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ペースメーカのモード

今日からはペースメーカのモードについて徐々に綴っていきたいと思います。
👇ペースメーカ手帳では最初に記入する部分ですね👇

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モードといえばNBGコード!!
NBG(NASPE/BPEG Generic pacemekaer code:国際ペースメーカコード)
※NASPE:North America Society of Pacing and Electrophysiology
(アメリカの団体)
※BPEG(British Pacing and Electrophysiology Group
(イギリスの団体)
正式名称を書くとこんな感じですが覚える必要ないです 🤣
要は、VVI・AAI・DDD などのことです。
一番目にするのはDDD・VVIだと思いますがDDDRとかSafe-Rとかも目にすることもあるかと思います。
ちなみに
1番目の文字は刺激(ペーシング)する部位
A:心房、V:心室、D(dual):両方(心房と心室)のどれかです。
2番目の文字は感知(センシング)する部位
A:心房、V:心室、D(dual):両室(心房と心室)のどれかです。
3番目の文字は感知した興奮波に対する反応
I:抑制、T:同期、D:抑制と同期の両方のいずれかが入ります。

NBGコード

ざっくり表すとこんな感じです。
ペーシングはペースメーカにとって1番大事な仕事なので1文字目にくると覚えましょう。
次に大事なのがセンシングなので2文字目と覚えましょう。
3文字目の『T:トリガー』は『引きがね』という意味です。要はきっかけがあれば作動しますということです。『I:インヒビット』は『抑制』という意味になります。正直『T』だけの文字はほとんど使わないので『I』とIとTの両方の意味合いを持つ『D』を覚えればどうにかなります。

『D』はDualの頭文字で二重とか二者という意味合いなのですが、なじみがなければ『Double:ダブル』の『D』と置き換えてもよいかも😁

次回から1個ずつ各モードについて書いていこうと思います。

『ペースメーカをゆるりとひもとく』公式ラインを始めました。
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