけ出して、初めて“大事”なお知らせという告知を聞いた、沖口優奈が浅野杏奈、小山リーナ、清水ひまわりの卒業を発表、続いてそれぞれからコメント、浅野杏奈と小山リーナは卒業後も芸能活動を継続、清水ひまわりは引退する事も告げられる、あっさりとその時は来た

11月3日に新宿ReNYで3人の卒業ライブ、神田明神でのライブ、リモートで行われるTIFへの出演、10月、君だけパンチラインと言う、定員6人で30分の大久保のライブハウスで行われるイベントが発表、つまり運良く抽選突破しても会えるのは3回だけ、君だけパンチラインに複数行ける可能性があっても卒業後引退する、清水ひまわりに会えるのはそれだけだ

そうして沖口優奈、吉澤悠華、吉田優良里の3人は残りマジカル・パンチラインは継続、新メンバーについては追って発表されるとの事

神田明神での久しぶりの有人ライブ、特典会は無し見送りのみだが、ライブは盛り沢山、最後のお見送りでひまわりは自分を見て大きく手を振ってくれた、運良くチケット手に入れてもあの笑顔を見られるのはあと2回

リモート開催のTIFで、マジパンは出演したイベントを席巻、全て優勝する、そうしてリモートのスカイステージ、夜の最高のロケーションでの伝説のライブになった

君だけパンチライン、これは大久保のライブハウスで1回の公演が30分、1人から6人までの定員で、1人で独占するもよし、2人から6人の仲間集めて見るのもよし、セットリストも申込者が決めるという企画、当然熾烈な競争率で自分は落選したが、声かけてくれた方がいて無事入場、常時撮影可能だった、多分この6人を間近に見られるのは最後だ

TIFで新メンバーオーディションの開催が発表された、この時点で自分は11月3日以降如何するのか決めかねていた、ひまわり卒業ならドルヲタは辞めて競馬場とロックに戻ろうと思って居たのだが、新メンバーオーディションも気になる、残る3人に対する好奇心も芽生えて居た、競馬場もまだ制限がかかって居た、ロックフェスも開催が厳しく軒並み中止、戻る所すら無かった、11月3日以降もドルヲタ続行しかなかった


11月3日が来た、新宿ReNYには早くからファンが集まっていた、遂にこの日が来てしまってのだ、ライブはこのマジパン3期の集大成とも言えるライブ、最高のライブだった、ひとかけらの曲が最も染みた日だった、そうして最後のチェキ

ひまわりは最後のチェキを撮ったあと何時もの様に「またね!」と言った一瞬戸惑う、他の人にも聞いてみたらやはり「またね!」と言われたと言う、コレは、私は帰ってくる!というメッセージだったのかも知れない、とにかく一旦終わりだ、新メンバーが決まりそれを見てから決めようと思い新宿を後にした

12月になり正式にひまわりのマジパン時代のツイートが消滅したが、卒業メンバーで1番早く動き出したのはひまわりだった、ゲーム配信が毎日の様に配信された、マジパンは最初の審査を通過した50人余りの候補生によるアプリの配信での公開オーディションが始まったいた

50人余りがアプリでの投げ銭ポイントを競う、1位2位は優先で最終審査へ、だがポイントだけが選考基準ではないというもの、とはいえあからさまに人気の差が出る、1回で数百人の閲覧者が居る候補生もいれば二桁にも満たない候補生も居る、案の定2日で脱落者が出て、沖口優奈が「アイドルはグループ同士もグループ内でも常に比べられるので、挫けないで頑張れ!」という様なツイートが出た、自分は学校の都合で5日遅れで配信を始めた娘を応援していた、他のファンもそれぞれの候補生を見つけて応援、公開オーディションは思ったより楽しかった

年が明け最終オーディションに進んだ候補生が発表、1月末に遂にマジカル・パンチラインの新メンバーが発表された



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